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書評とBOOKに関するt2-newsのブックマーク (264)

  • きまぐれな日々 年末年始に読んだ本(1) 加藤紘一「テロルの真犯人」

    今回からしばらくは、「年末年始に読んだ」のシリーズを連載したい。 普段、ほぼ毎日ブログを書いていると、ネタをネット検索で調達して適当な記事を書くという誘惑にかられやすい。しかし、ネットに流れる情報を追いかけて記事にまとめるだけでは、往々にしてブログの記事が薄っぺらなものになりがちである。それを避けるためにも、ブログに書きたいことに関係するを多く読まなければならないと常々思っている。 しかし、いかんせん自由に使える時間には限りがあり、ブログの記事を書くのは結構大変なので、が読めずにたまっていきがちだ。 年末年始のようなまとまった休みは、読めずにたまったを一気に読むチャンスだ。特に今年は、安倍晋三を退陣に追い込めるかどうかの大切な年なので、安倍批判のために参考になるを、気合いを入れて何冊か読んでみた。それを紹介していきたいと思う。 まずは、加藤紘一著『テロルの真犯人』(講談社、200

  • 『アメリカ弱者革命』(堤未果)が語りかける希望

    昨日は、「未来予測」のことを書いているうちに、堤未果さんの『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』(海鳴社)の内容に行き着いてしまった。前著『グラウンド・ゼロがくれた希望』に注目して、2年前には地元事務所での講座に招いて以来の久しぶりに堤さんの仕事が気になり、12月8日のロフト・プラスワンで行った連続トークライブの打ち上げでも、アメリカの状況を話してもらった。 その場で印象に残ったのが、2002年の春にアメリカ連邦議会で成立した教育改革法=「落ちこぼれゼロ法案」(No Child Left Behind Act)は、全米の高校からドロップアウトする生徒をゼロにするという「崇高な目標」を掲げているという。以下、の107ページから引用する。 そのためには周りの大人たちがきちんと状況を把握していなければならない。この場合の大人とは、学校側だけでなく、教育省やアメリカ政府、そしてアメリカ軍も含ま

    『アメリカ弱者革命』(堤未果)が語りかける希望
  • 高木徹『戦争広告代理店』

    高木徹『戦争広告代理店』 書は、90年代前半のボスニア紛争をめぐる「PR合戦」のルポである。 「ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国」対「セルビア共和国中心の新ユーゴスラビア連邦」という構図で、ボスニア・ヘルツェゴビナ政府がなんとアメリカのPR会社と契約し、その情報操作・宣伝戦略によって、「セルビア=悪」「モスレム人=善」という図式を国際世論(というかアメリカ世論)につくりだすことに成功したというかたちで描かれている。 書を二つの角度から読んだ。 (1)メディア対策の教科書として読む 一つは、ぼく自身が左翼という形で政治にたずさわる者の一人として、メディア対策をどうおこなうのが効果的なのか、という読み方である(または市民としてメディアをどう読み、使うか)。 書ではこの手の話は1~5章に集中している。ボスニア・ヘルツェゴビナ政府(具体的には外相のシライジッチ)が頼る者もなくアメリカにたどりつ

  • あなたのマンションが廃墟になる日

    巷を騒がせている耐震偽装設計は決してヒトゴトではないのだが、『犯人』は特定されており、司法での決着を待つ状況に至っている。 わたしはあまのじゃくなので、むしろ4年後に直面する問題をいま知っておきたい。なぜなら、問題が深刻化するころは、『犯人』はとうに去っており、引き継いだ当事者は被害者ヅラをすること必至だからだ。永住するつもりで購入したマンションが、ローン完済時に住めなくなる可能性に警鐘を鳴らす「あなたのマンションが廃墟になる日」は、非常に参考になった。 総務省の調査では住宅のサイクル年数は30年(木造は26年)だそうな。国土交通省が2002年に公表した事例では「老朽化」で再建されたマンションの平均築後年数は37年となっている。これに比べて、欧米の住宅サイクル年数は、 イギリス141年 アメリカ103年 フランス86年 ドイツ79年 なぜ日の鉄筋コンクリートマンションは30年少々で壊され

    あなたのマンションが廃墟になる日
    t2-news
    t2-news 2007/01/01
    戦後、コンクリートで造られたマンションや団地のうち27万戸が、「スクラップ&ビルド」のサイクルとされてきた、「築後30年」圏内に、いままさに入った。2011年にはその数が100万戸に達するという 団地のスラム化
  • 「再帰的グーグル八分」の時代の「グーグル八分術」の本 - アンカテ

