Charlie Osborne (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2018-05-09 13:36 「Doppelganging」と呼ばれる、アンチウイルスソリューションの検知を回避する高度なテクニックを利用した最初のランサムウェアが発見された。 米国時間5月8日、Kaspersky Labのセキュリティ専門家は、公開したセキュリティ情報の中で、この回避テクニックを使用するランサムウェア「SynAck」の亜種が出回っていることを明らかにした。 SynAckの存在は以前から知られていた。このランサムウェアが発見されたのは2017年で、一般的なランサムウェアとは異なる特徴をいくつか持っている。「感染し、ファイルを暗号化し、復号化の鍵を渡す見返りに金銭を要求する」という点ではほかのランサムウェアと同じだが、SynAckは支払用のポータルを使用しない。 その代わり、