なぜ、いま、再び4インチへの回帰なのか 3月21日(日本時間では22日の深夜)のアップルのイベントでいくつかの発表があり、すでにASCII.jpの速報などでも詳細が報道されているが、良くも悪くもいちばん話題となっているのはやはり「iPhone SE」だろう。処理速度やカメラ、搭載OSなどのスペック面についてはもうあちこちで記事になっているから、ここで改めて言及するつもりはない。 今回注目したいのはとても単純なことながら「小さくなった」ということである。 ご存知のようにiPhoneは2007年に最初の機種が登場し、そのときの画面サイズは3.5インチであった。それが2012年の「iPhone 5」で4インチになり、2014年の「iPhone 6」で4.7インチ、「iPhone 6 Plus」にいたっては5.5インチにまで拡大された。当然のことながら、ディスプレーの大型化にともなって本体サイズも
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