F1は信頼性の危機に向かって走っている スチュワードが、陰謀説を唱える人々が合理的な意見を述べていることを証明することに努めているようではF1も終わりだ。非があるとしたらフェリペ・マッサなのに、セバスチャン・ボーデにペナルティを科すというスチュワードの裁定を支持する理由は、偏見以外に見当たらない。ボーデはこの裁定に当惑したが、同じ思いをしたのは彼だけではないだろう。 またもやレース結果を遡及的に書き換える事態のあと、ボーデは記者らにショックを受けた口調で「なぜだかわからない。僕は何をしたのだろう。何か間違ったことをしたとは思わない。そもそも僕は何をするべきだったのかがわからない」と語った。「レッドカーペットを広げて彼にコーナーを譲ればよかったのかな。僕にできたのはそれくらいだよ」 右の写真は静止スナップショットに過ぎないが、ボーデに責任があるとされたアクシデントの一瞬前、彼は期待されている
好きなものは空と緑とS2000とガンダムとラジコン・ミニ四駆、Perfume(かしゆか)。ときどき子育てとキャンプ。 今年2008年、富士スピードウェイ(FSW)で開催されたF1日本グランプリは天候にも恵まれ、無事に終了しました。もっとも憂慮された交通機関、チケット&ライドシステムはうまく機能し、三日間通して大きな問題もなく、また目立った渋滞や待ち時間もなく予想以上にスムースに運営されていました。 昨年の様子はこちら⇒F1 日本グランプリ in 富士スピードウェイ 2日目:地獄絵図 (2008年:決勝終了後、山中湖行きバス停。待ち時間ゼロ) ではなぜこれほどまでに上手くいったのでしょうか。それは以下の方策を徹底して行ったからではないでしょうか。 1) 集中から分散へ 2) ボトルネックをなくす 3) 運営を徹底し十分以上の人員配置 1) 集中から分散へ まず去年2007年のF1富士。地獄絵
図2◎ミディアムコンパウンドのMAKE CARS GREEN TYREを装着したFerrariマシン (画像のクリックで拡大) ブリヂストンは2008年10月8日、2008年F1第16戦日本グランプリ前の記者会見を開いた。同社は今季から3年間、F1で使用するすべてのタイヤを供給することになっている。日本GPでは、FIA(国際自動車連盟)と共同で展開する環境啓発活動「MAKE CARS GREEN」のキャンペーンの一環として、「MAKE CARS GREEN TYRE」を使用する。 MAKE CARS GREENは、地球に優しいクルマの乗り方をドライバーに提案する活動で、各国の自動車クラブと協力して「環境にやさしいドライブと地球温暖化防止のための10のポイント」を訴求している。 MAKE CARS GREEN TYREは、ドライタイヤの溝に緑のラインを入れたもの。タイヤのスペックおよび性能は
現在の規約のもとでは、ドライバーは前のマシンより2秒以上速くなければ実際に追い越す可能性はない。来年は、コックピットからドライバーが調整できるというF1初の幅の広いフロント・ウィングなど、一連のボディワーク変更によりこの差が約1秒に短縮されるはずである。 2007年の初めにFIAの推奨によって設立されたオーバーテイク作業部会(OWG)は、フェラーリのロリー・バーン、マクラーレンのパディ・ロウ、ルノーのパット・シモンズから構成されるが、マクラーレンの先進F1シミュレータを使って古いバルセロナ・サーキットのターン1におけるオーバーテイクを評価した。既存の「1周あたり2秒」の条件を確認し、空力学的変更により、これを半減することにした。 OWGは、オーバーテイクを増加するためにFIAがかつて提案した中心線洗流生成ウィング(CDG)リア・ウィングには欠点があることをすぐに見出した。OWGは、計算流体
ニコ・ヒュルケンベルグを2年連続で起用し、ドライバー・ラインアップを変更しないことを発表した。 継続性を第一に考えたチームは、来シーズンのFW31の重要な導入にニコ・ロズベルグがその才能と経験を生かせると信じている。 中嶋一貴はシーズンを通じて一貫性があり着実に向上している。チームは、一貴が来シーズンこの確かな基礎に天性のペースを積み上げていくことを期待している。 来年は技術規約が大幅に変更されるのでテストおよび開発に対する責任が増え、現在F3ユーロシリーズ首位のニコ・ヒュルケンベルグは重要な役割を果たすだろう。 2009年のドライバー・ラインアップについて、AT&Tウィリアムズのチーム代表フランク・ウィリアムズは「同じドライバーで2009年を迎えることができて喜んでいる。ニコ・ロズベルグはF1で最も能力あるドライバーのひとりで有り続けるだろう。一貴は力をつけつつあり、さらなる貢献を期待し
