今回は、ビジネスとしてコーヒーを扱っている人に向けてのお話です。 コーヒーは嗜好品であるので、しばしばそのクオリティについてエゴイスティックになることがある。 自分だけを信じ他人の言うことを聞かなくなる状態だ。そこにはうぬぼれや過信があり、自分の経歴や経験から引き出したものしか採用しなくなる。誰かに批評されたり間違いを指摘されるのを嫌う。 そのような状態にならないように(あるいはなってしまったとしたら速やかにそこから脱出できるように)、積極的に批評やアドバイスを受け入れるようにしよう。 自分の作ったコーヒー(焙煎した豆でも抽出した液体でも)を他人に見てもらい、改善点を積極的に指摘してもらう。焙煎や抽出を評価する側も評価させる側も「自分の方が優れている」などといった自尊心を捨て、純粋に「より良いものを作る」という意識を共有する。 そのための良い指標が以下である。 「エゴレスコーヒーのための十