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ブックマーク / agora-web.jp (38)

  • 破綻準備 ⁈ 政府の「新紙幣」ウラの狙い憶測広がる

    麻生財務相は9日の記者会見で、2024年を目処に新紙幣を発行する方針を明らかにし、デザイン案を公開した。新紙幣を巡っては、フジテレビが8日深夜の報道番組でスクープ報道し、日経新聞など他の報道機関も追随し、9日未明からネット上でも話題になっていた。 【独自】20年ぶりに紙幣刷新の方針 1万円札は渋沢栄一氏 (FNNプライムオンライン) 現在の紙幣は2004年に発行。方針どおりに刷新すれば20年ぶり。新紙幣の肖像は1万円札が明治期の実業家、渋沢栄一、5000円札が津田塾大学創始者の津田梅子、1000円札が「近代日医学の父」、北里柴三郎とする方向だ。 この日、財務省のサイトにアップされた新紙幣のデザイン案は次の通りだ。 ツイッター上では新紙幣報道のあった9日未明から肖像の人物などがたちまち話題に。新元号のタイミングや景気刺激、偽造対策技術の刷新といった狙いが取りざたされた。 その一方で、アゴラ

    破綻準備 ⁈ 政府の「新紙幣」ウラの狙い憶測広がる
  • なぜ大学教師はサラリーマンより生産性が低いのか

    文部科学省は2019年度から、国立大学の教員に年俸制を導入し、業績給を拡大する方針だ。これに対して大学教師から反発の声が上がっているが、年俸制なんて普通の会社では当たり前だ。「業績の意味がわからない」という声もあるが、論文の引用数による業績の算定方法は(理系では)確立している。 引用数の上位10%のシェアでみると、図のように日はほとんどの分野で主要国の最低である(科学技術振興機構調べ)。これは日の研究者が少ないからではない。日の研究者は84.2万人で、ドイツ(36.1万人)やフランス(26.5万人)やイギリス(25.9万人)よりはるかに多い。要するに、日の研究者は生産性が低いのだ。 日のサラリーマンの生産性が低いとよくいわれるが、これほどひどくない。特に製造業では、主要国の上位である。研究者の生産性の低さは、サービス業の労働者に似ている。その原因も同じだ。競争がないからである。サ

    なぜ大学教師はサラリーマンより生産性が低いのか
  • 世界経済のトリレンマ - 『グローバリゼーション・パラドクス』

    今年の経済政策の大きな課題は、TPPでいかに有利な条件を実現するかだろう。それが「アメリカの陰謀」だとかいう類の議論は相手にする必要もないが、自由化のメリットがコストより大きいかどうかは自明ではない。著者によれば次のような世界経済の政治的トリレンマがあり、このうち2つしか満たすことはできないという。 1.超グローバリゼーション 2.主権国家 3.民主主義 1と2を合わせると、トム・フリードマンのいうようにグローバル化に適応するために各国が競争する「黄金の拘束衣」が起こるが、これは各国の民主的な決定を無視する結果になる。1と3を合わせると各国が協調して国際機関で基準を定める「グローバル・ガバナンス」になるが、これは世界政府のない世界ではうまく行かない。残るのは2と3を両立させて1を犠牲にする「ブレトン・ウッズの妥協」だが、これは現状維持とさほど違わない。 通常はグローバル化か主権国家かという

    世界経済のトリレンマ - 『グローバリゼーション・パラドクス』
  • 憲法第9条という「国体」

    安保国会とは、つまり旧い解釈改憲と新しい解釈改憲のいずれが「空虚な中心」の非人格化された代替物たる憲法九条から距離的に近く、その道義的優位性を強く受けているかという、為政者としての正統性の強弱を争った、すぐれて東アジア的光景ではなかったか。 — w_kishida (@w_kishida) 2015, 8月 2 今国会の審議は、1930年代の帝国議会の「国体」をめぐる論争とよく似ている。美濃部達吉の天皇機関説は一種の解釈改憲で、井上毅が神格化した天皇大権を立憲主義に組み込むものだった。これに対して「国体明徴」なる意味不明のスローガンを振り回した右翼は、天皇を不可侵の神とすることによってみずからの道徳的優位性を誇示しようとした。 今回も第9条という戦後の「国体」をめぐる論議に終始しているが、その国体とは何か、戦力を保持しない憲法で平和が守れるのか、という根問題は問われない。ここには丸山眞男

