RKKコンピューターサービス(RKKCS)、日本アイ・ビー・エム、ミラクル・リナックスの3社は3月11日、埼玉県上尾市の電子行政システムの刷新を発表した。新基幹系電子行政システムは、2009年度をめどに実施を目指す税金のコンビニ収納などの新しい住民サービス機能や個人情報保護機能を装備し、3月3日より稼働している。 上尾市ではほかの自治体での事例を研究し、ホストシステムからオープンシステムへの移行を決定。新システム導入に際して10数社のシステムインテグレーターから提案を受け、機能/導入コスト面からRKKCSの採用を決定した。 システム概要としては、RKKCSが自社開発した電子行政のパッケージシステムとブレードサーバ「IBM BladeCenter」、Linux OS「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」、24時間365日連続稼働を実現する高可用性ソフトウェ
2008/03/11 Linux対応アプリケーションの多くは、サポートするディストリビューションやバージョンを特定している。典型的なのはRed Hat Enterprise Linux 4や5を前提としており、ほかのディストリビューションでの動作は保証しないというものだ。同じLinuxでもディストリビューションが違えば、カーネルだけでなく、インストールされているライブラリやコマンド、ディレクトリ構成、GUIなどに違いがあるからだ。パッケージシステム、コンフィグファイルも異なることがある。 ディストリビューションごとの非互換性は、UNIXがSun OS、AIX、Ultrix、HP-UXなどに分裂したのと同じ過ちを犯すことなる。そうした懸念から、Linuxの標準化を推進する非営利の業界団体「Linuxファウンデーション」が立ち上がったのは1997年。以来、同団体が策定する「Linux Stan
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く