三洋電機は2010年10月18日,兵庫県の加西事業所に建設を進めていた「加西グリーンエナジーパーク」を報道陣に公開した。同社はこの加西グリーンエナジーパークを,パナソニック・グループによる最新の「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」「エネルギー・マネジメント」の実証実験の場として位置付け,約50億円を投じて,1MWの太陽光発電システム,1.5MWhの蓄電システム,さまざまな省エネ機器を制御する「スマートエネルギーシステム(SES)」などを導入した。「CO2の25%削減」という目標を掲げ,年間2480トンのCO2排出量を削減するとしている。