林舞輝の日本代表テクニカルレポート第4回:日本対ベルギー 欧州サッカーの指導者養成機関の最高峰の一つであるポルト大学大学院に在籍しつつ、ポルトガル1部のボアビスタU-22でコーチを務める新進気鋭の23歳、林舞輝が日本代表のゲームを戦術的な視点から斬る。第4回のテーマは、歴史的名勝負となったベルギー戦で「2点のリードを守り切れなかった日本サッカー界全体の課題」を考察する。 一体、何が足りなかったのか? ベルギーに2-3の惜敗を喫したあの日から、きっとサッカーを愛する読者の皆さんも今の私と同じように、気が付けばふとぼんやりとそんなことを考えていたのではないか。 私たちには、何が足りなかったのか? どうすれば勝てたのか? これから何をすれば、何年後に、勝てるのか? 私が見た限りでは何度ビデオを見直しても、ピッチ上に足りないものは何もなかった。何一つとして、本当に何も、なかった。選手たちは一人残ら
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