タグ

ブックマーク / ameblo.jp/ohabo (4)

  • 『MORITZ VON OSWALD TRIO〜ミニマルダブ・ミーツ・アフロビート』

    「Sounding Lines」 MORITZ VON OSWALD TRIO ミニマルダブの祖、モーリッツ・フォン・オズワルドが、ドラマーのトニー・アレンを迎えて、モーリッツ・フォン・オズワルド・トリオ名義としては4枚目のスタジオアルバムとなる「Sounding Lines」をリリースした。 トニー・アレンといえば、ナイジェリア出身で、1970年代に活動したフェラ・クティ率いるバンド、アフリカ70のドラマーとしての活躍が有名だが、後年、クラブシーンでの再評価が進み、1999年にはフランスを拠点に活動するアブストラクト・ブレイクビーツのサウンドクリエイターであるDOCTOR Lをプロデューサーに起用して「Black Voices」を発表している。さらに、2003年にも同様にDOCTOR Lのプロデュースにより「Home Cooking」をリリースしている。 モーリッツ・フォン・オズワルド・

    『MORITZ VON OSWALD TRIO〜ミニマルダブ・ミーツ・アフロビート』
  • 『THE STRANGER〜異界への案内人』

    WATCHING DEAD EMPIRES IN DECAY/THE STRANGER 元ローリングストーンズのブライアン・ジョーンズがモロッコで録音した現地音楽をカットアップ/コラージュした 「THE PIPES OF PAN AT JAJOUKA」(1971年)や、CANのホルガー・シューカイが東南アジアの民族音楽等をサンプリングしてつくりあげたソロ作「CANAXIS」(1968年)の例を挙げるまでもなく、コラージュ音楽とエキゾチシズムは切っても切れない関係にある。1981年に発表されたスロッビング・グリッスルのベストアルバムは、エキゾチック・サウンドの生みの親ともいえるマーティン・デニーに捧げられており、アートワークもマーティン・デニーのアルバムジャケットのパロディになっていた。インドネシアのガムランやインドのタブラなどの楽器は、ニューエイジやサイケデリックと相性が良く、1980年代

    『THE STRANGER〜異界への案内人』
  • Future Cafe

    ME:I(ミー・アイ)のプロモーションEPを聴いた。①「Click」、②「Suger Bomb」など、5つ打ちハウスとも称されるべきポリリズミックなビートに,多声ボーカルが乗るそのサウンドは、まるで韓国のガールズグループのニュージーンズのようだ。 ME:Iは、JO1、INIを生ん展日最大級のサバイバルオーディション番組のガールズ版「PRODUCE 101 THE GIRLS」によって選ばれた11人組ガールズグループ。韓流のパクりといえばその通りだろが、どうしても抗うことのできない時代のすう勢というものがあって、それがアマルガムとなってムーブメントを作り出して行くのだ。音楽の韓流化もそうしたうした動きのひとつである。 とはいえ、こうしたムーブメントはニュージーンズからはじまった わけではない。ジャージークラブというのだが、ジャズとは関係なく、90年代ニュー-ジャージー州ボルチモアではじまっ

  • 『NICOLAS JAAR、PETE SWANSON/ニューヨークの憂鬱』

    TRUST/NICOLAS JAAR PRESENTS V.A. PUNK AUTHORITY/PETE SWANSON ニコラス・ジャーが主宰する新レーベル、OTHER PEOPLEのコンピレーションアルバム「TRUST」。そしてピート・スワンソンのEPと未発表曲で構成された日独自編集盤「PUNK AUTHORITY」。テクノの静と動の両極を象徴するような、これら2枚のアルバムを聴くと、アメリカの先端音楽シーンが、いよいよ面白くなってきたなと思う。 もちろん、00年代にビートミュージックのシーンでフライング・ロータスをはじめとするロサンゼルス勢が果たした役割は決して小さくはなかったし、デトロイトのディープコードなど、ミニマルダブのジャンル、或いはウィッチハウスなどのジャンルにおいてもアメリカは、注目すべきアーティストを送り出してきた。 しかし、そうした00年代にあっても、アメリカ

    『NICOLAS JAAR、PETE SWANSON/ニューヨークの憂鬱』
  • 1