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ブックマーク / kaz-ataka.hatenablog.com (35)

  • 脱アドレナリンワークのすすめ - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Summilux F1.4, PN400N 昼間は非常に元気なんだが、帰る時は虚脱しきっている人がいる。 例えば、僕の職場で比較的近くにいる、ある女性の場合、僕の方がどちらかと言えば早く来ているし、どちらかと言えば長く働いているのだが、何ともいえず、帰る時は圧倒的にか細くなってしまう。 僕は決してgood shapeとはいいがたいし、若い時に運動しすぎて、腰を痛めてから、それほど運動している訳でもないので、体力もさしてあるわけでもない。が、僕のようにぜい肉がついている訳でもなく、中年にさしかかっている訳でもない彼女は、明らかに僕よりも何倍も疲労困憊して帰る。昼間は人並みはずれて元気に声を出しているエネルギッシュな人なのに、である。 帰りにたまに声をかけて話をしてみると、当に使い切ったと言う感じで帰るようだ。あれでは夜、まとまった活動も出来そうにない。仕事は確

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  • 能力主義とメリトクラシー - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 90mm Tele-Elmarit F2.8, RDP III @ Grand Canyon National Park (Mooseと並ぶ、北米最大のシカ、Elkです。) 能力主義という言葉がある。 このように不景気になり、沢山の若い人がちゃんと仕事に就けない状態が続くと、若い人たちのコミュニティに熱望されているのではないかと思う。一方で、歳を取って、守るものが多い人たち、多くの場合、その仕事を始めようとしている人たちの親の世代では、しかるべきポジションについている人ですら、あまりやり過ぎは良くないと考えているだろう。何しろ、自分の家族や子供をどうやって養っていけば良いか分からなくなるからだ。 実は、僕は一度もいわゆる年功序列的な仕事をしたことがない。もともと科学者にずっとなりたいと思っていたから、ということもあるが、少なからず、歳を取った人たちにアービトラージ、日

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  • Hello! I am back! (probably) - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Summilux F1.4, PN400N 気がついたらたいしてモノを書かないまま何ヶ月かが経ってしまいました。登録して頂いていただいてる読者諸兄姉(みなさま)、ゴメンなさい! 最後に書いてから二ヶ月。 色々書き物をしていたのですが(そしてかなり書いていながら、今もまだケリが付いていないのですが)、このまま書かないと、このブログ、書かないままになってしまいそうなので、何か自分のためにも書いていきたいと思います。 思い起こせばブログを書き出してからちょうどこれでほぼ一年。あっという間でした。 最初の二ヶ月ぐらいはあふれんばかりに書きたいことがあって書いていたけれど、これがもう内容がハードコアだったからか全然反響がなくて、さすがにちょっと参ったりした。笑 せっかくなのでちょっと振り返ってみたいと思う。 - 去年は自分の人生にとっても結構な節目の年で、長年つとめたプ

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  • 傷心の草なぎ君に贈る言葉 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Summilux F1.4, RDPIII @ Navajo Nation, AZ Experience is a hard teacher because she gives the test first, the lesson afterwards. — Vernon Sanders Law 経験というのは厳しい先生だ、、、試験が最初で、学びはそのあとなのだから。 — ヴァーノン・サンダース・ロー - Being vulnerable doesn’t have to be threatening. Just have the courage to be sincere, open and honest. This opens the door to deeper communication all around. It creates self-empow

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  • この国はどのような人間を育てようとしているのか? - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Contax T2, 38mm Sonnar F2.8 @Greenwich, CT 昨日とても考えさせられるディナーがあった。 友人の一人が、Yale College*1を卒業後、New York Cityのある有名な投資グループで働いているのだが*2、ここのところ、日での事業の立ち上げで東京と往復する生活をしている。 また何ヶ月ぶりかで日に1−2週間かいるというので、ほかのYale関連の日の知り合いも含めて集まって、飲んだ。僕が先週ずっと風邪を引いていて病み上がりだったということもあり、西麻布辺りでおでんをべた。 とある顕著な構造不況にある業種の友人もいたので、その辺の不況話もしたのだが、そのニューヨークからの彼とした話で最も心に残ったのは、日からのYale College applicant(応募生)の質の低さの話だった。 - アメリカで名のある大学は、書類、エッセイや試験

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  • ポスドク問題について思う2 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Contax T2, 38mm Sonnar F2.8 @Los Angeles, CA (これは昨日の呟き編の続きです。ごはんを楽しくべていたら書くのを忘れてしまってました、、、。昨日のを読まれていない人は、まずそちらをご覧ください。) wackyhopeさん、いつもコメントありがとうございます。 ふーん、へぇーーーでした。学位を取ろうとする人の集団は、いくら何でも民間企業に働くことを最終目的にした人が主ではないと思うので、あのような検討をしたのですが、まあ要はアカデミアは無理でもやっぱり仕事に就けないということが問題ということで、supply(社会への供給量)とdemand(社会の需要)の問題ということは変わらない訳ですね。 (、、、昨日書いた通り、明らかにアカデミア側のキャパがたりない状況下で、「もし」ですが、自分のトンガリ、売りもないのに、非現実的にアカデミアの道のみを考える人ば

