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2010年10月2日のブックマーク (22件)

  • 赤染晶子著『乙女の密告』 - 横浜逍遙亭

    先月号の文藝春秋は恒例の芥川賞受賞作掲載号だったが、今回の受賞作、赤染晶子著『乙女の密告』はたいへん興味深かった。選評で作品に対する評価がまっぷたつに割れ、積極的支持と積極的不支持が鮮明に別れたのである。 作品は関西の外語女子大でドイツ語を勉強している女子学生を主人公に据える。この人が女子学生ばかりの学校のなかで『アンネの日記』を素材にドイツ語のスピーチを勉強しているというのが作品の世界である。スピーチ大会に向けて勉強する彼女らの間で、集団に波風を立てるような事件が起こり、主人公はそうした日常の小さな事件が積み重なるなかで、アンネ・フランクの人生に思いをめぐらしていくうちに、小説の時間はスピーチコンテストでクライマックスを迎える。 事件が起こると書いたが、この世界で起きる事件は些細なことでしかない。誰がクラスのどちらのグループに加担したか、誰が誰とお友達か、ドイツ人教授が大切にしていた人形

    赤染晶子著『乙女の密告』 - 横浜逍遙亭
  • 梶原一騎風ドラえもん - 見えない道場本舗

    2023年追記】何度目かのリバイバルですが、再度話題になり、読まれています。 下にも書いてある通り、これは当方の作成では無く拾い物です。場所から推測すると、作成者が名乗り出る可能性は高くないかと思われますが、これだけ評価され、愛されたパロディ作品として、あらためて自ら名乗り出てみる気はございませんか。よければ twitterの@gryphonjapan にリプを飛ばすか、ここのコメント欄にご投稿くだされば。 予定を変更して、これをトップに据えさせていただきます。 http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1280326988/l50 310 :愛蔵版名無しさん:2010/09/29(水) 23:57:59 ID:??? 藤子・F・不二雄全集第2期刊行記念 ネタ投下 もしも梶原一騎がドラえもんの最終回を書いたら (プロレススーパースター列伝) h

    梶原一騎風ドラえもん - 見えない道場本舗
  • 人生が訪れる日 - 傘をひらいて、空を

    彼女は生まれてから今までずっと住んでいる家と、そこから徒歩十分のところにあるペットショップを往復して暮らしている。ペットショップは彼女の両親が所有する建物の一階に入っている。住宅街にある小さい店だ。 小さいから犬ややハムスターのほかに少しの熱帯魚も置いてある。家庭用の水槽がひとつきり、彼女がアルバイトのようなかたちで店番を始めた十五年前から数えて十匹しか売れていない。私が飼ってるペットみたいだと彼女は思う。 犬やは彼女のペットみたいではない。それらはいつも子どもで、いつもいなくなる。いなくなる時期が遅くなればなれば値引きに値引きを重ねて、ゼロになる。 彼女は大学を出てすぐにペットショップで働きはじめた。母親と交代だ。父親は会社員で、ペットショップには興味がないように見える。彼女は毎朝六時三十分までにベッドを出る。母親と分担している家事を済ませ、八時四十分までに自宅を出て九時前にペットシ

    人生が訪れる日 - 傘をひらいて、空を
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    sphynx
    sphynx 2010/10/02
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  • もろに教科書であり、お高い人なら書かない本『現代キリスト論』 - Comments by Dr Marks

    Contemporary Christologies: A Fortress Introduction 作者: Don Schweitzer出版社/メーカー: Fortress Pr発売日: 2010/04/01メディア: ペーパーバック クリック: 11回この商品を含むブログ (1件) を見る明日紹介しようと思っていたが、今、変な時間に目覚めたので簡単に紹介しておく。標題のとおり、お高い人なら決して書かないであるが、いざ書こうとするとなかなか大変なんだ、こういうものは。 著者はカナダの神学者で、これといった著作はないが(論文はある)、このは話題になっている。実際の講義録をにしたといえばそれまでだが、普通は何らかの自分の立ち位置から焦点を絞った特殊講義になるので、このように広範囲な概論をすることは稀である。その意味で、これは役に立つと思う。少なくとも、ここから学びを拡大することは可能

    もろに教科書であり、お高い人なら書かない本『現代キリスト論』 - Comments by Dr Marks
  • アザデガン物語 必死だったな石油公団: 極東ブログ