    グーグル八分とは何か このは、「言論」とか「権力」と言うと、反射的に×ボタンをクリックして逃げ出すようなタイプの人にも役に立つ。 というのは、これは「グーグルについての」であると同時に、「グーグル八分を申請する人」に関するでもあるからだ。 何かのサイト運営をしていたら、特に仕事としてそれをしていたら、クレーム対策というのは重要なノウハウだ。しかし、これは「CSSの書き方」とか「SEOの仕方」とかと違って、表に出にくいノウハウである。「誰それからこういうクレームが来たので、こうやって追い払いました」なんてことをブログに書いてくれる人はなかなかいない。 このには、グーグル八分の事例がたくさん出ている。その多くがきちんと取材した上で、背景まで含めて書いてある。日でネットに難癖をつける扱いが難しい所はどういう筋なのか、そういうアンダーグラウンド情報が詰まっている。 どこかの新書で、「グー

    t2-news
    t2-news 2006/12/29
    つまり「再帰的グーグル八分」は、グーグルのポリシーをネット全体に強制的に波及させる力があるのだ。
  • オンライン書店ビーケーワン:子どもが危ない!「俗流若者論スタディーズVol.1 〜危ないのは江原氏のほうではないのか〜」

    t2-news
    t2-news 2006/12/29
    このような「嘆き」は、一昔前の新聞記事からも見出すことができるものばかりである。人間の本質はつくづく変わっていないのだなあ、と思ってしまう(悪い意味で)。
  • 紙屋研究所の案内図

    漫画レビューの畑――自意識の栽培 「パーカー」に目覚める 石黒正数『響子と父さん』 野球マンガにおける点差 ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』vol.14 承認のためか自己実現のためか 羽海野チカ『3月のライオン』 敗北感の描写がすごい 末次由紀『ちはやふる』 空気を読みすぎて疲れる 雁須磨子『いばら・ら・ららばい』 百合のマジック 秋山はる『オクターヴ』4巻 この結末はねーだろ 一条ゆかり『プライド』12巻 平介になりたい 青桐ナツ『flat』 南Q太の新境地 南Q太『ぼくの家族』 どうせセックスのことばっかり最近考えてますよだ きづきあきら+サトウナンキ『セックスなんか興味ない』 ファーストキス体験シーンが抜群によい 施川ユウキ『え!? 絵が下手なのに漫画家に?』 『このマンガがすごい! 2010』のアンケートに答えました ムダにエロいと思うが如何 藤子・F・不二雄『エスパー魔美』 子

  • インテリジェンス 武器なき戦争 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「インテリジェンス 武器なき戦争」(手嶋龍一・佐藤優共著)が面白い。著者二人が語り合う全編が刺激に満ちている。 なかでも書の圧巻は、「日はインテリジェンス能力を高めるべき」という意見で一致し、互いに敬意を表しあう二人のプロが、激しく火花を散らしてぶつかりあうところであった。僕はいま日でいちばん興味深い人物は、佐藤優という人だと思っており、彼の著作は「獄中記」(読書中)をのぞき全部読み、彼と鈴木宗男に何が起きたのか、だいたいのところは想像していたわけだが、書におけるその時期の佐藤の処し方を巡っての佐藤と手嶋の激しいやり取りは、最高にスリリングであった。圧巻は、第三章冒頭「チェチェン紛争---ラスプーチン事件の発端」の部分である。 インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書) 作者: 手嶋龍一,佐藤優出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/11/01メディア: 新書購入: 7人

    インテリジェンス 武器なき戦争 - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • エラー|Ameba by CyberAgent [アメーバ]

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  • 書評-犯罪不安社会 : 404 Blog Not Found

    2006年12月18日16:04 カテゴリ書評/画評/品評 書評-犯罪不安社会 力作。 犯罪不安社会 浜井浩一 / 芹沢一也 日が犯罪社会化していると感じている全ての人は、まず書に目を通してほしい。 [追記2006.12.21:芹沢氏のblogを発見したので言及]書「犯罪不安社会」は、世界で最も安全な先進国である日において、いかに犯罪不安が広がったか。そしてその不安に社会はどのように反応したか、そしてその結果何がもたらされ、そしてもたらされようとしているかを、豊富な統計と冷静な筆致で説いたである。 オビより 事実と相反する「神話」がなぜ「常識」と化したのか? 統計と思想の両面から迫る。 統計を主に担当するのは浜井浩一。犯罪白書を執筆した事もあるこの道のエキスパートである。そして心理を主に担当するのが芹沢一也。「狂気と犯罪」、「ホラーハウス社会」などの著作がある。 目次(http:

