CAR NAVITIMEは、通信を利用した機能をことさら強調するのではなく、“いかに自然にドライバーに提供するか”あるいは“どうしたら利用しやすいか”という観点に立って、ユーザーインタフェース(UI)が練られている印象を受ける。いうまでもなく昨今のナビ開発はUI設計がキモとなっているが、CAR NAVITIMEはナビタイムジャパンとしては初の車載専用機ながら、通信回りを含めて操作面でとまどう場面がほとんどない。 ◆リアルタイム情報をいかに自然に伝えるか? 地図上に表示されるグルメスポットの評価情報や、ガソリンスタンドの価格情報、そして駐車場の満空情報などを例に見ていこう。 ガソリンスタンドや駐車場の満空情報などは対応しているナビも増えてきているが、その多くは検索メニューから探していく、というもの。この点、CAR NAVITIMEは地図上の地点アイコンに隣接して付帯情報を表示する。 たとえば