東電の技術基準適合義務違反の疑いに目をつぶり、 法令順守の職務を放棄した保安院見解を直ちに撤回し、 福島第一原発5号機を停止させよ 2004年10月11日 BWR関係市民団体 東京電力福島第一原発5号機の配管の肉厚が、技術基準による必要最小肉厚を切って運転されている可能性があると福島県が指摘していた問題について、原子力安全・保安院は、東電の運転継続を容認する見解を示した(「福島第一原子力発電所5号機の配管減肉管理について」10月7日原子力安全・保安院)。保安院の見解は、東電が技術基準適合義務に違反し、法律を侵して運転している疑いに目をつぶるものであり、原発の運転にあたり法令を順守させるという保安院の最低限の職務をも放棄する許しがたいものである。…つづく