    書評-犯罪不安社会 : 404 Blog Not Found
    t2-news
    t2-news 2006/12/18
    これはよい
  • グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    ウェブ人間論 梅田 望夫 / 平野 啓一郎 梅田望夫と平野啓一郎の対談集である「ウェブ人間論」を読了した。基的な感想は、この書籍の元になった新潮に対談が掲載されたときに「新潮6月号の梅田望夫×平野啓一郎の対談を読んで」にもすでに書いたし、ここやここでは平野啓一郎人が登場するというハプニングがあったことも記憶に新しいところだ。その後に平野はほんとうに公式ブログを開設したりもした。これら一連のできごとは、とても楽しいものだった。 だけど、いやだからこそ、この件を引っ張る形でこれ以上書評を続けると知人友人ばかり持ち上げる内輪やらせブロガー的なダークサイドに堕ちてしまう気がするので、この機会に大きく踏み外してみようと思う。 ぼくが今の今まで注意深く避けてきた、グーグル技術論について、この機会にとうとう語ってしまおうと思う。 ■「過去7年におけるグーグル成功の最大の要素は『運』だった」(Se

    t2-news
    t2-news 2006/12/17
    つまり、素人さんが床屋談義でページランクを語りたくなるのはもとより織り込み済みだったってわけさ。
  • ネットvs.リアルの衝突―誰がウェブ2.0を制するか - 池田信夫 blog

    書の前半は、いま話題のWinnyに関する話だ。ほとんどは知られている話だが、1次情報に取材している点で信頼性が高い。特に著者が指摘するように、2ちゃんねるで、金子氏と目される「47」氏が個人的な意見ですけど、P2P技術が出てきたことで著作権などの 従来の概念が既に崩れはじめている時代に突入しているのだと思います。 お上の圧力で規制するというのも一つの手ですが、技術的に可能であれば 誰かがこの壁に穴あけてしまって後ろに戻れなくなるはず。 最終的には崩れるだけで、将来的には今とは別の著作権の概念が 必要になると思います。などと述べ、著作権で情報を守るビジネスモデルを崩壊させる目的で開発したと受け取れる発言をしている点は重要である。デジタル情報が自由にコピーできる時代に、それを警察力で禁止することによって辛うじて支えられているビジネスモデルは時代錯誤ではないか。かつてWWWがアンダー

    t2-news
    t2-news 2006/12/17
    しかし国家権力は、全力を挙げて後戻りさせようとした。それが今回の訴訟である
  • 裁判員制度 : あんなこと、こんなこと。どんなこと?

    裁判員制度を説明したビデオテープを見たことがある。印象としては日人にはそぐわない制度だと思えた。声の大きな人が一人混じっていたら、みんなその人に引きずられるに決まっている。それが正しくないと内心思っていても正しくないと言うだけの勇気があるひとがどれほどいるだろう。 自分の意見はあなたとは違う、と言える人がどれほどいるだろう。きちんとした議論ができなければ、裁判員制度は機能しない。日では会議が機能していないのは自明だ。機能していれば、会議で復党反対が大多数を占めたという造反議員の自民党への復党が行われるはずがない。 それに、みんなと違う意見を持つことが怖くないのであれば、いじめ問題などこれほど問題にならないだろう。自分の意見を持っているなら、大勢が一人をやっつけるのは卑怯だと反対する人が出てくるはずだからだ。 だから、裁判員制度など絵に描いただ、第一、他人様の運命を握ることなどまっぴら

    裁判員制度 : あんなこと、こんなこと。どんなこと?
  • 不安ベースのバックラッシャーと富豪的なジェンダーセンシティブ - アンカテ

    バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?(キャンペーンブログ) これを途中まで読んだ。 どこまで理解できてるか不安があるが、自分へのメモを兼ねて(大胆にも)野球を使った喩え話で紹介してみようと思う。 一番興味を引かれたのが、バーバラ・ヒューストンという人が説く「ジェンダーセンシティブ」という考え方。しかし、 ある状況下でジェンダーが機能しているのか、どのように機能しているのか、そしてジェンダーに注意を払うべきなのか、それとも払うべきではないのか、性差別をなくすべく導入した方針はうまく働いているのか、などの問題がありますが、これらについて、私たちは抽象的なレベルにおいて答えを知ることはできないのです。このような問題に対しては、(「ジェンダー・フリー」アプロ−チのような)抽象的なレベルではなく、常に個々の具体的な状況に即して、どのようにジェンダーが機能しているか(すなわち、上で述

    不安ベースのバックラッシャーと富豪的なジェンダーセンシティブ - アンカテ
    t2-news
    t2-news 2006/12/16
    それぞれの論点でさまざまな立場の人がいる中で都合がいい組合せを恣意的に選択しているのだ、って小泉さんや安倍さん、チーム世耕の常套手段じゃん
  • 喜八ログ: 共謀罪と日本の刑事司法

