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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/osato512 (11)

  • 社民党のポスターに政治家の「無神経さ」を見る - 杜の里から

    社民党が発表した集団的自衛権に反対するポスターが酷過ぎると話題になってます。 問題のポスターはこういうものですが、↓ 私はこの 「あの日から、 パパは帰って こなかった」 というフレーズを見て、正直大変不快な気持ちになりました。 あの震災を経験した身にとっては「あの日」というのは今や、「震災当日」を指す代名詞となっているのです。 ニュース記事によると、実際あのポスターの子供は党所属議員の子だそうですが、見る側にとってはそんな事は何も分かりません。 私があのフレーズとあの写真から連想したのは、まぎれもない震災孤児の姿でしかなく、そして被災地では実際にそういう児童達がいるのです。 更にフレーズの下には小さく、 「こんな未来はあまりにも悲しい」 と記されていますが、実際に親を亡くした子供達がこれを見たらどう感じるのか、ポスターの製作者及び党議員達は果たしてそこまで考えたのでしょうか。 このポスタ

    社民党のポスターに政治家の「無神経さ」を見る - 杜の里から
    tuisumi
    tuisumi 2014/07/18
  • 【お知らせ】 EM実験報告を再掲載しました - 杜の里から

    今月で当ブログもいよいよ4年目に突入しました。 そこでこの機会に過去記事のチェックを行い、リンク切れしていた部分などを手直ししていました所、平成25年4月1日より、科学論文の検索サービスである「JDreamⅡオンライン検索サービス」が株式会社ジー・サーチに移管され、新たに「JDreamⅢ」となっていた事を知りました。 そこでここを利用して再検索してみた所、以前掲載してリンク切れとなっていたEM実験の報告書が見つかりましたので、過去記事に新たに再リンクを行いました。 この実験はH13年(2001年)8月2日~H14年(2002年)8月29日の一年間、三重県の英虞(あご)湾で行われたもので、その結果は 「閉鎖性内湾漁場の環境改善対策調査」(PDF) という形で報告がなされ、その概要については自ブログ 「EMへの疑問(12) ~ちゃんと検証しているの?(追補)~ (追記あり)」 で紹介しています

    【お知らせ】 EM実験報告を再掲載しました - 杜の里から
    tuisumi
    tuisumi 2013/07/05
  • 「自己責任」と言えば許される訳ではない - 杜の里から

    11月2日から3日にかけて、ちょっと衝撃的な話題がネット内を駆け巡りました。 それはお料理レシピサイト「クックパッド」に、 『【EM活性液で!】塩麹油麺! 』 というレシピが載せられているのが発見された事でした。 レシピ内容は農業用微生物資材である「EM・1」を調味料代わりに使うというものでしたが、昨日からのTogetterのまとめなどを見て通報が行ったのか、幸いその記事は現在サイトからは削除されています。 私は今回の騒動をリアルで目撃していましたが、そのレシピの中で語られていた「自己責任」という言葉に大きな違和感を感じています。 「自己責任」という言葉は2004年に起こったイラクでの人質事件の際に大きな議論ともなりましたが、ただ今回の場合はそれ以前に、その使われ方自体がおかしなものだったからです。 通常「自己責任」と言う場合、周りからその危険性が指摘されたり注意喚起が行われているにも関わ

    「自己責任」と言えば許される訳ではない - 杜の里から
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    tuisumi 2012/11/03
  • EMに罪はない - 杜の里から