    憲法第9条という「国体」
  • 学芸員についての山本大臣発言は間違っていない

    幸三地方創生担当相が、観光を生かした地方創生に関する質疑の中で「一番のがんは文化学芸員と言われる人たちだ。観光マインドが全くない。一掃しなければ駄目だ」と述べ、博物館などでの働く専門職員である学芸員を批判したという。 大臣お発言は断定的に過ぎ不正確でもあるが、かなり正しい指摘でもある。ろくでもない歴史学者の業績展示とその系統に属する弟子たちの職場確保のためだけの美術館博物館などがいかに多いかは事実。山大臣は謝らずに頑張って欲しい。 有力者からろくでもないお宝の寄付を受けて、維持コストばかり住民に押しつけて閑古鳥がないているのも多いようなものも多い。当の寄付は維持コストも含めて出ないとかえってお荷物になっているものも多いというか、その方が多いくらいだ。 美術館や博物館、それに所蔵物は10年ごとに見直して、原則20年で全面リニューアルか廃止にしてはどうか。 アンドレ・マルロー以来、フラ

    学芸員についての山本大臣発言は間違っていない
  • 奴隷はなぜ逃げないのか-SMAP独立騒動から : アゴラ - ライブドアブログ

    男性芸能人グループSMAPの独立が騒動になった。彼らは独立をあきらめ、ジャニーズ事務所の傘下に戻るという。 芸能ネタはよく知らないが、所属事務所の経営者姉弟は、80才代という。しかもその経営者は、青少年に対する性的虐待疑惑まである。芸能界にはトラブル状態の独立した人の仕事を干す、「中世的」な慣行があるらしい。老人に労働者の自由が束縛され、社会とメディア(特にテレビと雑誌)が小さなエージェント風情にひれ伏す。SMAPは日で一番人気があるグループで、影響力があるとされるのに、自由に行動できない。日が抱える閉塞感とつながるような変な騒動だった。 たまたま「奴隷」をめぐる知識を得た。それが騒動に奇妙に当てはまるので、紹介してみよう。もちろんSMAPを「奴隷」と誹謗するつもりはない。「状況が似ている」という指摘であり、この文章は精緻な論証というよりも感想だ。 奴隷はなぜ逃げないのか 現代

    奴隷はなぜ逃げないのか-SMAP独立騒動から : アゴラ - ライブドアブログ
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2016/01/20
    うーん、あの本(http://d.hatena.ne.jp/takahiro_kihara/20151028/1446015347)からそこまで深読みできるとは。まぁオラは日本社会のレールから外れた狂人ですが。
  • 生物はすべて合理的である - 『理不尽な進化』

    21世紀の科学は、おそらく「進化」のパラダイムで統合されるだろう。生物学がすでにそうなっていることはいうまでもないが、物理学においても現在の(人間の住む)宇宙の状態を論理的に説明するには、多くの(ありうる)宇宙の中から淘汰されたと考えるしかない。社会科学でも、行動経済学の理論的根拠は進化論である。 書はサイエンス・ライターの書いた進化論の解説書で、特に斬新な話はないが、社会科学を進化論的に考え直す上で参考になるのはグールドと主流派の論争だ。グールドはすべての進化を適応によって説明できないとしてスパンドレルの概念を提唱したが、これもある種の適応である。 たとえばどんな生物でも、巣が襲われると母は子を守る。これは不合理な「母性能」ではなく、子というサンクコストを守る行動には合理性がある。事後的には子を捨てて逃げることが合理的だが、敵がそれを知っていると巣を襲って子をうフリーライダーが増え

    生物はすべて合理的である - 『理不尽な進化』
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2015/03/18
    そーえば図書館にあった。/“スパンドレル”って何?ググッてもわからんorz
  • 死者に優しく、弱者に厳しい日本-『日本軍と日本兵』

