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![自治体の指定管理者制度、応募ゼロ施設相次ぐ - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0e3c5e614e8acdad43d69cde8f3e93836e869a85/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2F.resources%2Fk-components%2Frectangle.rev-d54ea30.png)
岡山県瀬戸内市に所在する国立ハンセン病療養所である長島愛生園が所蔵する歴史的資料の脱酸性化処理及びその他の保存処置事業について、ご紹介します。なお同事業は、岡山県瀬戸内市が実施したふるさと納税「後世に伝えたい ハンセン病の歴史」(令和元年度)に寄せられた寄附金を財源として、令和3年度にNPO法人ハンセン病療養所世界遺産登録推進協議会によって実施されました。 神谷書庫に収蔵された長島愛生園機関誌「愛生」(昭和6年創刊)©キハラ株式会社 今回の事業において保存処置の対象となったのは長島愛生園の歴史を綴る各種の紙資料で、これらは神谷書庫、愛生編集部、歴史館仮収蔵庫に保管され、ハンセン病に関する現存する貴重な資料群の一部です。いずれも大切に保管されてきた資料であるものの、長い年月を経て、酸性紙の脆弱化や製本の破損といった各種の劣化症状が見受けられました。 現物資料を1点ずつ確認する「状態点検作業」
◆高梁市 TSUTAYAで活気、瀬戸内市 学校と連携し人材育成 そろって来年度に新図書館をオープンさせる岡山県の2市が、全国の図書館関係者の注目を集めている。いずれも人口3万人台の高梁(たかはし)市と瀬戸内市。高梁市は、大胆な民間委託が各地で議論を呼んでいる「TSUTAYA(ツタヤ)図書館」、瀬戸内市は全て自前の公設公営と、運営スタイルは好対照だ。なぜ、判断は分かれたのか。(沢本浩二) ◎カフェも出店◎ 県西部の中山間地にある高梁市は約15億円を投じ、来年12月のオープンに向け、JR伯備線備中高梁駅近くの市有地で4階建て複合施設の建設を進めている。 2~4階に市立図書館が入り、2階には書店やコーヒー店も出店する。これらを運営するのが、レンタル大手「TSUTAYA」を展開する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」(東京)だ。 市中心部ながら、集客の核となる大規模商業施設はない。築4
岡山県立図書館(岡山市北区丸の内2丁目)が25日で開館10周年を迎えた。2013年度の入館者数は105万1432人で、都道府県立図書館では9年連続全国一を達成。個人貸出冊数142万8739冊も、同じく9年連続1位。同冊数は開館当初に比べ、約33%増加した。ここまで利用が好調な訳は何か。関係者の見方を紹介する。 《県立図書館総務・メディア課の山名真弘さん。「うちの長所はなんといっても児童コーナーの充実」》 同館は日本で発行される児童書の全点を購入している。12年度には約7700冊を購入した。全蔵書約114万4600冊中、児童向けの本は11・9%にあたる約13万6300冊で、蔵書の分類別では「社会」(約19万9300冊)に次いで2位だ。 分類別の個人貸出冊数では、「社会」(約13万7300冊)を抑えて「絵本」(約15万4400冊)が1位。「児童書」(約12万9600冊)も4位に入っている。 毎
古本1冊100円でどうぞ―。岡山県立大付属図書館(総社市窪木)が8〜11日、蔵書約2千冊を販売する「図書リユース市」を開く。重版や改版で不要となった廃棄予定図書を地域で活用してもらおうと企画した。 2010年度から開いており3回目。県内では公立図書館が同様の取り組みを始めているが、大学が市民を対象にするのは珍しい。 同大は保健福祉、情報工学、デザインの3学部。蔵書には専門書が多く、情報の鮮度を保つため内容が現状にそぐわなくなれば随時最新版と入れ替え、除籍、処分してきた。 だが「十分読める本も多い。もったいないので対策を探っていた」と同図書館。全国の国公立大に問い合わせ、島根大、鹿児島大などが先行するリユース市を試験的に取り入れたという。 第1回、第2回(11年度)はいずれも用意した約4千冊のうち3分の1を売却。今回は「介護福祉学習事典」「パソコンと統計処理の基礎知識」といった専門書のほか学