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  • ポスドク問題について思う - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Summilux F1.4, RDPIII @Grand Canyon National Park, AZ 休載宣言以来、案の定ほとんど書けていませんが、なんというか日の学位取得者について考えさせられるメールが来て、ちょっとだけ。 ポスドク*1問題というのが日ではかなり深刻だという話をたまに聞いたり、見たりするのですが、なんというかちょっと不思議に思っています。 どうも騒がれていることの質は、学位をとっても研究職、特に大学や公的研究機関に就ける人が少ないということのようです(もし私の理解が間違っていたらごめんなさい。その場合、以下は読む必要ないです)。 しかし、それは当に問題なのでしょうか。アメリカのトップスクールのようにセレクティブで、どのPh.D.プログラムでも10人ぐらいしかとらないようなところでも(一つのプログラムで学位を取るのはそのうち5-6

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  • 昨日のコメントを受けた追伸、、、若さは才能 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M3, 50mm Summicron F2.0, S-800 @お台場、東京 昨日のエントリのコメントを見ていて少し追伸。(まだご覧になっていない人は、文脈が理解できないと思うので、そちらをまずご覧ください。) まず、以下のエントリはかなり密接に関係したトピックなので、初めてこのブログにいらした人はご覧になって頂ければと思います。 大学院教育で何が出来ると人が育ったと言えるのか ここではそもそも大学院教育の質として日米でどうちがうのかについて考察しています。、、、正直、欧米(特に米国)の先進的なプログラムを体験もせずに日でも戦える、ノーベル賞も出ただろ、というのは、なんというか戦前、ニューヨークも見ずに*1鬼畜米英と叫んでいたのとあまり変わりません。戦前であっても北里先生であるとか、高峰譲吉先生であるとか、真に世界的な研究者はいました*2。そういう話ではないのです。 少なくと

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  • 専門教育に関して悩まれている人へ贈る言葉 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Summilux F1.4, 400VC-3 ブログ、全面再開できる状態にはほど遠いのですが、時たま、読者のかたから進学関連の悩み相談のようなメールを受けることがあり、今週もかなりまじめなものを受け取ったりしたものですからちょっと書いてみたいと思います*1。 大体、受けるご相談は、以下の三つのどれかで 今のまま日で大学院教育を受け続けるので良いのか ポスドクになってから外国に行くのでは遅いか やりたいことがあるが、仕事も忙しく踏ん切りが付かない こんな感じです。 - これを他人事(ひとごと)として読まれるとなんでそんなことに、と思われる人もいるかもしれませんが、それは毎度大変深刻、あるいは真剣なご相談で、だからこそ僕のような直接あったこともない人にまでご相談が来るのではないかと思うのです。こうやって何人かの人のご相談がやってくるということは、かなりの数の人が

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    takashit666
    takashit666 2009/01/17
     "言い訳はしない"←歩んでいる道は違いますが、自分に言い聞かせておきます。
  • 虫の記憶はさなぎを経ても残るのか? - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Planar F2.0 @Meguro たまにはサイエンスのことを ちょっとニューロサイエンスカルト化しないようにと思って(笑)しばらく話題を一般的な方に振ってきたのですが、もうそろそろ良いかなと思うので、たまにはニューロした(?!)話題を。 - 僕が一つ非常に面白いなと思っているが、恐らく誰も研究していないし、従って、どうやってやったらいいかすら考えていないのではないかと思う問題の一つに、昆虫における生涯の記憶がある。 昆虫は、小学校か中学校のどこかでみなさんも習ったと思いますが、卵から幼虫の形で生まれ、これが何度も変態(metamorphosis)を繰り返して成虫になります。蝶のように途中で蛹(さなぎ)という抜的な変身過程を経るものと、バッタのようにほとんど親と同じような格好で生まれて脱皮を繰り返しながら、さなぎを経ずに親になるものがいます。(みなさん、