バーニー・エクレストンはシンガポールで、ナイトレースの次のターゲットは「日本」であると示唆した。 現在、富士スピードウェイが日本GPを開催しているが、2009年からの同GPはホンダが所有する鈴鹿との隔年開催になる予定である。 2006年に最後のグランプリを開催して以来、ピット・ビルディングとメイン・グランドスタンドが撤去されたが、"Motorsport Aktuell" は主催者側のサーキット改修案に夜間照明が含まれている可能性があると報じている。 先週末のシンガポールでは、オーストラリアGPの社長ドリュー・ワードの姿もあったが、彼はメルボルンは近い将来ナイトレースを予定していないと主張している。 彼は "Herald Sun" に「現在の契約は2015年まであり、ナイトレースは現状では除外されている。将来についてはわからない」と語った。 -Source: Home of Sport -M
フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、チームはシンガポールGP中の出来事を受け、ピットストップ信号システムの問題を検討すると述べている。 フェリペ・マッサは、最初のピットストップ中、給油ホースがマシンに挿入されているにも関わらず青信号になったため、優勝のチャンスを失った。 マッサはホースをつけまたま発車してメカニックを倒した後、ピットレーンの端でホースを取り外すために停止した。 このトラブルの原因は人為的ミスだったが、フェラーリは2度目のピットストップでは従来のロリポップを復活させた。 ドメニカリは「残念なことにミスがあった」と語った。「あのようなセイフティ・カーの状況では多くのマシンが入ってくるので、電子システムではなく手動で操作していた」 「ロリポップを使う方がよいが、ロリポップの代わりに青信号をコントロールするのだが、残念ながらミスがあった」 「他のピットストップでの出来事
前回のヘレスのテストで、あるチームのテスト・マネージャーがひとりのカメラマンに近づき、ライバル2チームのマシンの部品の詳細な写真を撮影するよう依頼した。 そしてそのカメラマンが、そのような行為は不見識であり、全チーム、ドライバー、クルーとの関係を損なうと言って依頼を断ると、マネージャーは腹を立て、その後そのカメラマンをチームのガレージや他チームのすべての施設から締め出した。さらには7月のうだるような暑さの中、ケータリングのクルーにそのカメラマンに水のボトルを渡すことさえ禁止した。 先ほども言ったように、そのチームと大勢のまともな従業員に敬意を表して、このスパイ野郎の名を明かすことはしない。 しかし、スナップを撮られるはずだった2台のマシンとはフェラーリとBMWであり、奴は2007年のいずれのスパイ・スキャンダルにも関わっていなかった。 奴は自分のことだとわかっているはずだ。我々にもわかって
リーマン・ブラザーズはF1の商業権保有企業デルタ・トプコ(本社:ジャージー島)の16.8%の株式を保有しており、同社の過半数株式を所有するCVCに次ぐ第二位の株主である。 リーマンの株式買権はCVCにある。 CVCの英国マネージング・ディレクターのニック・クラリーは「実際問題、買い手は我が社だけだ」と語った。「これまでもリーマンの株式購入を申し出ているので、今回もそうするかもしれない」 クラリー氏は、株主の同意により同グループにあらゆる状況での支配権が与えられていると主張した。リーマンは「いかなる譲渡もすべて」承認しなければならないCVCにまず株の売却を申し出ない限り、株を売却することができないのだ。 さらなる未公開株式 しかし、株式に複数の入札者があれば価格は上がり、F1株式取得にすでに20億ドル(2,088億円*)を投資したCVCは嬉しくないだろう。連邦破産法第11章により破産したリー
ハミルトンは14日のイタリアGP中、旧敵でかつてのチームメイト、フェルナンド・アロンソを含む何人かと接触した。 アロンソはモンツァでスペイン人記者らに母国語で「彼は不必要な動きをした」と語った。「そしてグロックやウェバーに対しても同じことを繰り返した」 トヨタのティモ・グロックもハミルトンのドライビングについて質問されると、不満気だった。 グロックはRTLに「彼が何を考えていたのかわからない。僕は彼のすぐ隣にいたが、スペースを全く残さなかった。ときどき彼はトラックには自分ひとりしかいないようなドライビングをする」と語った。 「次回(トラックで)彼と一緒になったら、僕が同じことをするつもりだ」 またハミルトンは、最初のシケインでマーク・ウェバーとホイール・トゥ・ホイールのバトル中に接触した。 ハミルトンはレース後「確実にインサイドをカバーするようにしたが、水溜りがあったのでそこを走りたくなか
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