    まことに大きな利権集団が、閉花期を迎えようとしていた。 エッフェル塔が完成しパリ万国博覧会が開催された1889年(明治22年)4月9日、後に「アラビア太郎」と異名を取ることになる山下太郎が生まれた。場所は秋田県、今の横手市である。 地元の祖母の元で育てられ、10歳を過ぎてから東京の実母の家に送られ、青年期に北海道に渡り、札幌農学校(現北海道大学)に学ぶ。卒業後、各種のビジネスに手を染め、失敗を重ねながらも満州でビジネスを拡大した。第二次世界大戦後は石油資源の確保に尽力し、1957年、ペルシャ湾海底採掘権をサウジアラビアおよびクウェートの両国から獲得した。40年間の契約だった。これを契機に1958年、アラビア石油を創立した。 アラビア石油は、1960年から採油を開始した。石油が日の高度成長を支える姿にアラビア太郎は満足しつつ、1967年、波乱の一生を終えた。同年、アラビヤン焼きそばが発売さ

  • 【東方手書き】東方じょんのび4コマ【酒宴混沌】

    <前回sm12013401祭りに参加できずに後の祭り。9月のうちにうpできたのがせめてもの慰め… 今回はおっぱい控えめ、カオス増量でお送りいたします(^p^)マイリス→(mylist/20989633)■ムビメカの仕様なのか時折耳障りなノイズが発生してしまっています。ひらに、ひらにお許しを!■3/27追記 地震のこと:この動画を投稿してから人生最大の難所を越えることになり、だいぶ間が空いてしまいました。ご心配頂きありがとうございます。私の住んでる地域もかなり揺れましたが一族一同全員陽気で元気です。■やっつけおまけ(nm12291831)■PC乗り換え記念についったーはじめました→http://twitter.com/Wimsh■ン年ぶりの東方新作→sm19126417

    【東方手書き】東方じょんのび4コマ【酒宴混沌】
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  • 歴史に学ばない人間は歴史を繰り返す - ならなしとり

    外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 最近、ホメオパシー関連の議論を見て思うことがあります。それは“歴史に学ばない人間は歴史を繰り返す”ということです。朝日新聞をはじめとする各新聞社がホメオパシーを取り上げたおかげでそんなにニセ科学になじみのない人たちにもホメオパシーというものが知られてきましたが、的外れなことを言い出す人も増えてきました。具体的には、ホメオパシーは科学じゃないから科学側から批判しなくてもいいとか、使うも使わないも自己責任(愚行権)の範疇だろとかです。前者はともかく後者はそれなりにまともっぽく見えるんですが、これを言ってくる人は大概、自己責任を問うための前提が満たされているかに無頓着だったりします。その前提というのは、情報が判断力のある大人に対しきちんと説明されているかということです。自由主義の

    歴史に学ばない人間は歴史を繰り返す - ならなしとり
    sphynx
    sphynx 2010/10/02
  • 巨大アヒルを見てきました - アーカムなう。 (ミスカトニック大学留学日記)

    大阪北加賀屋の名村造船所跡というところで展示中 (10月3日まで。詳細はこちら) の巨大アヒルちゃんを見にいってきました。昨日。 会場入口。 会場のようす。(金曜日の昼間にいったので空いていました。今日あたりはもっと盛況かもしれません。) 正面。 横。 おしり。 逆光。

    巨大アヒルを見てきました - アーカムなう。 (ミスカトニック大学留学日記)
  • 聖のかぞえうた【みんなのうた】

    池田綾子さんの『数え歌』を東方化。日語、英語中国語、ドイツ語、トルコ語、スワヒリ語の順番です。

    聖のかぞえうた【みんなのうた】
  • ギャラリー現の伊藤純代展「Another girl」 - mmpoloの日記

    ギャラリー現の伊藤純代展「Another girl」がおもしろい。見たとおりの変な立体作品だ。発泡ウレタンという素材で作っているとかで、触ると柔らかい。伊藤純代は1982年長野県生まれ、2009年に武蔵野美術大学大学院修士課程彫刻コースを修了している。昨年東京のswich pointで初個展、ついで同じ年にギャラリー現で個展をした。今回が3回目になる。 それにしても不思議な造形だ。皆双子というか、よく似た2体だ。タイトルのgirlが単数なのは意味があるのだろうか。2体に見えるが実は1体だとか。 フレアースカートの作品のスカートの中を覗きこんだ。スカートの材質の薄さが気になったからだ。いやあ、こんなことしちゃいけないんだけど、材質が気になってというと、パンツを履いているから大丈夫ですと答えて、スカートも生地に発泡ウレタンを染み込ませてあるんです、だから材質は全部同じですと教えてくれた。