    (「はてなブログ」に引っ越しました。該当エントリーはこちらです。) 朝日新聞にEM批判の記事が載ってから、にわかに周辺状況が騒がしくなってきました。 そして朝日新聞のみならず、今度は毎日新聞の斗ヶ沢秀俊氏記者もEM報道に警鐘を鳴らす様にする事がtogetterにまとめられています。 ただ、ここに集められた意見などを読んでみますと、中には、と言うより多くの人達は、EMそのものをすべて否定している様に私には見えてしまいます。もしそうだとするならば、それは大きな間違いです。 前回エントリーの中では参考として挙げましたが、以前書いたエントリー「EMへの疑問(3)~EMは「ニセ科学」か?~」で私は、 ただ単純な「ある」「ない」、「善い」「悪い」、だけで論じてしまう事は、結局批判する側もニセ科学信奉者と同様の考えに陥ってしまう危険があると思うのです。 と述べました。そしてその思いは今でも変わっておらず

    EMに罪はない - 杜の里から
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    tuisumi 2012/08/06
  • 「福島が好き」と言うなら - 杜の里から

    6月24日(日)、この日福島県のローカル新聞「福島民友」・「福島民報」で『福島が好き』という折込チラシが配られ、多くの福島県民が心穏やかではいられなくなるという騒動が起こりました。 その模様はこちらのtogetterで垣間見る事が出来ますが、私としては前回エントリーを挙げた直後にこの様な事態が生じたので、少々ムッとしたというのが正直な気持ちです(故に、敢えて当該チラシへのリンクはいたしません)。 ただその後しばらく時間が経ち、あちこちのブログの反応や家発行元のブログを読む内に色々考える事もあり、ここで改めて新エントリーとして立ち上げた次第です。 「チラシテロ」とも叫ばれているこのチラシの内容を見てみれば、ここに書かれている事はすでに去年の段階で散々に検討され尽くした極めて古い内容ばかりである事が分かります。ですから、様々な方面から情報を仕入れている福島県民から見れば、「何を今更」と憤るの

    「福島が好き」と言うなら - 杜の里から
  • 伝わらない警告 ~NHKの検証番組を見て感じた事~ - 杜の里から

    3月22日(木)のNHKスペシャル「NHKと東日大震災 より多くの命を守るために」を興味深く見ました。 この番組は「大津波の危機感をどこまで伝えられたか」、「原発事故の見えない危険をどこまで伝えられたのか」、「被災者を支えるきめ細かい情報はどこまで伝えられたか」の三点についての震災報道のあり方の検証だった訳ですが、特に大津波の報道については、実際に被災地でその放送を聞いていた者として言わせてもらえば、どうしてもテレビ局側とこちら側との意識のズレというものを感じざるを得ませんでした。 震災当日、宮城県では地震直後に全世帯が停電となり、すぐに携帯も繋がらなくなり、外部との連絡手段が完全に断たれてしまった状況になっていました。 そんな中、我々が一番頼りにしたのはラジオだったのですが、その放送内容は当初はテレビのアナウンスをそのまま流していたものでした。 そのため我々が欲しかった情報は極めて限定

    伝わらない警告 ~NHKの検証番組を見て感じた事~ - 杜の里から
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    tuisumi 2012/03/25
  • 週刊文春のトホホな見出し - 杜の里から

    週刊文春3月1日号において、「郡山4歳児と7歳児に「甲状腺がん」の疑い!」という刺激的な見出しが付けられた記事が載りました。 そしてその記事について誌発売前の先週23日、検査をした医師側からの抗議の会見が行われ、それに対して今度は文春側から再反論の会見が行われるというちょっとした騒動があり、おかげで週末はずっとその件を追いかけるはめになってしまいました。 そして私は、「伝え方」という事についてしみじみ考えさせられてしまったのです。 そもそものあらましについては、北海道新聞の以下の記事がもっとも簡潔に著しています。 (以下引用 ↓)札幌避難の309人、甲状腺に問題なし 内科医らが子どもら検査(02/23 12:00) 札幌市内の内科医らが22日までに、福島第1原発事故に伴う放射能の影響を懸念して同市に避難している18歳以下の170人を対象に無償で甲状腺検査を実施、全員に問題がなかった。 さ

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  • 仙台ジャズフェスで反原発デモをしようとしている皆さんへ - 杜の里から

