今は「芸人」という意識がない ――そもそも、平畠さんが芸人になったきっかけは何だったんでしょうか。 平畠 大学卒業後に遊園地で働いていたんですが、そこを辞めてしまって。で、暇やし、一緒に働いていた山口(智充)さんと「何かしよか」となったんです。それで、たまたま吉本の銀座7丁目劇場のオーディションを受けたら受かって、25歳で大阪から東京に出てきた感じですね。だから吉本じゃなくてもどこでも良かったんです。 ただ、「芸人」か……。いや、自分の中で、今はあんまり芸人っていう意識がないんですよね。だから、今聞かれて確かに、って思って。もちろん若い頃は勘違いして、「自分、芸人やぞ!」って思ってたかもしれないです。でも、今はほとんどそういう仕事もしてないので。 芸人さんって人を笑わせることに人生懸けてるし、生き方自体も芸人だったりするじゃないですか。そういう人たちを目にしていると、「俺、芸人やぞ!」って
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