    2011年春、東北の被災地に行ってきたことがある。 GW後ならば、私のような非力な人間でも需要があるだろうと思い、友人プロジェクトに参加させてもらう形で、規制線内に物資などの支援に行ってきた。 語弊があるかもしれないが、そこで見たのは、死者に優しく、弱者に厳しい世界だった。自衛隊員が絶望的な表情で、膨大な人力と重機で遺体捜索する一方、道路が寸断された向こう側では、眼鏡、スリッパ、毛布、サインボール等が散乱する海岸近くの砂地で被災者たちがテント生活を送り(公共施設からはみ出る形)、そこには水道もガスもトイレもなく、風呂はサウナ、電気は発電機で若干しかない状態だった。他方、上空では、海自のヘリがしきりに遺体捜索で飛んでいた。 元自衛官の友人は、「自衛隊は遺体捜索より、さっさと道路等のインフラを修復し、被災者の生活再建と向上に注力するべき」ではないかと呟いたが、私も同感だった。既に亡くなった方

    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2014/04/25
    "旧日本陸軍の「死者に優しく、弱者に厳しい」同様の姿"
  • 大学生の四割が本を読まなくなった日本で、本をもっと読むようになる方法を考えてみた

    読書時間ゼロ 大学生の4割超える」NHK こんなニュースが流れていた。 大学生がを読む時間は1日に平均で27分とこれまでで最も短くなり、全く読まない学生が4割を超えたことが、大学生協でつくる連合会の調査で分かりました。 この調査は全国大学生活協同組合連合会が毎年全国30の大学を対象に行っていて、去年は8900人余りの学生から回答を得ました。 インターネットやスマホの普及で紙のを読む時間が減ってくることはある程度うなずけるが、それにしても大学生の四割がまったくを読まないというのは衝撃的だ。インターネットによる情報のインプットや思考の促進がより充実している可能性を差し引いたとしても、読書の質と量が国民の知性に多大な影響を与えるであろうことを考えると、危機的状況のようにも思える。そこで、この日においてがもっと読まれるようになるための方法を考えてみた。 1. 図書館にマンガをたくさん置

    大学生の四割が本を読まなくなった日本で、本をもっと読むようになる方法を考えてみた
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2014/03/04
    マンガにご期待なさっているようですが、「漫画は読むものじゃない。描くものだ。」そうです。(復刻版 KON’S TONE -「千年女優」への道 より)
  • 外食チェーンが衰退期を迎えている理由 --- 近藤 弘之

    最近牛丼の値下げ合戦が再燃している。価格しか差別化するものがなくなったらその商品カテゴリは終わりに近い。牛丼屋はあくまで「牛丼の味」で勝負すべきで、それを「適正価格」で提供するのが牛丼屋として正しいビジネスのはずだ。 牛丼などの外チェーンが値段の叩き合いになるのはそういった基を忘れコストや収益を追求しすぎたせいではないか。牛丼は値段が安いこと以外何の価値もない商品になってしまった。 値下げを繰り返す外チェーンは共通する特徴は「ベーシックメニュー」にまったく魅力が無いことだ。ベーシックメニューは発展の基礎であり、ツリーの原点に位置する。 ファーストフードでいえば単品の「ハンバーガー」、牛丼なら「牛丼並盛り」がこれに該当するだろう。ラーメン店の場合は単なる「ラーメン」が基礎にあって、そこからスープを変えたり、チャーシューを乗せたりするものだ。 問題は、他のメニューを全部廃止してこれ1点だ

    外食チェーンが衰退期を迎えている理由 --- 近藤 弘之
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2014/02/10
    "牛丼屋はあくまで「牛丼の味」で勝負すべきで"そら建前はそうでしょうけど、でも所詮牛丼だからなぁ。
  • 暇つぶしという重要な問題 - 『暇と退屈の倫理学』

    人生とは何か、という問いに対する答はいろいろあるだろうが、私の答は中学生のころパスカルの『パンセ』を読んだときから同じだ。それは気晴らし(divertissement)である。これは適切な訳語がないが、「人生に意味がないという事実を忘れるために常に何かをして気をまぎらわせること」といった意味である。 パスカルは、兎狩りに行く人を例にとってこれを説明している。狩りは兎を手に入れる手段としては不合理だが、人々の目的は兎をとることではなく、狩りに夢中になって気晴らし(暇つぶし)をすることなのだ。これをパスカルは自己欺瞞と考え、神の中に意味を見出そうとしたが、その著書『キリスト教弁証論』は未完に終わり、断章だけが残された。 それ以来、退屈や暇つぶしについての考察は、西洋哲学の重要なテーマである。ニーチェは退屈をニヒリズムと呼び、それを克服する「超人」を構想した。他方、マルクスは「必然の国」の彼方に