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  • 「こわれてしまったかな?」と思う幻想リスト - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 35mm Biogon F2.0 @Sedona, AZ 昨日あんなことを書いてしまったので、まあ年末年始にちょっと考えていた、かつて日を覆っていたが(今も?)かなり壊れてしまったと僕が思う幻想リストを載せてみます。(当にえぐすぎるのは載せていません。) 80年代に成仏 働かざるものうべからず 国民的スター(長嶋茂雄、ピンクレディーなど) 金持ちも企業も持っているのに応じて、大方の税金を払うものである(=累進課税、法人税は有効) 持ち家は可能である(特に都市部) お金以外にも同じかそれ以上に大切なものがある 生活ではなく名目だけ豊かになったという途上国的な気分 大学生の節操(ある種の純潔) 90年代に成仏 お金や土地は安全な資産である いわゆる一流企業に、一流大学と呼ばれるところを出て就職すれば、ある程度豊かな生活は保障される 名の通った企業である程度成功すれば、

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  • 何かが壊れるときは、何かが生まれるとき - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    新年あけましておめでとうございます! なんだか非常な不景気な気分の中、年が明けてしまいましたが、何かが壊れるときは、何かが生まれるときでもある。そう意味で、長年膠着してきたある種の停滞感を一気にぶち破るかつてない好機なのではないかと僕はものすごく期待しています。 膠着してしまった社会、膠着してしまった会社、膠着してしまった組織、膠着してしまったシステム、そんなことにうやむやを感じている人、今がチャンスです。一気に膠着を打ち破っていきましょう!どうせ何もしなければじり貧になるだけの状態なのですから、これは何もしないのが一番まずい。何かすべき。 しかも、幕末の混乱のときも、先の大戦後も日がただ圧倒的に爆死していたという線が強かった訳ですが、今回は世界中みんなそう。これはまれに見る大チャンスです。一発当てるなら今です。 Leica M7, 50mm Summilux F1.4, RDPIII

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  • 破滅願望?あるいは一掃願望? - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M3, 50mm Summicron F2.0, RDPIII @Bali, Indonesia よくある話に、火事に群がる野次馬、群衆というのがある。見に行ったことがある人なら気付かれたことがあるかもしれないが、多くの人はある種恍惚とした顔をして、あの火に見入っていることが多い。 また、東京に大地震が近いかも!、という話がある。東海だという話もこの20年ほどは随分あり、もしかしたら中京地区にも、という話も何回か聞いた。別にいつ来てもおかしくないのはわかるが、まあとにかく世の中の大好きなテーマの一つだ。 僕の中学生の頃は口裂け女ブーム?なるものがあり、日中で目撃談があいついだ。あれも騒いでいる人はみんなとても楽しそうだった。 バブルの絶頂期は、いったいいつこれがはじけるのか、はじけたときにはいったい何がおこるのか、というのが、結構はやりのテーマで、NHKなどは随分力を入れて特

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  • 米国横断フォトエッセイ10 : アメリカンドライブ - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Grantsを発ち、アリゾナに向かう。 Leica M7, 35mm Biogon F2.0, RDPIII (出来たらクリックして大画面で見てみてください) たまらなくなるようなアメリカンドライブだ。 日の道を走るのと違い、こんな道なら何時間でも走れる。中央分離帯だけで100フィートぐらいは*1ある。対向車線も全く気にならない。 - これはそんな中、立ち寄ったあるパーキングの風景の一コマ。 Leica M7, 35mm Biogon F2.0, RDPIII これこそアメリカだ、 そう思える風景がそこにあった。 - ps. このエントリに限らず、写真にもスターなど頂けたりするととてもうれしいです。また、よろしければ下のリンクをクリックして頂けると幸いです。 *1:約30メートル。1フィートはアメリカの尺。

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  • 米国横断フォトエッセイ9 : 西部到着 - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    ABQ(アルバカーキ)到着。ニューメキシコだ。ここからアリゾナ辺りが、いわゆる西部劇の舞台。 雨上がりだからか、神々しい空からの光が降り降りている。 Leica M7, 50mm Summilux F1.4 (以下同じ) 緑などほとんどない砂漠の大地だが、かえって神の土地といわんばかりの眺めだ。 この日はあまり走らずに、一時間半ほど離れたGrants(グランツ)という小さな宿場町に泊る。 こんな感じの一見おそろしくしけた感じのモーテルなのだが、砂漠の中を抜けてきているとこれが当に安堵の空間になる。ちなみに写真の左の方にある変なネットがこの辺りの特産である、ドリームキャッチャーの大型版。どこかでチャンスがあれば述べるが、手のひらに乗るようなコンパクトなのがどこに行っても土産ものとして売っていて、ネイティブアメリカンたちの大きな収入源になっている。 モーテルなんてラブホじゃないのか、ぐらいに

