麻生財務相は9日の記者会見で、2024年を目処に新紙幣を発行する方針を明らかにし、デザイン案を公開した。新紙幣を巡っては、フジテレビが8日深夜の報道番組でスクープ報道し、日経新聞など他の報道機関も追随し、9日未明からネット上でも話題になっていた。 【独自】20年ぶりに紙幣刷新の方針 1万円札は渋沢栄一氏 (FNNプライムオンライン) 現在の紙幣は2004年に発行。方針どおりに刷新すれば20年ぶり。新紙幣の肖像は1万円札が明治期の実業家、渋沢栄一、5000円札が津田塾大学創始者の津田梅子、1000円札が「近代日本医学の父」、北里柴三郎とする方向だ。 この日、財務省のサイトにアップされた新紙幣のデザイン案は次の通りだ。 ツイッター上では新紙幣報道のあった9日未明から肖像の人物などがたちまち話題に。新元号のタイミングや景気刺激、偽造対策技術の刷新といった狙いが取りざたされた。 その一方で、アゴラ