前々回のエントリ(TokyoとかLondonとかNew Yorkとかの固有名詞には定冠詞のtheはつけないよ、という内容)が、予想外にもたくさんブクマされたことで派生したフォローアップ記事、昨日アップした分が流れで「前半」ということになってしまったが、今回はその後半を。 昨日アップした分では、たとえアメリカ人(俗にいう「ネーティブ」「ネイティブ」)から「theなんて細かいことは気にしてないよ」と言われても、外国語として英語を学ぶ立場ではそれを真に受けてはまずい、ということを説明した(つもり)。 いや、外国語として英語を学ぶのであっても、母語が冠詞というものが存在する言語であれば(フランス語をはじめ、欧州の言語は軒並みそうである)、「細かいことは気にしてない」と言うアメリカ人のようにゆるく構えていてもよいのかもしれないが、日本語には冠詞というものすらない。だから日本語母語話者にとって冠詞は把
![「Tokyoみたいな固有名詞にはtheをつけない」というエントリに対するブコメへのフォローアップ(長文) - Hoarding Examples (英語例文等集積所)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/712e3521d27fd0badab11cc333e0757132b7ab06/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fn%2Fnofrills%2F20210925%2F20210925085032.png)