【著者】 キャス・サンスティーン (Cass R. Sunstein) 1954年生まれ。法学者、ハーヴァード大学・ロースクール教授。専門は憲法、行政法、環境法。オバマ政権第1期では、 米国大統領府の行政管理予算局下に置かれる情報・規制問題局長を務めた。 法学と行動経済学にまたがる領域から、多数の著作を執筆。邦訳に『インターネットは民主主義の敵か』(毎日新聞社、2003)、『実践 行動経済学』(共著、日経BP社、2009)。 『熟議が壊れるとき』(勁草書房、2012)、『恐怖の法則』(同、2015)、『賢い組織は「みんな」で決める』(共著、NTT出版、2016)など。 【訳者】 田総恵子 (たぶさ・けいこ) 翻訳家。十文字女子大学教授。主な訳書に『フリードリヒ・ハイエク』(春秋社、2012)、『自由と市場の経済学』(春秋社、2013)、サンスティーン+ヘイディ『賢い組織は「みんな」で決める