dRuby 入門者によるあなたの身近にあるdRuby 入門 2024.08.24. 大阪 Ruby 会議 04

しおいです。 みなさまRubyKaigi 2022お疲れ様でした! わたしはありがたいことに去年に続き、DAY2に登壇する機会をいただきました。 rubykaigi.org 今年は3年ぶり2回目となる現地参加となり、本当に楽しいあっという間の3日間を過ごすことができました。 この記事では、今回のテーマを選んだきっかけ、実際に作ったもの、登壇本番のことや会期中のあれこれを振り返ります。 Wireshark + mruby + dRubyのお話をするに至ったきっかけ 今回は「Packet analysis with mruby on Wireshark - dRuby as example」というタイトルにて「mrubyを組み込んだWiresharkでdRubyパケットを解析する」という内容でお話をしました。 こうした登壇テーマを選ぶに至ったのは、去年2021年のRubyKaigi Takeo
訂正とお詫び (2022/3/5) この記事の最後に「WiresharkがdRubyに対応していないためキャプチャできなかった」と結論づけているのですが、筆者の不見識でWiresharkにdRuby用のディセクタがビルトインされていることに気づいていませんでした。 申し訳ありません。 以下のように設定するとdRubyパケットをキャプチャすることが可能です。 Wireshark > Preferences > Protocols > DRb ポート番号を指定する 以下は元の記事 (未編集) です↓ Ruby Advent Calendar 2021 17日目の記事です。 昨日は@okuramasafumiさんでした。 この記事は 2台の機器 (MacBookとThinkPad) がお互いに通信を行うような dRubyスクリプトを書き、その実際の通信の様子をWiresharkで眺める という小
Masatoshi Seki is a Ruby committer and the author of several Ruby standard libraries including dRuby, ERB, and Rinda. He’s an expert in object-oriented programming, distributed systems, and eXtreme programming. He has been speaking at RubyKaigi every year since 2006 when the Kaigi first started. He is also Senior Engineer at Canon Medical Systems corp.
いつもご来店ありがとうございます。計算機好きのための技術解説情報誌『n月刊ラムダノート』No.2 Vol.1、発売開始のお知らせです。 本号は、標準化が進行中の新しいトランスポート層プロトコルQUICがどのような方針のもとで設計されているかをバケットフォーマットの詳細から読み解いていく「バケットの設計にみるQUIC」(西田佳史 著)、SSE(Server Sent Event)やIoTなどの現代的なウェブプログラミングで生き返る分散オブジェクトシステムを20年前に誕生したオーパーツのごときdRubyで気軽に楽しむ「dRubyで楽しむ分散オブジェクト」(関将俊 著)、Go言語に付随するランタイムを改造してそれなりに実用的な機能までOSを実装してしまったBiscuitプロジェクトを通してOSカーネルの世界を垣間見る「Biscuitで学ぶ、GoならわかるOS実装」(渋川よしき 著)の3つの記事を
Rubyの標準パッケージでJobQueueができます。処理を後回しにしたら早いとか、NoSQLとか、◯◯便利と言われるけど、私はdrubyを推したい。drubyはRubyの標準パッケージで、すぐ使えて便利。 drubyとスレッドを使う druby(分散Ruby)は、マルチスレッド化にも対応した、よく出来た分散オブジェクト技術。 drubyを使えば、通常のオブジェクトをネットワークに公開できる。 今回は、Queueクラスとdrubyを作ったジョブ・キューサーバーを数行で作る。 Queue.server.rb メインとなるサーバー、たったこれだけで、キューサーバーが作れる。 #!/usr/bin/env ruby -Ku #coding:utf-8 #サーバー require 'thread' require 'drb/drb' #起動 q = Queue.new DRb.start_serv
はじめに 実案件にて開発を行っていると、ある特定の処理を別プロセスとして実行したいことがあるかと思います。 私の直近の案件では、ある外部コマンド(jar)をRubyからは呼び出せたが、Railsからは呼び出せなかったケースがありました。 この場合、外部コマンドをRubyの呼び出しは別プロセスとして起動しておき、Railsから呼び出すようにしたいです。(jarは直せなかった・・・) 実現するには様々な方法があるかと思いますが、今回はRubyのライブラリとして用意されているdRubyを使った方法について書きたいと思います。 dRubyについて dRubyとは、Rubyが実行可能な環境であれば動かすことができる分散オブジェクトシステムです。追加してインストールする物がないため、別プロセスの起動・呼び出しを手軽に実行できることが特徴かと思います。 以下に、リファレンスマニュアルからの説明を引用しま
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