    (2012/7/21 注記) (これは2011年に書かれたエントリーです。 2012年現在のものではありません。) 昨日友人の日記経由で初めて知ったのですが、今年ようやく開催の運びとなった「第21回定禅寺ストリートジャズフェスティバル(通称JAZZFES)」で、反原発デモが行われるとの事です。 デモを計画しているのは以下の2グループ。 「No Nukes Try As Long」(サイトはこちら) と「9/11 SENDAI」(→こちら)。 折りしも今年の9月11日は、あの「9・11テロ」から10年、東日大震災からちょうど半年という節目にもあたり、この日に何かやりたいという気持ちはまあ分からないではありません。 準備期間も2ヶ月前からJAZZFES実行委員会とも打ち合わせを行って了承を得たとの事ですが、主催者の方はそもそも、反原発デモをこの日にぶつけるという事になんの疑問も湧かなかったの

    仙台ジャズフェスで反原発デモをしようとしている皆さんへ - 杜の里から
    tuisumi
    tuisumi 2011/09/08
    誰からも反感買わないデモ、イベントなんてないと思うんだけどなー。ジャズフェスだってうるせーイベントとか思ってる人いんじゃねーのかね
  • ホメオパシーを考える - 杜の里から

    8月25日、朝日新聞に日学術会議がホメオパシーを否定する談話が掲載され、以来ここしばらくホメオパシー関連の話題を巡っております。 そこでは当然肯定派否定派それぞれの意見が飛び交っており、私自身としては一応否定派に属するものの、肯定派の意見の中にも考えさせられるものがいくつかありました。 そこで今回、門外漢ではありますが感ずる所をここに書かせていただこうと思います。 日学術会議の金澤一郎会長による談話では、ホメオパシーは科学的には完全に否定されるものであり、医療現場で医師が、【医療行為として】使用したり薦める事を禁じています。 それでもこの談話をよくよく読んでみると、注意書きの最後の部分で、ホメオパシーについて十分に理解した上で、自身のために使用することは個人の自由です。 とも述べられております(強調は引用者によります)。 これは何を意味するのでしょうか。 肯定派の人達の拒否反応のブログ

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  • 「水」を読む(2)~「プロローグ」~ - 杜の里から

    このの構成ですが、編はプロローグから始まり、第1章から第5章までなり、最後にエピローグという形になっています。 もちろんすべての項を詳しく説明する事は不可能ですので、ここでは特に私が注目した部分のみを挙げていこうと思います。 それでは早速「プロローグ」から見てみましょう。 「プロローグ」では著者の江勝氏(以下「彼」と表記)の現代社会に対する考察がまず述べられます。 日常生活の様々なトラブルの話からやがて世界に目を向け、貧困・紛争・人種差別などの混乱状況などを述べ、彼は現代を「カオスの時代」と位置付けます。そしてその世界で人々は救いを求めており、

    「水」を読む(2)~「プロローグ」~ - 杜の里から
  • 「水」を読む(1)~はじめに~ - 杜の里から

    もう何年前になるのか今は定かではありませんが、その日とある屋でたまたま目にしたがありました。 それは水の結晶写真が載せられているもので、その時ちょっと好奇心にかられパラパラめくってみたのですが、その解説を読むや、「ああ、トンデモか」と思ってすぐそのを棚に返してしまいました(「マザーテレサ」と「ヒットラー」には思わず爆笑してしまったものです)。 そしてそんな事も記憶の彼方になってしまった頃、「ニセ科学」という言葉がネット上で目を引くようになり、そこでこのの事が例として挙げられている事を知りました。 そう、このは「水からの伝言」というで、私が見たのは内容からすると多分「2」だったと思われます。 しかし、様々な批判が存在する事を知ってか知らずか、最近になってこのがあちこちのブログで好意的に取り上げられている姿を目にする様になりました。 私はその都度、こんな話がなぜこうも簡単に受け

    「水」を読む(1)~はじめに~ - 杜の里から
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