読書は気分を落ち着かせ、睡眠を促し、アルツハイマーの予防にもつながるという研究結果がこれまでにもあった。だが、米国の医学誌「Social Science & Medicin」の最新号に発表されたイェール大学の調査によれば、読書には寿命を延ばす効果もあるようだ。3,653人の医療データを分析同大学の研究者たちは、読書習慣についての記録がある3,653人の医療データーを集め、それを3つのグループに分けた。第1のグループは、読書をまったくしない人たち。第2のグループは、週に合計3時間半程度の読書をする人たち。第3のグループは、週に合計3時間以上読書をする人たちだ。そして彼ら全員のその後12年間を追跡調査し、死亡率を計算したところ、次のようなことが分かった。本を読む人ほど死亡リスクが少ない結果はこうだ。本をまったく読まない第1のグループに比べ、週に合計3時間半程度読書する第2のグループは死亡リスク