世界に対してどのように日本文化を発信していくことができるのだろうか。 多くの文化活動が直面するテーマであると同時に、そこには多くの落とし穴が存在する。たとえば欧米から求められるステレオタイプをみずから体現することは、セルフオリエンタリズムという穴に陥ることにもなる。本質から離れた「Japan」を演じ、アジアに対する彼らの妄想を満足させることは、「日本文化の発信」という目的を達成していることになるのだろうか。 2019年以来、3度にわたって大規模なヨーロッパツアーを実施し、各地の巨大フェスティバルで熱狂を生み出してきた民謡クルセイダーズ。日本にまつわるさまざまなイメージを確信犯的に用いながら、民謡とさまざまなトロピカルミュージックの融合を図る彼らの方法は、国際舞台におけるひとつの成功例ともいえるだろう。 2017年12月の前作『Echoes Of Japan』から6年ぶりとなる新作『日本民謡
Twitchを中心に活動しているVTuber(バーチャルYouTuber)のFilianさんが主催する、VTuberを対象とした賞「The Vtuber Awards」がアメリカで創設され、2023年12月16日に第1回受賞式が開かれました。日本を中心に成長したVTuberの文化がアメリカでも受け入れられているとして、IT系ニュースサイトのTechCrunchが特集しています。 The first annual VTuber Awards was a win for VR | TechCrunch https://techcrunch.com/2023/12/20/vtuber-awards-vr-twitch-weplay-filian/ VTuberの始祖自体は諸説ありますが、「2Dあるいは3Dのアニメ風アバターで活動するストリーマー」という意味で「バーチャルYouTuber」というキ
日本と違い、海外では頻繁にホームパーティが開かれる。イギリス在住で著述家の谷本真由美さんは「憧れている日本人が多いかもしれないが、ただの社交の場ではない。実態は、仲間かどうかをはっきりさせるための恐怖の儀式だ」という――。(第3回/全3回) ※本稿は、谷本真由美『世界のニュースを日本人は何も知らない5』(ワニブックス【PLUS】新書)の一部を再編集したものです。 「ホムパ」に憧れる日本人が知らないこと 日本人が勘違いしていることのひとつにアメリカやヨーロッパのホームパーティ文化があります。これらの地域の実態を知らない人々は、雑誌やテレビ、ドラマなどでのホームパーティ、いわゆる「ホムパ」の光景を見て憧れ、日本でも真似しようとします。 ちょっと小金持ちの主婦とか意識高い系の女性が読むような雑誌にはそういうわけで、ホムパの美しい写真とかサンドイッチやタルト、カナッペなど、手軽に手でつまんで食べら
11月5日に行われた格闘ゲーム「ストリートファイター6」の大会中に環境団体関係者が乱入し、決勝戦が一時中断する一幕がありました。 画面にペンキのようなものを塗る様子(画像はデルニエール・レノバシオンが公開した動画より) 事件が起きたのは、日本人選手も複数出場していた、フランス・パリで行われた「CAPCOM Pro Tour 2023」オフラインプレミア。決勝戦が始まって間もなく、環境団体「デルニエール・レノバシオン(Derniere Renovation)」の活動家2人が柵を飛び越えて壇上に駆け上がり、対戦中のモニターをペンキのようなもので塗りつぶしました。 大会の中継映像ではプレイヤーとモニターの間に活動家らが割り込む様子と、その後警備員に連行される様子が確認できます。活動家のシャツにはゲームの決勝になぞらえたとみられる「これがわれわれの最後のラウンドだ」とのメッセージが確認できます。
任天堂のロシア法人のCEOが、海外から任天堂製品を並行輸入する会社を設立していたことが明らかになり、その会社と任天堂との関係が注目されている。海外メディアEurogamerが報じている。 任天堂は2022年3月、ロシア向けの製品の出荷を停止したことを公表。また、決済会社がロシアの通貨であるルーブルの取り扱いを停止したことを受けて、同国内でのニンテンドーeショップの運営も停止した。発表にて任天堂は明言はしなかったものの、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関連した措置と思われる(関連記事)。 Зозо — FINAL FANTASY VI Александрия — FINAL FANTASY IX Большой мост — FINAL FANTASY V Золотое блюдце — FINAL FANTASY VII Вот лишь несколько знаменитых м
