「いじめ問題に対して、正義漢になったり明快にならないように番組をつくった」 NHKで放映された「探検バクモン いじめ×爆笑問題」を書籍の形にまとめた『爆笑問題と考える いじめという怪物』の取材後記でディレクターが、そういうふうに書いている。 「教師の質が下がった」 「家庭や地域の教育力が下がった」 「テレビやゲーム、インターネットの悪影響」 「いじめという呼び方が悪い」 いじめ自殺などが起こると、急に大人たちが「正義漢」になって、あれが悪いこれが悪いと持論を展開しだす。 僕もそういうこと、やってしまう。労力もお金も時間も使わず、今の社会の良くない所をあげるだけ、みたいな安易なやつ。 この番組はそういう立場を避けて作られた。爆笑問題の太田光による文章や、「いじめのない学校」東京シューレ葛飾中学校を訪問したドキュメント、様々なゲストを迎えた座談会が主な内容だ。 東京シューレ葛飾中学校は、不登校
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