そのうち俺がプレイできるゲームは存在しなくなるのだろうな、というぼんやりとした危機感がある。 はじめてゲームで嘔吐したのは小学生のころ、ニンテンドー64のゴールデンアイ007を友人がプレイしている姿を横で見ていた時だ。 遊ぶ面子が集まるまでののほんの少しの間のはずだったのだが、私は見事に画面酔いをして友人の部屋の床にゲロをだばあと吐き散らすことになった。 モンハンが流行り始めた時、PSPを持っていなかった私は当初さして興味を引かれなかったのだが、 試にと友人に貸してもらったところ、開始3分でトイレにこもる羽目になった。 べつにゲームに限った話ではなく、映画クローバーフィールドでは最初のパーティーのシーンで嘔吐したし、 プライベートライアンは上陸作戦で兵士視点のカメラがゆさゆさ揺れるところでゲロを吐いてそこから先は視聴できてない。 WEBニュースに取り上げられていた『アーガイルシフト』が気に
米国の研究チームが、車を運転するテレビゲームを高齢者にやらせたところ脳の認知力が改善したとの結果をまとめた。過去にも、ゲームが高齢者の脳に効果があったとの研究内容が発表されている。 娯楽として楽しむだけでなく、今後の高齢化社会でゲームが重要な役割を果たすかもしれない。 複数の作業を同時にこなす「マルチタスク能力」改善 米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のアダム・ガザレイ博士が率いる神経科学の研究チームは、高齢者の脳にゲームが与える影響に関する論文を英科学誌「ネイチャー」2013年9月5日号で公表した。 被験者は60~85歳の46人で、4週間にわたって計12時間「ニューロレーサー」という3Dのカーレースゲームをやらせた。プレーヤーはパソコンの画面に映し出される車を、コントローラーで操作して正しく動かす。「運転中」に風が吹いたり、坂道をクリアしたりする。画面上に特定の色や形をし
「ゲーム脳」という言葉を覚えているだろうか。2002年に『ゲーム脳の恐怖』(森 昭雄著)という本が出版され、大きな話題を集めた。それによると、携帯やテレビゲームなどを長時間おこなう子どもは脳の前頭前野の機能が落ち、ゲームをしていない時でも脳の働きが悪くなってしまうという。 この本の内容は、テレビゲームが子どもたちに与える影響を心配していた保護者や一般の人々、科学者まで巻き込む一大論争となった。とはいえデータの扱いに不備なども指摘され、さまざまな方面から批判もされている。一方で「アニメ脳」「ネトゲ脳」などの派生後も生まれてきた。 ところで最近、「ゲーム脳」論争に新たなデータを付け加える研究が発表された。RIETI(独立行政法人 経済産業研究所)の中室 牧子氏らによれば、テレビやゲームの視聴時間は子どもの発達に若干の負の影響を与えるが、それらは従来予想されていたよりもはるかに小さいという。「ゲ
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