    ギャラリー現の伊藤純代展「Another girl」 - mmpoloの日記
  • 朝日新聞社説 前特捜部長逮捕―冤罪つくった検察の大罪 : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記

    検察を擁護する気はさらさらないが。 データ改ざんがわかった時点で適切に対応していれば、元局長の無実はもっと早く証明されたはずだ。証拠の信頼性が失われ、起訴を取り下げざるを得なくなったのは間違いない。検察内部には、そのようにすべきだという声もあったようだ。 その読みはちょっと無理筋。FD改竄前に印字された証拠は公判に出されていて、その時点でFDには改竄は加えられていない。 「検察内部には、そのようにすべきだ」は、この直接的な原因というより、そうまで無理した起訴は無理だ、無理だと検察がわかっているからこうだったんじゃないかという話。 そうして冤罪と承知しながら公判を続けていたのなら、その罪は極めて重い。元局長が有罪になっていたらと考えると、戦慄(せんりつ)を覚える。 検察内部の大半は承知していたのだろうと思うが、公判のプロセス上はそのまま進むに、そこに残念ながら問題点はない。 検察が証拠に手を

    朝日新聞社説 前特捜部長逮捕―冤罪つくった検察の大罪 : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記
  • 読売新聞社説 前特捜部長逮捕 やはり組織的な隠蔽だったか : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) - finalventの日記

    組織的な隠蔽だったのは確かだろう。 故意の改ざんと知りながら過失として問題を処理し、地検の検事正らに「問題はない」と虚偽の報告をした疑いが持たれている。 全然いいこっちゃないが、「問題はない」という判断はありうると思うが、公判とは分離されているのだから。もちろん、改竄事実は公表すべきだったとは思うが。 犯人隠避罪での立件には、主任検事による意図的な改ざんと認識した上でもみ消しを図ったことの立証が必要だ。その際、証拠の中心は主任検事らの供述にならざるを得ない。 これは重要な指摘で、物的証拠は全部あがっているのだけど、立証は、ようするに作為への推定になるのだけど、これ魔女裁判になりがちな構図で、みなさん正義の御旗に魔女狩りやりかねない。 冤罪を作り出すことも意に介さないような改ざんを、組織的に隠蔽したのであれば、検察の「正義」を自ら否定する行為である。 その主張自体はそうなんだが、今回の事例で

    読売新聞社説 前特捜部長逮捕 やはり組織的な隠蔽だったか : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) - finalventの日記
  • 毎日新聞社説 社説:前部長ら逮捕 「特捜」の解体的見直しを - 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記

    参ったなあ。特捜を擁護する気はさらさらないが、「解体的見直し」は組織性に問題があればということだが、今回の事態は前田容疑者の上司の判断ミスというということだし、上司も逮捕されてる。それを組織的に改善するのに、どうして「解体的見直し」という話になっちゃうんだろう。 だが、近年は、郵便不正事件のように、社会的影響の大きい事件でも、地検が高検や最高検に報告し、了承の決裁を受けて済ます例がある。チェック機能が形骸(けいがい)化していると言わざるを得ない。 特捜を擁護する気はさらさらないが、改竄が公判から独立している以上、その重要性の認識はどのようにしてもブレは生まれる。 米国では、検察官の倫理規定があり、被告の無罪の証拠を隠した場合など、罷免されるケースもある。日でも、法的な拘束力のある倫理規定の必要性が指摘される。政府は真剣に検討すべきだ。 このあたりの文脈が誘導的なのだが、「被告の無罪の証拠

    毎日新聞社説 社説:前部長ら逮捕 「特捜」の解体的見直しを - 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記
  • ああ、それも典型的に違うと思うが - finalventの日記

