今月12日に実施された京王電鉄のダイヤ改正で、特急停車駅なのに急行は通過するという駅が登場し、SNSで「意味が分からない」などと話題になっている。京王電鉄も「特急と急行で種別が逆転していて分かりにくいところがある」と認めており、車内アナウンスなどを通じて情報提供を徹底する方針だ。なぜこんな奇妙な現象が生じたのか。 特急より上位の最優等列車で有料座席指定の「京王ライナー」(京王電鉄提供)特に急がない特急…「急行が下剋上」特急停車駅でありながら急行が通過するのは、京王高尾線の京王片倉、山田、狭間の3駅(いずれも東京都八王子市)。高尾線は全7駅の短い路線とはいえ、新宿駅まで至る京王線に乗り入れている京王電鉄の大動脈の一部だ。問題の3駅はダイヤ改正前はいずれも特急と急行が通過する駅だったが、準特急は3駅を含む高尾線内の各駅に停車していた。 しかし、12日のダイヤ改正で準特急と特急が統合され、特急の
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