「科学的基準 キリッ」じゃすまない、って話 - シートン俗物記 という記事の後半部にある被災瓦礫の広域処理の話を読んだことを機に今までずっと考えてきたことが言語化できた。 災害風景への曝露 二次大戦を経験した人と一緒にいると時々「戦争の時のつらい記憶を思い出すのがいやで、終戦記念日前後はテレビをみない」という話を聞くことがある。 終戦後何十年たっても当時のことを思い出すとつらい。終戦記念日の報道を見ていると自分の意志と関わりなく記憶を蘇らせてしまうのでそれがしんどいという。 この手の記憶の問題は早期に克服できる人もいれば、何十年も引きずってしまう人もいる。 震災がれきに囲まれて生活することの意味 日常生活をおくる場に、震災の爪痕が生々しい形で残っている。そこで普通に暮らしているだけなのに毎日それを見ながら過ごさなければならない。 そんな日々を過ごすことが、ある種の被災者にとって精神的な負担
震災がれきの受け入れを検討している群馬県の吾妻東部衛生施設組合(中之条町、東吾妻町、高山村)の議員全員協議会が31日、中之条町役場で開かれた。 管理者の折田謙一郎・同町長は、試験焼却を4月10~12日に行うと発表。受け入れに賛成する意見を得て、感極まって涙をぬぐう一幕もあった。 試験焼却では、岩手県宮古市から1日5トンずつ計15トンのがれきを中之条町内の焼却施設に搬送。住民が放射線量を測定する機会も設ける。折田町長は、焼却後の灰の放射線量の測定結果が出る同16日以降に、受け入れの可否を判断する。 折田町長が涙を見せたのは、高山村議会の平形富二夫議長が「現地を視察し、がれきがあるうちは被災者の心の傷は治らないと説明された。村議会では全員が賛成」と述べた直後。折田町長は目頭を押さえ、「胸が熱くなった」と答えた。 折田町長は1月下旬に県内で初めて受け入れの検討を表明。住民説明会で理解を求めてきた
こんにちは。はてなブックマークニュースはこのたび、環境省の広報業務をお手伝いすることにしました。記事のテーマは東日本大震災の被災地で発生したがれきの広域処理です。記事は、前編と後編の2本で構成します。この前編では、被災地のがれき広域処理の現況と、その必要性を取材をもとにまとめます。取材と執筆は、ジャーナリストの津田大介さん(@tsuda)です。(編集部) (※この記事は環境省の提供によるPR記事です) 「みんなの力でがれき処理」――。環境省は、東日本大震災で発生した宮城県、岩手県の災害廃棄物(がれき)の広域処理を推進している。広域処理とは、被災地で発生したがれきを、被災地以外の場所で処理すること。あわせて環境省は、テレビや、新聞、ネットで大々的に、この広域処理についての広報キャンペーンをしている(本記事もそのキャンペーンの一環として取材・執筆されている)。 テレビCMは環境省の広域処理情報
環境省の《広域処理情報サイト》です。岩手県と宮城県では地震や津波などの被害で発生した災害廃棄物が大量に発生し、大きな問題になっています。ここでは、広域処理に関する「よくあるご質問」をご紹介します。ぜひご活用ください。災害廃棄物は被災地で処理できないのですか? 被災地では既存の施設に加え仮設焼却炉を設置して、日夜、処理に取り組んでおりますが、現時点においても津波によって大量に発生した災害廃棄物(岩手県で通常の約11年分、宮城県で通常の19年分)の一部分しか処理がすすんでおりません。被災地の迅速な復旧・復興に向け、災害廃棄物の広域処理は必要不可欠です。 広域処理の対象は? 広域処理をお願いする災害廃棄物は放射性セシウム濃度が不検出または低く※、岩手県と宮城県の沿岸部の安全性が確認されたものに限ります。可燃物の場合は、放射性セシウムの濃度が240-480ベクレル/kg以下のものが対象の目安となり
3月26日から行っている大仙美郷環境事業組合の焼却施設「大仙美郷クリーンセンター」における岩手県宮古市の災害廃棄物の試験焼却処理に関して、本日(3/27)実施しました災害廃棄物の搬出・搬入時や焼却施設の敷地境界における空間放射線量率の測定、排ガス・焼却灰(主灰)のサンプリングなどについて、次のとおりお知らせします。
