「いわゆる『ミニノート』『Netbook』とは一線を画す」──ソニーが1月8日発表した小型ノートPC「VAIO type P」。ポケットサイズのコンパクトさと軽さ、高解像度な液晶ディスプレイ、打ちやすいキーボードなどを備えた「ポケットスタイルPC」として「新市場を開拓する」と意気込む。実売予想価格で10万円前後と、一般的なNetbookに比べ高価な製品を投入するソニーの狙いは。 「どこでも持ち歩けるようなデザインとサイズを追求した」──都内で開かれた発表会で、ソニーマーケティングITビジネス部門の松原昭博氏は、1月16日に発売する新製品「VAIO type P」をジャケットの内ポケットから取り出し、コンパクトさをアピールした。 type Pの大きさは「ダイレクトメールの封筒(長形3号)とほぼ同じ」だという245(幅)×120(奥行き)×19.8(厚さ)ミリ。本体サイズの小型化に加え、重さも