有識者でつくる任意団体「政治と国民を近づける会」は2016年6月3日、国会議員の政治資金情報の検索・閲覧ができる情報サイト「ラポール・ジャパン」を開設したと発表した(図)。このうち政治団体別の収支集計についてはCSV形式のオープンデータとして公開した。費用は非営利団体を支援する「Googleインパクトチャレンジ」の助成金2500万円を充てたという。 同サイトは2014年の現職国会議員の関係政治団体2133団体のうち、2015年11月に総務省が公開した政治資金収支報告書448件と、都道府県選挙管理委員会が公開した1594件のリストについて、議員ごとに名寄せして検索できるようにデータベース化した。一人の議員が抱える複数の政治団体が、総務省や都道府県にそれぞれ提出した収支報告書の連結集計が見られる。知事や地方議員の政治団体は対象に入っていない。 これまでインターネットで政治資金収支報告書はPDF
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