レベルBの防護服を着用して被曝者を搬送する訓練を行うドイツの消防士 放射性物質の付着を防ぐ目的で使用されるデュポン社のタイベック 第一次世界大戦中(1918年、フランス)の診療放射線技師 放射線防護服(ほうしゃせんぼうごふく)は、放射性物質が存在したり放射線を浴びたりする危険がある場所で作業をする際に身につけて被曝による人体への被害をやわらげる特殊な衣服である。 概要[編集] これらは放射線や放射性物質(ガス状の物も含まれる)から身を守るための衣服であるが、考え方としては大別して2種類ある[1]。 ひとつは、放射性物質が体についたり吸い込んだりすることを回避するためのもので、レインコート様のものから気密服までさまざまなタイプのものがあり、危険性の種類によって使い分ける。 もうひとつは、放射線防護機能を持つ遮蔽体を組み込んだもので、放射線が飛び交う環境内での作業の際に着用する。 特に空間中に