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2022年8月25日のブックマーク (4件)

  • アメリカが直面する内戦の危機と中絶問題──武装化したQAnonやプラウドボーイズ

    <カリフォルニア大学のグループが行った調査で、半数以上が数年以内にアメリカで内戦が起きると回答した......> 日ではほとんど報道されることはないが、アメリカでは多くの国民が内戦を現実起こり得る脅威として認識している。カリフォルニア大学のグループが行ったアメリカ全土を対象にした調査では、半数以上が数年以内にアメリカで内戦が起きると回答したほどである。 アメリカが内戦の危機に直面していることを示した書籍『How Civil Wars Start』はベストセラーになっている。著者のBarbara Walterは30年間内戦を研究し、CIAの諮問機関Political Instability Taskforceに所属していたこともある。この分野の専門家の指摘とあって、さまざまなメディアで大きく取り上げられ、注目されている。 世界各地の武力衝突をモニターしているArmed Conflict L

    アメリカが直面する内戦の危機と中絶問題──武装化したQAnonやプラウドボーイズ
  • すべてが成長する時代は終わり、素晴らしい停滞の時代が始まる──『Slowdown 減速する素晴らしき世界』 - 基本読書

    Slowdown 減速する素晴らしき世界 作者:ダニー・ドーリング東洋経済新報社Amazonこの『Slowdown 減速する素晴らしき世界』は、世界人口の増加も、経済の発展も、平均寿命も、負債も、技術革新も、すべての「加速」が終わって減速、あるいは停滞に向かうことを各種データから示していく一冊だ。加速する世界がいいもので、停滞は悪いものだとする価値観があるが、書は副題に「素晴らしき世界」と入っているように、決して次にくる停滞の世界が「悪いものである」という立場をとらない。 たとえば世界の人口はこの先一度100億〜110億あたりで天井へと至り、その後急速に減少していく。個々の国々からしてみれば人口が減少することは生産年齢人口が減ってGDPも税収も減少し国内市場が減少しと良いことがないが、世界的にみればこれは朗報だ。人数が少なければ少ないほどスムーズな意思決定が可能になる。ゴミを出し、エネル

    すべてが成長する時代は終わり、素晴らしい停滞の時代が始まる──『Slowdown 減速する素晴らしき世界』 - 基本読書
  • 佐藤優『読書の技法』はとても参考になる|はむっち@ケンブリッジ英検

    先日某所で読書術みたいなことが話題になった。難しめのを読むのは時間がかかるししんどいものなのであるからして、みんな自分なりの工夫をしているのである。 これは自分のざっくりした感覚なのだが、前提となる知識が身についてないようなは読むだけ時間の無駄である。なにも頭に入らないからだ。7割くらいは知っているというようなが、苦痛なく読み進めることができて、かつ知的な充足感も大きい。自分の仕事の専門分野だと知っていることが9割くらいで、残りの1割を探すために猛スピードで読む感じになる。 難しいのは5割くらいのときだ。がんばったら読めなくはないが、文意がとれない、単語の意味がわからないといったことで、目が滑ったり、同じところを何度も読んだりするはめになる。 そこで私が参考にしているのは佐藤優氏のこれだ。まず安心するのは氏のような博覧強記でも月に熟読できるのは多くて6冊くらいということだ。凡人だった

    佐藤優『読書の技法』はとても参考になる|はむっち@ケンブリッジ英検
  • 『進化する勉強法』を読んで時間を無駄遣いしよう!|はむっち@ケンブリッジ英検

    おおげさなタイトルだが最近の研究成果を紹介しつつ効率的な勉強法を考えるといった体裁でラクに読める。帯には「メンタリストDAIGO推薦!」とかいう煽り文句もあって手に取るだけで気分が高まるというものだ。それだけでもう読みたくないという読者諸兄もいるかもしれないが、、、 内容はだいたいお勉強のできる人は経験的に知っているようなことである。例えば、イメージでとらえたり、手や口を動かして学習するほうが効果が高いとか、様々な切り口で問題を解くほうが記憶に残りやすいとか。しかし体感で知っていることが、学術的に証明されていると知るのは非常に良いと考えられる。自分のやっていることに自信が持てるからね。 さらには分散学習だ。Ankiを使っている人には言わずもがなだが、莫大な量を記憶したいなら必須のメソッドである。一つのことを集中的に学習するより、たくさんのことを時間を分散さるほうが、結果的にはより多く覚えら

    『進化する勉強法』を読んで時間を無駄遣いしよう!|はむっち@ケンブリッジ英検