ゲーム会社Natsumeは12月15日、『Harvest Moon: The Winds of Anthos』を発表した。2023年に発売するという。牧場ゲーム『Harvest Moon』シリーズ新作となる。しかしTwitterでの反応の多くは、否定的なものである。背景としては、『Harvest Moon』シリーズの歴史と近年の体たらくに関連しているだろう。 『Harvest Moon』シリーズは、Natsumeが展開する牧場ゲームだ。プレイヤーは牧場にて農作物を育てたり酪農をしたり、あるいは住人と交流していく。こうしたコンセプトや「ハーベストムーン」という言葉を聞くと『牧場物語』シリーズを彷彿させるだろう。本作は、“かつて『牧場物語』だった”シリーズなのである。 というのも、『Harvest Moon』シリーズは、もともと『牧場物語』の海外名だった。マーベラスが開発および国内販売を担当し
自身の楽曲「オールド・タウン・ロード」が、 Billboard Hot 100で史上最長記録の19週連続1位を達成した他、 グラミー賞2部門受賞や、年間最優秀楽曲賞を含む、 2つのMTVビデオミュージックアワードを獲得するなど、 現在音楽界で非常に高い評価を受けている、 米国出身の人気ラッパー、リル・ナズ・Xさん。 9月から11月までワールドツアーを行なっていましたが、 その後のオフ期間でしょうか、先日プライベートで来日しています。 世界的に有名なリル・ナズ・Xさんですが、 しかし、東京都内の地下鉄の駅に行った際、 大勢の人々が行き交っているのにもかかわらず、 誰からも自身の存在が認識されなかった事に衝撃。 「僕は日本では有名じゃない事に気がついた」 というキャプションとともに、 その際の様子を収めた動画をネタ込みで投稿しています。 この投稿は、2日で再生数が1700万回を突破し、 430
「セサミストリート」で知られたボブ・マグラスが死去した。90歳だった。同子供向け教育番組で知られたボブが、12月4日に家族に見守られる中、安らかに息を引き取ったことを、遺族が故人のファイスブックを通して発表した。 番組開始当初から「セサミストリート」に人間のキャラクター、ボブ・ジョンソン役で出演したボブの訃報を受けて、同番組は公式フェイスブックに追悼のコメントを寄せている。 「セサミ・ワークショップは、50年以上愛され続けたセサミストリート・ファミリーの一員、ボブ・マクグラスが帰らぬ人となり悲しみの中にあります」 「創立キャストメンバーであったボブは、誰よりもセサミストリートのメロディーを体現し、そのパフォーマンスで世界中の何世代にも及ぶ子供たちに喜びと感嘆を届けました」 「ABCや自分が住む地域について、もしくはハートで音楽を感じるシンプルな喜びを教え、世界中で尊敬されたパフォーマーであ
米国ゲーム会社Blizzard Entertainment(以下、Blizzard)は11月17日、NetEaseとの中国現地パートナー契約を終了することを発表した。2023年1月23日をもって、『オーバーウォッチ』や『Diablo III』などの現地サービスが停止される見込み。なお、『ディアブロ イモータル』は別の契約に基づきサービス継続するとのこと。 Blizzardの公式声明文では、今回の契約終了は「現存のライセンス契約が来年1月に終了する」ことがきっかけであり、同社の理念に沿うかたちでの契約更新に至ることができなかったと説明された。NetEaseの公式声明文では、最大限の交渉はしたものの、Blizzard社といくつかの条件について合意に至らなかったと、契約終了の理由について無念さをにじませて語った。 Blizzardは自社タイトルの中国展開をNetEaseに委託しており、その契約が
オフィス・クリエイトは11月17日、「『Cooking Mama: Cookstar』に関する最終仲裁裁定のお知らせ」を公式サイトに掲載した。同社は2020年4月に、料理体験ゲーム『クッキングママ』シリーズ作品『Cooking Mama: Cookstar』の販売活動における、アメリカのパブリッシャーPlanet Entertainmentの契約違反行為を指摘。その後法的措置を講じ、最終仲裁裁定が下ったとのこと。 オフィス・クリエイトは、料理体験ゲーム『クッキングママ』シリーズを展開しているメーカーだ。今回問題となった『Cooking Mama: Cookstar』に関しては、同社は権利元としてPlanet Entertainmentとライセンス契約を締結し、Planet Entertainment側で開発。そしてNintendo Switch版が2020年3月に、PS4版が2021年3月
ゲームの価格は、現地の物価や為替レートにより、ある国での価格は別の国からするとかなり安く見えることがある。そのため、たとえばSteamでは、居住地を偽ってゲームを不当に安く購入するユーザーが後を絶たないという。そしてあるパブリッシャーによると、同様の問題はNintendo Switchのニンテンドーeショップでも発生しているようだ。ただ同時に、同パブリッシャーにおいては思わぬ副作用も確認されたという。 So I did a little victory dance (I'm really good at those). Then I checked where these pre-orders were coming from and… ah. Hmm. Oh. Shit. 85% of our pre-orders were coming from "Argentina". Oh no.
