サンフランシスコ発--Microsoftは米国時間9月15日、「Internet Explorer 9」(IE9)のベータ版をローンチした。PCの全能力を駆使して、これまでウェブサイトに課されていた制約を取り除くことを見込んでいる。 コーポレートバイスプレジデントを務めるDean Hachamovitch氏は当地で開催されたイベントで、「ウェブといえば、サイトである」と述べた。「そしてブラウザである。現在、ウェブサイトは封じ込まれてしまっている」(Hachamovitch氏) 新しいブラウザは、最小限のユーザーインターフェース、ハードウェアアクセラレーション、そして、HTML 5やCSSといったより広範囲のウェブ標準のサポートを特長とする。 MicrosoftはIE9の提供により、Mozillaの「Firefox」やGoogleの「Chrome」などのブラウザに対する競争力の強化を目指して