長嶋氏の熱血指導を受ける松井氏 政府は1日、球界の大功労者で師弟関係にある巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(77)と昨年限りで現役を引退した松井秀喜氏(38)に国民栄誉賞を授与する方針を固めた。このタイミングでの“ミスタープロ野球”への授与は遅きに失した感もあるが、松井氏の受賞に関しては同氏の中学時代の恩師が“違和感”を口にした。「師弟受賞」の実情と裏側に迫る。 「松井国民栄誉賞受賞」の一報は、松井氏の地元・石川県能美市でも大きな反響を呼んだ。 中学時代の恩師である高桑充裕氏は「びっくりしましたねえ。地元ではこれから『おい、松井』なんて軽々しくは呼べんぞ。『松井様』って呼ばなきゃ、なんて話になってますよ。なんにせよ“長嶋さんと一緒”というのがすごい。長嶋さんの野球を見て育ったボクたちの世代にとって長嶋さんは神様みたいな人。あの松井が、そんな人と肩を並べる存在になったのかと思うと、今でも信じられま