鉄道や航空では、東日本大震災の直後だった昨年に比べて利用者が大幅に増え、震災前の水準に戻った。 JR6社の乗客数は1031万人で前年比22%の増。秋田新幹線が2・9倍、東北新幹線は2・5倍となるなど、特にJR東日本管内で伸びが大きく、一昨年の乗客数もわずかに上回っているという。 国内線では、日本航空グループが約93万5000人(前年比8・3%増)、全日空グループも約122万8000人(同8・2%増)となった。国際線でも両社で前年実績を上回った。 一方、高速道路は「休日上限1000円」の制度が昨年6月に終了した影響もあり、全国的に交通量が減少。30キロ以上の渋滞は29回で前年より63回も減り、10キロ以上の渋滞も158回少ない323回だった。