    暇つぶしという重要な問題 - 『暇と退屈の倫理学』
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2012/02/27
    図書館にないよ~orz
  • “自分のアタマで考える”ためには―@toriaezutorisan

    アゴラをご覧になられている多くの方がそうだと思うのですが、私もブロガーのちきりんさんが好きです。ちきりんさんのブログは、“視点が固有で”“データや世の中の事象をその固有の視点で切り取り”分かりやすく解説してくださっています。 先日、ちきりんさんの著書「自分のアタマで考えよう」を読みました。世の中に蔓延するもっともらしい知識人たちのコメントや言論に惑わされることなく、いかにして“自分のアタマで考えるか”を具体的な方法論が書かれています。 私も「ほぉ、へぇー」と感嘆のため息をつきながら、読了させていただきました。ここで、最後のまとめ部分から二つほど引用しながら、ふと思ったことを。。 ○まとめからの引用 “いったん「知識」を分離すること”=もともと知っている知識は、考えることを邪魔する “知識は「思考の棚」に整理すること”=補完情報が入った場合に結論づけられることを事前に考えておき、補完情報が入

    “自分のアタマで考える”ためには―@toriaezutorisan
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2011/12/25
    “自分のアタマで考える”ためには「算数」ではなくて「数学」だと思う。九九がスラスラ出来ても、思考力の強化にはあまり役に立たないでしょう?算数と数学の間には、深い谷がある。
  • 電子書籍そのものがすでに陳腐! -- 純丘曜彰博士

    を電子化するしないで大騒ぎ。紙で刷るのは資源のムダだ、いや出版社こそがの質を作っている、うんぬん。しかし、電子化してまで、なんでじゃなきゃいけないんだ? 人間の思考はメディアが規定する、と、マクルーハンは言う。人間の思考があって、それをメディアに載せているのではなく、人間は、メディアに合わせてしか思考できない。声の時代には歌を唱い、文字ができたら石に年号を刻む。も、最初は木片か竹棒に、先生の御言葉を書き付けただけ。それが糸で綴じられ、紙で巻物になると、やたら行間や周辺に注釈を書き込みたがるようになる。印刷の初期には、「パンフレット」として独特の紋切り型の世界観が生まれて、それがフランス革命を引き起こし、その後は、パンフレットと定期郵便と自家製の制度が一緒になって、やたら大河な「超長編小説(ロマン)」がはやった。 さて、現代の我々の思考は、二十世紀の初等教育とザラ紙雑誌でできている

    電子書籍そのものがすでに陳腐! -- 純丘曜彰博士
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2011/11/04
    この記事も、”つまみ食いして読み捨てる”記事?
  • 野田首相がQBハウスに行ったわけ

    野田新首相が、QBハウスで1000円で散髪したことが話題になっています。けさの池尾さんのむずかしそうな記事は、実はこれに関係があります。 この記事は私の「今は『円高』ではない」という記事へのコメントだと思いますが、そのコメント欄でも補足したように、これは円高が(リフレ派のいうように)貨幣的なデフレだけで起こっているとすれば問題がないという意味で、実際にはもちろんそうではありません。大事なのは一般物価の下がるデフレではなく、相対価格の変化なのです。 これは国際経済学では、バラッサ=サミュエルソン効果としてよく知られている話です。部門間で生産性上昇率に大きな格差がある場合、新興国との競争で貿易財の価格が下がると、国内の労働需要が減って賃金が下がり、非貿易財の価格も下がるのです。実際に日の実質賃金も下がっており、これによって散髪の料金を4000円も取らなくても、1000円で採算が合うようになり

    野田首相がQBハウスに行ったわけ
  • 戦争は「軍部の暴走」だったのか - 『あの戦争と日本人』

    あの戦争と日人 著者:半藤 一利 文藝春秋(2011-01) 販売元:Amazon.co.jp ★★★★☆ 明治以降の近代史をみるとき、二つの有力な史観がある。一つはそれを財閥や地主が軍部と結びついて対外侵略を行なった「帝国主義」と考える唯物史観で、アカデミズムや左派メディアにはまだその影響が強い。もう一つは明治の英雄が近代化をなしとげたと考える司馬史観で、「新しい歴史教科書をつくる会」などの右派はこれに依拠している。 著者は司馬遼太郎の編集者だったので、基的には司馬史観に共感しながらも、明治国家と昭和の戦争を「非連続」と考える司馬に異を唱える。特に大きな岐路は日露戦争だった。『坂の上の雲』では英雄の活躍によって不可能な勝利が可能になったように描かれているが、最近発見された当時の戦史によれば、その実態は違う。 たとえば二〇三高地の攻略は、結果的には無意味だった。2万人の犠牲を出して攻略