    三度《みたび》、海渡雄一弁護士と保坂展人衆議院議員の『共謀罪とは何か』岩波ブックレット(2006)を頼りに、共謀罪を考えてみました。 日の刑事司法制度は国際スタンダードから見れば、かなり「特殊」です。 たとえば、あなたが何かの犯罪容疑で逮捕されたとします。世界各国の拘禁期間の標準は24時間、長い国でも48時間が限度です。ところが、日では裁判官の拘留決定後も合わせると23日間(!)。さらには事件を分割すれば、その23日間を何度も繰り返すことが可能なのです。新聞・テレビのニュースでも拘留期間が切れるころに「再逮捕」とよく報じられていますね。 しかも、日では弁護士が取り調べに同席することが事実上できません。米国の刑事ドラマなどを観ていると、容疑者が「弁護士が来るまでは一言もしゃべらないからな」なんて言ってますが、あれは日では無意味な発言となるのです。容疑者はたったひとりで海千山千の捜査官

  • なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか - Ceekz Logs (Move to y.ceek.jp)

    タイトル買いでした。僕は、若干オカルト好きなのです。ムーとか好きでしたよ。 ハーバードの気鋭の心理学者が解き明かすアブダクションの秘密 アブダクションとは推理方法の一種ですが、書では「エイリアンに誘拐される」というような意味で使われています。 著者は心理学者で、人はなぜ「偽の記憶」を作ってそれを信じるのかを研究してきた方です。始めは、レイプ被害者(の可能性のある者)を題材としていたようですが、政治的な論争に巻き込まれ非難されています。レイプ問題ほと政治的ではなく、かつ「偽の記憶」を作っていると考えられるアブダクションを題材として研究し、まとめたのが書です。 タイトルは「人は」となっていますが、厳密には「西洋的文化を持ちうる人は」になります。結果から導けばあたりまえ(?)の結果となるのですが、発展途上国など西洋的文化を持たない国では、エイリアンに誘拐されたという報告はないとの事。もちろん

  • 子ども兵の戦争を読んだ - 量産型ブログ

    感想を書こうとしたらライブドアがメンテ中だった。 ので、書き上げたんだけど、アップは明日。(追記:アップした) 子ども兵の戦争 作者: P.W.シンガー,Peter Warren Singer,小林由香利出版社/メーカー: 日放送出版協会発売日: 2006/06メディア: 単行購入: 4人 クリック: 30回この商品を含むブログ (36件) を見る 参考にちょっと他の(ちゃんとした)レビューを読んだんだけど、bewaad氏のところが面白かった。主にコメント欄が。 bewaad institute@kasumigaseki(2006-06-30) http://bewaad.com/20060630.html#p01 アマゾンのレビューでは使用したことのない機器のレビューを書く人がいて、しかもそれに参考になった人がいる素晴らしい状態なんだけど、書評に対してを読まずに批判的なコメントが出

    子ども兵の戦争を読んだ - 量産型ブログ
  • 『世論操作』−いま読まれるべき本

    海樹です 1979年発行のに『世論操作』H・I・シラー著、斉藤文男訳、青木書店があります。 原書は『THE MIND MANAGERS』HERBERT I. SCHILLER です。 学生のとき世論操作をテーマに卒論を書いていたので、その時に私が参考にしていたです。私の知っている範囲では、世論操作について体系的に書いた専門 書は、あとにも先にもこのだけです。今では国会図書館くらいでしか読む事ができないになってしまっているのが残念です。ぜひ復刊してほしいと思う です。もしかしたら古屋さんにあるかもしれません。 このは、ウオーターゲート事件の後、国際マスコミュニケーション学会副会長だったH.I.シラー氏が書いたものです。アメリカのマスコミが、警察との間で、都市暴動については情報を差し止めるという協定を結んでいたなど、例を多数あげています。論理だてて批判していま

  • ファシズムは民主主義でもやってくる - 美徳の不幸 part 2

    電車の中で読了。すげー疲れました。約二年ちょっとの日近代政治史の流れだっていうのに、坂野先生、記述が濃いぃぃぃぃ。何か、集中講義で朝から夕方まで一週間講義を受けたような気持ちになりました(ちょっと大袈裟かな。でも、最近の新書では群を抜いているしっかりさ加減だ)。 昭和史の決定的瞬間 (ちくま新書) 作者: 坂野潤治出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/02/06メディア: 新書購入: 3人 クリック: 37回この商品を含むブログ (31件) を見るこの書は、「二・二六事件」や「日中戦争開始」を挟んだ昭和10年から12年頃を中心に記述しているのだが、たった二年間でもこれだけ複雑怪奇(@平沼騏一郎、時代はもうちょっと先だけど)なんだとびっくり。 僕なりに読み取ったことを書くと、我々が漠然と持っている「二・二六事件によって民主主義は死滅し、軍国主義、ファシズムはなし崩し的に戦争に突入