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  • 米国横断フォトエッセイ8 : デンバーの空港にて - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    米国横断の途中、コロラドのデンバーから、アルバカーキ、いわゆるABQ*1まで飛行機に乗った。 で、デンバーの空港について歩いてみると、大きな金属とガラスのハコの中に、実に見覚えのあるものが大量に並んでいる。 Leica M7, 50mm Summilux F1.4 @Denver, CO んっ、、、。 ガラスの中をよく見てみると、ほとんどアップルストア(直営店)の棚そのもの。 目を疑うが、どうみてもiPodの自動販売機のようだ。 そりゃいくらなんでもないだろ、と思い近寄ってみると、確かに、商品をえらんで、カードを通せとある。 Leica M7, 50mm Summilux F1.4 @Denver, CO しかしなんていうものをこの連中は作るんだ、と思ってちょっと感動する。たしかに冷やす必要もないし、ハコだけだけれど、大量生産する訳でもないので、おそらく一台数百万はするだろう。なお、この辺

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    takashit666
    takashit666 2008/12/17
    どうせここまでするなら、自販機丸ごとiphone(touch)仕様にしてほしかった^^; / BUYボタンの長押しで自販機がガクガクブルブル
  • 眉間にしわを寄せるような大人に負けるな!(慶応SFC訪問記) - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Summilux F1.4, RDPIII @Monument Valley, UT 先週の月曜日、前職の先輩が教授をしている縁で、慶應のSFC(湘南藤沢キャンパス)に行って一コマ話をしてきた。 教室に近づいてみると、沢山の人が入り口から入ろうとしていて、入ってみると、それはかなり大きな大講堂だった。280人ぐらいはいるかも、というお話だったので、多少覚悟していたが、あまりの数にちょっとびっくり。U先生、さすがの人気授業である。すり鉢状の講堂だった。 こんな沢山の人の前で話すのは、実に久しぶり。もしかしたら学生の頃、駿台で夏期講習あたりを教えていたとき以来かも。 来、経営戦略の授業ということであるが、学生の人生の刺激、参考になりそうなことであれば、何を話してもよいと言うことだったので、自由に話しつつ、質疑応答してきた。とは言っても、僕のことなど何にも知らない

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  • こんなに不吉なニュースが多いのに、恐慌に陥らないのはなぜか - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm Planar F2.0 @Sedona, AZ リーマンブラザーズの破綻、 アイスランドの破綻、 世界的な株価の急落、、、 だけでもショックなのに、それに加えて、 数年前まであれだけもてはやされたアーバンコーポレーションの破綻(夏)、 数日前のモリモトの破綻*1、 都心ビルの空室率の拡大、 更に、 GMの売り上げ四割減、 国内クルマ売り上げ27%減、 米国クルマ売り上げ11月は新車販売台数が前年同月比37%減、 などという実体消費の象徴とも言える部分のドラスチックなダメージの話を聞くと、恐慌か!と思うのだが、おこっているのは、今のところ、 トヨタ、キヤノンの人員調整、 末端消費の継続的な前年割れ、 のレベル(十分悲しいことではあるが)。経団連トップを生み出す企業でこういうのはどうかと思うが、正直、上の数字を見ると、正社員も何割か切られてもおかしくないことを考え

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  • ストレッチはするが無理はしない - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Contax T2, 38mm Sonnar F2.8 @萩、山口県 ごめんなさい。 このところ全くメンテできていません。 師走だからか何だからか、めちゃめちゃ忙しい! とにかく僕が心がけているのはぷちっとならない範囲でやること。そもそもあんまり「がんばる」という言葉自体が好きじゃない。竹槍特攻隊みたいに負けてしまうイメージ。(笑) 「ストレッチ」のレベルであれば、なんとも言えず気持ちいいのですが、これがもう自分を押すのも大変なときになってまでやるのは、運動でうさぎ跳びをするようなものでもうダメダメ。 必ずダメージが来ます!断言。 僕はあるレベルの疲れなのか状態になると勝手にスイッチが切れて、外に行ってしまいます。適宜、うまく休みを取るのも大事な技。結構これで長い間、タフな仕事を乗り越えてきた気がする。 仕事を始めた頃は、これが出来なくて苦労した。しまいにミーティング中にうとうとしてしまい

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  • 渡米して最初に思ったこと(6) - 幸せとは? - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

    Leica M7, 50mm C-Sonnar F1.5 @Mother Farm, Chiba 日では勝つという言葉が意味していることは非常に狭いけれど、アメリカ人が使うwinという言葉の意味は非常に広い。Are you winning?と毎日言っている、かつて僕のチームメンバーがいたけれど(外人)それは何というか「うまくやってる?」位の意味で、方向や内容までは規定しない。だから、百人いればそれだけのwinningな状態があるという意味ではアメリカはいいところだと思う。 何かはっきりした方向に向かっているということ(トラブルはあっても前進しているということ)が幸せな状態だと思う。辛いことを乗り越えているのが一番生きている実感のある充実した瞬間だと僕は信じている。 (Summer 1997) - ps. この一連の11年あまり前の稿はこれで終わりです。一週間以上の長きに渡り、お付き合いい

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