温泉施設やレストランなどからなる「愛の村パーク」(美作市後山)がニホンジカの肉を使った「鹿肉ジンジャーカレー」の販売を始めた。 農林被害をもたらすシカやイノシシをジビエ(狩猟肉)として活用するための同市の食肉処理施設が6月に本格稼働したのを受け、レストランのメニューに追加。シカのロース数切れをオリジナルのショウガのたれに漬けて焼き、温泉卵と一緒にカレーライスに載せた。自家製カレールーはショウガの味と調和するようやや甘めにしているという。 生野菜と季節の果物のセットで850円。平田肇料理長(59)は「カレーは子どもからお年寄りまで人気がある。柔らかく仕上げたシカ肉と一緒に味わってほしい」と話している。 同じく新発売した定食「なのな箱」(1300円、1日限定10食)にも、シカ肉をサイコロ状に切って焼いた「コロコロステーキ」を盛り込んでいる。 レストランの営業は午前11時〜午後5時。水曜定休だが
マルクス、ルソー、ダーウィン…。倉敷市の実業家大原孫三郎(1880〜1943年)が大正期に創設した大原農業研究所(現岡山大資源植物科学研究所)などの3研究所で収集された貴重な資料の展示が16日、同市中央の同研究所史料館で始まった。 同研究所と、大原社会問題研究所(現法政大大原社会問題研究所、東京都町田市)、倉敷労働科学研究所(現労働科学研究所、川崎市)で創設の頃に収集された書籍やポスターなど34点を集めた。 マルクス「資本論」、アダム・スミス「諸国民の富」(国富論)、ルソー「社会契約論」などの初版、進化論を唱えたダーウィンの直筆サイン入りの植物関連書籍、杉田玄白「解体新書」の基となったドイツの医学書などが並び、さまざまな分野で西洋の思想や研究を学ぼうとする姿勢が浮かぶ。 大原農業研究所の創設当時の実験室や標本室の画像、現在の各研究所を紹介するパンフレットも見ることができる。 同研究所は「こ
ナレーション付きのデジタル絵本を作る講座が7月から県立図書館(岡山市北区丸の内2丁目)で始まる。家族連れら1〜3人の計5組を募集しており、9月の完成を目指す。作品は同館のアーカイブ「デジタル岡山大百科」に登録され、インターネットで見ることができる。 参加者はオリジナルのシナリオを考えた上で、図書館司書から絵本の基本的な構成についての説明を受ける。パソコンの専用ソフトを使って絵を描いたり、手描きの絵を取り込んだりするほか、せりふなども録音。館内スタッフの指導を受けながら、最終的に絵と音声を合わせて完成させる。 講座は今回で8回目。これまで75人が参加し、27作品がホームページで公開されている。昨年の講座では「吉備路の里」のモモ畑を舞台に、ミツバチの1日を描いたカラフルな作品も完成。貼り絵を使ったものや、川のせせらぎの効果音を入れたものなど力作がそろう。「講座を受けた後も、ぜひ絵本を作りに来館
日本勤労者山岳連盟前会長の守屋益男さん(77)=岡山市中区山崎=が、半世紀にわたって集めた登山関連の書籍、資料が閲覧できる「M山岳図書館」を自宅近くに開設し、14日にオープンする。守屋さんらが国内外の名峰を踏破した際にまとめた山行報告書や、自ら作製した登山地図など一般の図書館、書店では手にすることのできない約950冊を所蔵する。 守屋さんは23歳の時、岡山市南区の貝殻山に登ったことで登山に目覚めた。「登頂時の達成感がたまらない」と、登山家で作家の深田久弥さんによる「日本百名山」を全て制覇。欧州アルプス最高峰のモンブラン、アフリカ大陸のキリマンジャロも登頂した。 登山への関心の高まりと共に関連書籍は増え、図書館構想も膨らんだ。自宅近くに土地を購入し、鉄骨2階延べ約200平方メートルを建設。2階の一室約70平方メートルを充てた。 本棚に並ぶのは、山行報告書46冊▽県内外の登山クラブによる遭難報
