ウールのセーターが洗えるのに、なぜスーツは洗えないか。その理由は、シルエットを保つために使用されている、肩パッドや芯地などにダメージを与えてしまうからなのです。そこでこのスーツは、肩パッドをはじめ、裏地のキュプラ以外の副資材をほとんど排除。しかも素材には、世界初の技術であるオゾン防縮が施されたウールを使用。これにより洗濯しても生地が縮みにくくなり、しかもその復元力は驚異的で、乾くのと同時にシワもなくなってしまうのです。 芯地を省いた軽いスーツがトレンドのなかで、デザインワークスはスーツ=クリーニングに出すというストレスまでをもなくしてしまったのです。これは、着る人のことをきちんと考えて作られたスーツといえます。しかもスーツがもつ軽快な印象を生かし、ジャケットはパッチポケットにして、パンツはベルトなしでも着れるよう、ドローコード仕様に。つまりビジネスではもちろん、上下別々に使うこともできる