    戦争は「軍部の暴走」だったのか - 『あの戦争と日本人』
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2011/08/16
    とりあえず図書館にあるようだ。
  • 朝日新聞の「戦争責任」

    朝日新聞が、今週から「電力の選択」というシリーズを始めた。第1回は月曜の1面トップで、「自然エネルギー 阻む政官業」という見出しがついている。内容は、通産省(当時)と電力会社がいかに癒着して再生可能エネルギーの普及をじゃましてきたかという話だが、朝日新聞の記者はサンシャイン計画というのを知らないのだろうか。 これは1974年に石油危機を受けてできた計画で、大規模な太陽光発電所や燃料電池、バイオマスなどに(ニューサンシャイン計画を含めて)総額1兆5500億円を投資するものだった。しかし太陽光発電所は実用化できずに破棄され、原油価格が落ち着いたこともあって、2000年に終了した。朝日新聞の思い込みとは逆に、かつて政府は再生可能エネルギーに多大な期待をかけていたのだ(それは当時、政府を取材した私のほうがよく知っている)。 それから37年たっても、再生可能エネルギー(水力を除く)は全電力の1%にも

    朝日新聞の「戦争責任」
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2011/06/29
    いや、貴方が言うことじゃないでしょ。「人のふり見て我がふり直せ。」ね、池田さん。
  • ノーベル賞の季節にあらためて思ったけど学問って本当に世界を変える

    米パデュー大の根岸英一教授、北海道大学の鈴木章教授が、リチャード・ヘック教授と共に今年のノーベル化学賞を受賞した。筆者は人が人を評価するこのような賞よりも、人の集合である市場が経済的な利益というかたちで与える客観的な評価の方を尊重したいと思っている。やはり人が人を評価することは大変難しいことであるし、常に政治的な思惑が入り込む。その点、金という単一の尺度で評価する市場というのはある意味とてもよくできたものだと思う。とはいえ、やはりノーベル賞である。その歴史と権威は別格であり、なかでも物理学賞、化学賞、生理学・医学賞は科学分野における最大の栄誉であると考えられている。筆者も同じ日人が今年はふたりも受賞できて大変よろこんでいる。今回は液晶パネルや医薬品の材料となる有機化合物の画期的な合成方法の開発に対して賞が与えられた。 改めてノーベル賞の過去の受賞者やその受賞分野を見てみると、学問というの

    ノーベル賞の季節にあらためて思ったけど学問って本当に世界を変える
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2010/10/07
    本を「借りて」独学するのは駄目でしょうか?
  • 学ぶことにインセンティブがある社会を作る必要性 - 松本徹三

    岡田克敏さんの「足利事件の一側面」を面白く読みました。ここでは、「科学的思考の出来ない人が、科学技術の知識を要する判断を平気でやっている」ことの問題点を指摘しておられます。論理的、科学的な思考の出来ない人は、たまたま誰かが申し立てた「科学技術の知識らしいもの」を無批判に信じてしまう傾向があります。こういう人達は、「自ら考えて論理的に納得すること」をはじめから放棄しているのと、「一部の例証だけから原理を導くことは出来ない」という「科学の世界では当たり前のこと」を理解していないからです。 これは、明らかに諸外国よりも日においてより多く見られる現象です。私は、その一因は、「文科系」と「理科系」を殊更に分けているかのような、現在の日教育制度にあるような気がします。また、会社などの組織体においても、お互いに「自分達の得意分野によそ者を入れたくない」といった「縄張り意識」が働いていることが多いの

    学ぶことにインセンティブがある社会を作る必要性 - 松本徹三
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2009/06/20
    概ね同意。ただ日本は、歴史的にも、親の七光りが大きくものを言う社会で、単に欧米の猿まねをすれば良い、とは思えませんが。