NECは、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)が2020年3月から開始している5G商用サービス向けに、3.7GHz帯と4.5GHz帯にそれぞれ対応したマクロセル用の無線装置(RU:Radio Unit)と、FHM(Front Haul Multiplexer)を新たに提供します。 今回提供するRUは、オープンインタフェースであるO-RANフロントホールインタフェース仕様に準拠した、広域エリアをカバーするマクロセルタイプです。高効率かつ低コストな熱輸送技術の採用により、小型化とともに低消費電力も実現しています。 FHMは、制御装置(CU/DU)とRUの間のフロントホール上で、1セル分の無線信号を最大12セル分に分配・合成が可能です。1つのFHMで3セル分の通信容量を収容し、これを最大24セル分に分配・合成することができます(注)。これにより、通信量の少ないエリアにおいては、FHMを介すること
![NEC、NTTドコモの5G商用サービス向けに高効率な運用を実現する基地局装置を提供](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f4f7532e94ccceb950a878df8fc763dedaad8cc7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjpn.nec.com%2Fpress%2F202009%2Fimages%2F2802_ogp.jpg)