1月4日、94年から15年続いた歴史に幕を降ろすことになった、日テレものまね特番『ものまねバトル』。 この番組の成立には、もともとフジテレビのものまね番組で「ものまね四天王」のひとりとして大人気だったコロッケと、当時のフジテレビプロデューサーとの確執が背景にあった。フジから飛び出したコロッケを中心に、大手に対するインディーズ団体のようなスタンスで始まったかのようではあるが、コージー冨田、原口あきまさといった新しい世代の実力派のものまねタレントがこの番組からブレイク、その後もホリ、神無月、イジリー岡田、前田健といった現在も人気の実力派が次々に登場。それと前後して、マンネリになっていたフジの『ものまね王座決定戦』を終了・リニューアルに追い込むなど、「ものまね番組」といったスタンスでは、完全に日テレのほうに分があるように思えていた。ちなみに、日テレ、フジ両方に出演するタレントはなく、同ジャンルで