NHK視聴者コールセンターの対応責任者が、自民党総裁選をめぐる報道について問い合わせた女性視聴者に対し、「自民党のPRです」などと発言していたことが9日、わかった。 NHK側は女性に謝罪し、この責任者を電話応対業務から外し、処分した。 NHKは9月10日の「ニュース7」で、時間を30分拡大して自民党の総裁選を放送。ニュースを見た女性が、「総裁選報道が長すぎるのでは」などと問い合わせた。 NHKはコールセンター業務を関連団体の「NHKサービスセンター」に委託。NHK広報部は「誤解を与える不適切な発言で、視聴者の方々におわびします」としている。