ホーム ニュース 『Metro Exodus』のシニアアニメーターAndrii Korzinkin氏、ウクライナ兵士として戦死。 同僚らが報告 『Metro』シリーズで知られる4A Gamesに所属するシニアアニメーターのAndrii Korzinkin氏が亡くなったようだ。同僚らの報告によると同氏は、ロシアによる軍事侵攻を受けてウクライナ軍に従軍し、その作戦の最中に帰らぬ人となってしまったとのこと。海外メディアPC Gamerが報じている。 ウクライナ・マリウポリ出身のAndrii Korzinkin氏は、アニメーションスタジオにて3Dアニメーターとして実績を積んだのち、キーウに位置する4A Gamesに2017年に移籍。『Metro Exodus』の開発に参加し、クリーチャーや一人称視点でのアニメーション、およびモーションキャプチャーやリギングなどを担当した。同作は2019年にリリース
2022年08月02日20:25 海外「日本はマスコット大国だもんな」日本にはIKEAのサメの着ぐるみまであるということを知った海外の反応 カテゴリ生活 sliceofworld Comment(39) image credit:@themouseyouknow IKEAのサメことブローハイは世界中で人気があります。日本にはブローハイの着ぐるみまであると海外で紹介されていました。 引用元:twitter.com スポンサードリンク ●投稿主日本のIKEAにはブローハイを着ぐるみにしたマスコットがいる。 A reminder that Japan has an official IKEA mascot that's a Blahaj in a suit pic.twitter.com/A9IjGS0ZRd— Louise! (@themouseyouknow) August 1, 2022
2022年09月29日20:25 海外「鍋に入れると美味しい!」海外でもEnokiと呼ばれている日本のキノコ、エノキタケに対する海外の反応 カテゴリ食べ物 sliceofworld Comment(114) image credit:reddit.com エノキタケは古くから日本で食されてきたキノコです。今では海外でも人気があり、日本での名前そのままにEnoki Mushroomと呼ばれています。エノキタケに対する海外の反応です。 引用元:reddit.com スポンサードリンク ※低カロリーでたくさん食べられる食材について語るスレッド ●投稿主みんなはエノキタケ好き?自分は大好きだし歯ごたえがあって麺類の代わりにぴったり。みんなは食べたことある? ●commentお好み焼きで肉の代わりにエノキタケを使うと満腹感あるしカロリーを抑えられる。お勧めだよ。 ●投稿主↑良いね!自分は全卵1個に卵
旧ソビエトの最後の指導者で東西冷戦を終結に導いたミハイル・ゴルバチョフ氏が30日に亡くなりました。91歳でした。 国際社会からは、東西冷戦を終結に導き、核兵器の削減に取り組んだゴルバチョフ氏の死を悼む声が相次いでいる一方、その業績に対してはロシアの市民から批判の声が聞かれるほか、ロシアメディアも比較的冷ややかに伝えています。 「ペレストロイカ」「グラスノスチ」 ゴルバチョフ氏は1931年、ロシア南部のスタブロポリ地方に生まれ、共産党の要職を歴任したあと、1985年に54歳でソビエトの最高指導者にあたる書記長に就任しました。書記長として、ペレストロイカと呼ばれた政治改革や、情報公開を意味するグラスノスチなど、閉鎖的な社会を民主化する政策を進めました。 外交政策でも、欧米諸国などとの対立の緩和を目指す「新思考外交」を掲げ、社会主義圏だった東ヨーロッパ諸国の民主化や東西ドイツの統一を容認したほか
米グーグルのロゴ(2021年10月18日撮影、資料写真)。(c)Kirill KUDRYAVTSEV / AFP 【7月19日 AFP】ロシアの裁判所は、同国のウクライナ侵攻に関するコンテンツの削除に応じなかったとして、米グーグル(Google)に210億ルーブル(約500億円)の罰金を科した。ロシア連邦通信・情報技術・マスコミ監督庁(ロスコムナゾール、Roskomnadzor)が18日、発表した。 ロスコムナゾールは、グーグル傘下のユーチューブ(YouTube)が、ウクライナ侵攻に関する「偽情報」と「過激思想やテロのプロパガンダ」、「未成年に無許可のデモ参加を呼び掛ける」コンテンツの遮断を怠ったと指摘。グーグルは以前にも違反行為に及んでおり、罰金はロシア国内における同社の年間収益を基に決められたと説明した。 グーグルは最近、多くの欧米競合他社と同様に、ウクライナ侵攻を非難してロシア市場か
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