震災メモリアルの「3・11」に防災を考えてほしい-。県教委は指定文化財などを保管、管理している市町村教委や社寺など320カ所へ、「防災対策マニュアル」を配布する。 同マニュアルは昨年度作成の改訂版で、東日本大震災2周年をきっかけに、改めて防災・防火を考えてほしいと、あえて11日を発行日に決めた。 国の重要文化財・金山寺本堂(岡山市北区)と安置されていた県重要文化財「木造阿弥陀如来坐像」が昨年12月、火災で焼失した反省をふまえ、特に防火対策に力点を置いた。同寺本堂では24時間、ろうそくの火を灯していたことなどから、予防策として「灯明、ろうそく、線香などは倒れない構造にし、耐火性の石などを敷く」と注意を促している。 災害が少ないと言われる県だが、平成19~23年度、災害によって指定文化財が被害を受けたのは30件、うち火災は3件あった。県教委文化財課は「災害は必ず起こる。日頃から備えをして被害を
県庁が巨大地震で損壊した場合、代わりに災害対策本部(本部長・伊原木知事)が置かれることになっている県立図書館(岡山市北区丸の内)に、防災行政無線が整備されておらず、使用可能な電話回線も1回線しかないことがわかった。県庁は耐震化が完了しておらず、県は2013年度内に災対本部設置に必要な機器を整備する準備を進めている。(竹上史朗) 県によると、南海トラフ巨大地震で震度6強の揺れに襲われた場合、死者1200人、負傷者1万7000人の被害が想定され、建物は3万4000棟が倒壊などするとされている。 災害対応を担当する危機管理課は、1957年に完成した県庁本庁舎本館にあり、耐震工事は未着工。試算では27億円かかり、財政難のため手つかずになっている。一方、対策本部の会議が行われる防災・危機管理センターは耐震基準を満たした本庁舎東棟に入っている。 県は万一を考慮。2004年に完成した県立図書館の設計業者
2015年7月の開館を目指す瀬戸内市の新市立図書館建設を支援しようと、読書推進活動に取り組む市内の個人・団体でつくるグループ「パトリシアねっとわーく」(大谷彰子代表)が図書館応援ステッカーを作製した。販売収益を、図書館整備を目的にした市の基金に寄付する。 子どもの知の世界を広げる図書館への関心を高めるのが狙い。建設や施設維持に多額の費用がかかることもあり、市民が協力できる支援として企画した。 ステッカー(縦10センチ、横15・5センチ)はクマとウサギが仲良く本を読む姿、宇宙や平和など本から広がる世界を描いた2枚のシールで構成。いずれも「we love としょかん」と記されている。高梁市出身のイラストレーター・しおたまこさん=新潟県=と岡山市出身のデザイナー・アデガワユキさん=東京都=が手掛けた。 1枚200円。昨年12月中旬からメンバーが手売りするなどしており、3月を目標に作製した3千枚の
文化財の宝庫だったのに―。24日起きた岡山市北区金山寺、天台宗の金山寺の火災は、国指定重要文化財の本堂が全焼、岡山県指定重要文化財・木造阿弥陀(あみだ)如来坐像(ざぞう)も焼失したとみられる。岡山市出身で日本臨済宗の宗祖栄西(1141〜1215年)も一時修行したと伝わる古刹(こさつ)の災厄に、関係者には驚きとショックが広がった。 同寺の正式名は、銘金山観音寺遍照院。室町時代末期の成立とされる「金山寺縁起」によると、749年に孝謙天皇の勅令で報恩大師が創建したと伝わる。16世紀、戦国武将松田氏の命を拒絶したため、堂塔すべてを兵火に焼かれた。本堂は岡山城主宇喜多直家の援助で1575年に再建。桃山時代初期の貴重な建築として、早く1923年に国指定を受けていた。 午後9時ごろ現場に駆け付けた乗岡実岡山市教委文化財課長は「柱が何本か残っているだけで、焼け落ちた屋根や部材が散らばっている無残な状態。国
東日本大震災被災地の支援プロジェクトとして、福島県の小中学校向けに調べ学習資料(図書)の提供を皆様に呼びかけたところ、たくさんの方からご賛同いただきました。 12月12日(水曜日)、計1,116冊のご提供資料とお寄せいただいたメッセージを福島県に向けて発送いたしました。皆様のご厚意に感謝申し上げます。ご協力ありがとうございました。 【ご報告ポスター】 1000冊を超える本を福島の子ども達に届けます! 【募集チラシ】 「福島の子ども達に調べ学習の本を届けよう!」 (現在は受付を終了しています) (お問い合わせ) 岡山県立図書館 サービス第二課 社会科学班 TEL 086-224-1286 FAX 086-224-1208
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