6月24日、 日産自動車の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)がアシュワニ・グプタ最高執行責任者(写真)を監視していたと執行役員の1人が内部告発し、同社が調査を開始したことが分かった。英サンダーランドの同社工場で2021年7月撮影(2023年 ロイター/Phil Noble) [東京/パリ 24日 ロイター] - 日産自動車の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)がアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)を監視していたと執行役員の1人が内部告発し、同社が調査を開始したことが分かった。事情を直接知る関係者4人が明らかにした。 内部告発をしたのは、かつてカルロス・ゴーン元会長の不正に一部関与しながら司法取引で捜査に協力したハリ・ナダ専務執行役員。現在は訴訟対応や会社として対処すべき重要課題などの特命業務を担う。4月19日付で独立社外取締役に内田氏を告発する文書を送った。 内部告発があったことは
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