    ⇒ニーチェを読む暇があったら、さっさと英語を読めるようにした方がいい 読書猿Classic: between / beyond readers 「ニーチェの言葉」とか読むのは無駄だと思うけど、なぜニーチェを読むかといえば、ぶっちゃけ、ルサンチマンというものを理解するため。 弱者正義の偽善性や、劣等感の裏返しからの善みたいなもののいかがわしさを理解するため。 で、「さっさと英語を読めるよう」なんて普通に日人に無理。というか、これ、劣等感の裏返しで、まさにニーチェのいうルサンチマンと同じ。 つまり、そういうルサンチマンの誘導に、ああ、またあれじゃん、というのがわかるようにするために、ニーチェは読む意味があるんだよ。

    ああ、それも典型的に違うと思うが - finalventの日記
  • それってリバタリアンと何か違うのか - finalventの日記

    それ⇒浅田彰によるフーコーの整理 - Hello, How Low? 浅田彰とかフーコーとかって出てくると条件反射で現代思想しちゃう人が多いけど、それってリバタリアンと何か違うのか。 ぶくま⇒はてなブックマーク - 浅田彰によるフーコーの整理 - Hello, How Low? kmiura 精神においてフィストファックに該当するものってなんだろ。/環境型、ないし肉体精神、というクラッシクな二項対立を越える”コントロール”概念はないのかな。 2010/10/02 なんだろ一例:標準医療を尊重したうえでのホメオパシー。

    それってリバタリアンと何か違うのか - finalventの日記
  • 毛沢東と「野望の王国」 - 梶ピエールのブログ

    ・・さて、前置きのつもりの上の文章ががずいぶん長くなってしまったので、別エントリを立てます。というわけで日だけではなく世界中でその振る舞いが警戒されつつある中国とはどういう国なのか、その「建国」の事情に立ち返って捉えなおすには、なんといってもこの書物でしょう。 毛沢東 ある人生(上) 作者: フィリップショート,山形浩生,守岡桜出版社/メーカー: 白水社発売日: 2010/07/17メディア: 単行購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (19件) を見る毛沢東 ある人生(下) 作者: フィリップショート,山形浩生,守岡桜出版社/メーカー: 白水社発売日: 2010/07/17メディア: 単行購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (12件) を見る  7月に出たこの上下巻は相変わらず書店の中国コーナーに平積みにされているけど、若年層の中国離れがいっそう進

    毛沢東と「野望の王国」 - 梶ピエールのブログ
  • ニーチェを読む暇があったら、さっさと英語を読めるようにした方がいい

    ニーチェについて何か言いたい訳ではなくて(ニーチェは哲学者の中では割と好きな方だ。数少ない全集を持っていた著者でもある。全部で二千円だったが)、どこかで耳にしたことがある程度でしかない哲学者のだとか、いわゆる「古典」を読めば何か教養みたいなものが身につく、とでも言いたげな淡い信仰について言う。 無理。そういうことは、ない。 「教養がつく」なんて理由では、そもそも読めない。 が読めないのは、読解力がないからでも、根気がないからでも、アタマが、いやむしろカラダが悪いからでもない。たとえ、これらすべてが当てはまったとしても、もっと大きな理由は別にある。 つまり、そのを読む理由がないのだ。 まあ、ニーチェなら、痛い勘違いをしながら読み進んでしまうことがないではないが、それでも、どうして自分はニーチェなんか読まなくちゃならないのか、が分かってから読んだ方がいい(その時は、取り上げられたって読も

    ニーチェを読む暇があったら、さっさと英語を読めるようにした方がいい
  • コスプレ金日成、見参、その陰で: 極東ブログ

    キム・ジョンウンなる人物は当に存在するのかと私は少し疑問に思っていた。よく見かける少年時代と称する写真だが、左門豊作だろ、これ。ワクワクさん、メガネを貸してくれ。 すごいな、このレンダリング。動く? あとでNHKの7時のニュースを見たら、動いていた。北朝鮮の特撮技術は侮れない。まさか。 というわけで金王朝三代目のお披露目ニュースだが、別段このコスプレ金日成が実質の権力を持ったわけでもない。北朝鮮テレビまいどの李春姫(リ・チュニ)さんも、にこやかにリアル金日成の娘、金敬姫(キム・ギョンヒ)の名前と並べていた。言うまでもなく、婿の張成沢(チャン・ソンテク)が実質の権力者という意味だ。 張成沢が金正日(キム・ジョンイル)体制を支えることは、1994年にタイミングよく不思議な死を遂げた金日成の生前から決まっていたことだった。1991年に韓国に亡命した当時の駐コンゴ大使館の元一等書記官、高英煥(コ