Q 被災地に設置される焼却炉の能力はどのぐらいですか。 A 宮城県の震災がれきは、宮城県内の被災地を、 気仙沼ブロック 石巻ブロック 宮城東部ブロック 亘理名取ブロック 仙台市 に五分割し、まず、ブロック内で処理する、それができない分は県内処理、そして県内で処理できない分を県外にお願いするということになっています。 宮城県が受託した震災がれきの量は、量が確定していない気仙沼ブロックを除いて932万トン。 ブロック内処理量は471万トン、県内処理は117万トン、そして、県外処理量344万トン。 ブロック内処理をするために、焼却炉が設置されます。 石巻ブロックは5基、1500トン/日。 亘理名取ブロックは 名取に2基、190トン/日 岩沼に3基、195トン/日 亘理に5基、525トン/日 山元に2基、200トン/日 宮城東部ブロックは仙台市に場所を借りて、一ヵ
宮古市に震災がれきの視察に伺う。 震災がれきの二次仮置き場では、従事している約200人のうち地元の雇用は約170人。罹災証明書を持っているのは約20%。 主な業務は重機のオペレータと選別工だが、重機のオペレータは資格も必要なので、もともと建設業界などにいた人がほとんど。 がれきを選別する業務は、建設業界などを経験したことがない人が多く、ほとんどが一年契約。 がれきの選別は、コンベヤに載ってくるがれきを毎日八時間、選別する。なかなか雇用しても続かないそうだ。 広域処理するがれきも、選別までは地元で行うので、ここまでの雇用には広域処理も地元処理も影響はない。 広域処理をやめて地元で処理することにして増える雇用は理論的には、焼却炉の運用と破砕オペレータで数名ずつ。 理論的にはというのは、がれきは時間が経つと劣化するので、そうはならないからだ。 可燃物は、水分や塩分を含むようになっ
Q なぜ、がれきを県外に搬出するかわりに、被災地に、がれきの焼却場を建設しないのですか? A 焼却炉を被災地に建てます、建ててます! 宮城県の場合、石巻市に5基、名取市に2基、岩沼市に3基、亘理町に5基、山元町に2基、この他に仙台市に4ヵ所、気仙沼市に2ヵ所、南三陸町に1ヵ所、建設予定地があります。 Q どれだけのがれきを県外で処理するのですか。なぜ、全部、現地で処理しないのですか。 A 被災地の復興を10年で、というのが目標です。そのためにはがれきの処理を3年で終わらせて、本格的な復興にはやくつなげたいというのが目標です。 宮城県の場合、衛星写真からがれきの総量を1500万トンから1800万トンと想定していますが、1年目がもう終わってしまうので、3年での処理はかなり厳しいというのが現実のようです。 宮城県の場合、被災地を仙台市とその他4ブロックに分け、焼却炉を建設して、がれき
まず、下記のブログ「震災がれきの受け入れに賛成する」をお読みください。 http://www.taro.org/2012/02/post-1159.php Q セシウムによる内部被曝と飛行機に乗った時の外部被曝を比べることに意味がありますか。 A 同じ放射線量を被曝したら、内部被曝も外部被曝も健康への被害は同じです。3300ベクレル/kgのセシウムを含む食べ物を1kg食べた場合の健康への害は、飛行機で東京-ニューヨークを往復した時の健康への影響よりも少ないことを表します。 Q 「もし3300ベクレル/kgのセシウムを含む食べ物を1kg食べた場合、内部被曝の総量は0.043ミリシーベルトになります。」とありますが、他に内部被曝で0.043ミリシーベルトの被曝をするのは、たとえばどんな場合ですか。 A バナナ一本を食べると、バナナに含まれるカリウム40で0.0001ミリシーベルトの内部被
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