大相撲の横綱白鵬関は8日、名古屋場所で天皇賜杯などすべての外部表彰を辞退した日本相撲協会の対応について「全力士は、賜杯を頂くためにけいこに励んでいる。心から残念に思う。あまりにもやり過ぎという思いもある」と話した。 この日朝、出げいこ先の陸奥部屋(名古屋市西区)で報道陣の取材に答えた。野球賭博問題のため、名古屋場所は開催しても異例の場所になりそうだ。「自分たちの手で、国技をつぶす気なのかと思う」とも語った。 NHKの生中継が中止になったことにも触れ「世界中で楽しみにしている人がいる。日本だけの問題ではない」と、出身地モンゴルのファンを気遣った。