タグ

ReviewとDiscoに関するtxmx5のブックマーク (17)

  • Moodymann | ele-king

    窓のカーテンがすべて紫色に統一されているのは、プリンスの家のことではない。デトロイトのURの拠地サブマージの建物の筋向かいにある家のことで、数年前から、おそらくはケニー・ディクソン・ジュニア(KDJ)が住んでいるのか(もしくはただ借りているだけなのか、いったい何のために?)わからないが、彼のものであるらしいとまことしやかに囁かれていると、昨年までは毎年デトロイトの野外フェスに行っている人物から聞いた。その写真、動画も見せてもらった。なるほど大きな一軒家(東京と比べると家賃は恐ろしく安いのだろう)の窓という窓は濃い紫のカーテンがあり、カーテンがない窓には黒人ミュージシャンの絵が絵が描かれている──プリンス、ジョージ・クリントン、ニーナ・シモン……。 まったく人通りのない埃っぽい通りにポツンとそんな紫カーテンの屋敷があるのは異様といえば異様だが、しかもその建物からは通りに向かって、ただひたす

    Moodymann | ele-king
  • Wool & The Pants | ele-king

    今年亡くなられた評論家・加藤典洋の、日音楽について著した『耳をふさいで、歌を聴く』には、次のような一文がある。「人に勧められ、促され、日のロックを格的に聴くようになり、聴くべきものを大量に送りつけられた時分、最初期に、これとこれを聴いてもらいたいと指定され、聴いたのが、この章で扱うじゃがたらと、フィッシュマンズであった」 じゃがたらとフィッシュマンズの共通点でぱっと思い浮かぶのは、まあレゲエの影響とこだま和文の存在だろう。が、レゲエとはいえ、かたや寒々しい“Tango”、かたや胸きゅんな“ひこうき”。少なくとも表面的には、このふたつのバンドが重なるところはなかなか見いだせないというのが大方の印象じゃないだろうか。 ところがである、最近になってぼくはフィッシュマンズがじゃがたらをカヴァーしたらこうなったのではないかと思える曲に出くわした。Wool & The Pantsの“Edo A

    Wool & The Pants | ele-king
  • The Mauskovic Dance Band | ele-king

  • Lindstrøm | ele-king

    コズミック・ディスコの一大拠点である北欧。その中心はビョーン・トシュケ、プリンス・トーマス、リンドストローム、トッド・テリエらを輩出したノルウェーである。彼らのサウンドにはディスコ、ダブ、ハウス、テクノ、エレクトロニカ、レフトフィールド、バレアリック、シンセウェイヴ、チルアウトなどいろいろな要素が含まれているのだが、それらと同じくジャズの影響があることも見逃せない。コズミックの概念そのものが様々な音楽の融合・折衷であるので、ジャズやロックの要素が入り込むことも当然なのである。リンドストロームに関して言えば、最初のプロジェクトのスロー・シュープリームはフュージョン的な要素が強く、ブラジリアン・リズムを取り入れたヒット曲“グラナダ”は、当時2000年頃の流れでいくとフューチャー・ジャズの一種と見なされた(リリース元はオスロでジャズ・クラブを運営する〈ジャジッド・コレクティヴ〉だった)。その後、

    Lindstrøm | ele-king
  • KZA - Dig & Edit 2 · Album Review ⟋ RA

  • Peaking Lights | ele-king

  • Romare | ele-king

    古今東西、さまざまなアーティストが「愛」をテーマにしたアルバムを作ってきた。マーヴィン・ゲイ、プリンス、セルジュ・ゲンズブール……。ロメアーことアーチー・フェアハーストの『ラヴ・ソングス:パート2』も、そんな「愛」のアルバムだ。曲名や歌詞(だいたいがサンプリングによる引用である)のそこかしこに「愛」という言葉やメッセージが溢れ、ブラックネスに富む前作とは異なる甘美なムードが流れている。ファースト・アルバムであった前作『プロジェクションズ』は、ニーナ・シモンの曲や黒人霊歌はじめ、ジャズやブルースなどをモチーフとし、それは否が応でもアフロ・アメリカンのアイデンティティを想起させていた。ただし、ロメアーはアメリカの黒人ではなくイギリスの白人プロデューサーで、そうしたアフロ・アメリカニズムをあくまで素材のひとつとして用いていた。だから、『ラヴ・ソングス:パート2』における変容も、そうした素材の変化

    Romare | ele-king
  • Daniele Baldelli 「Baia Degli Angeli 1977-1978 vol.02」 | Mix Tape Troopers 「ミックステープ・トゥルーパーズ」

  • Jamie XX | ele-king

    ハウス・ミュージックは、最高の娯楽、最高の快楽のひとつだ。 たしかにレイヴ・カルチャーは公共性をめぐる大衆運動にリンクしたかもしれない。また、URやムーディーマン、ザ・KLFやハーバートのような人たちがこのフォーマットに政治的なメッセージを混ぜたのも事実だ。 だが、ダンス・ミュージックのほとんどのプロデューサーは、意味よりも機能性を、ムードとグルーヴを重んじている。そして、気持ちE追求の姿勢が切り開いた文化なのだから、それは悪いことではないのだ。 どんなにご託を並べたところで、基、ダンス・ミュージックは快楽を目的とする。たとえそれが商業のなかに取り込まれようと、あるいは頽廃と呼ばれようと(深夜遊ぶことが頽廃そのもの)、この音楽が途絶えることはない。トーフビーツのように心配するにはおよばない。ダンスは終わらないのだ。 きっと、ジェイミーXXの『イン・カラー』を聴く多くの若い人にとって、これ

    Jamie XX | ele-king
  • Tuxedo | Crown Cord

  • Tuxedo『Tuxedo』 - 音楽だいすきクラブ

    ここ2週間くらいよく聴いていた。Mayer HawthorneとJake Oneのユニット、Tuxedoの1stアルバム。2013年に無料公開された『Tuxedo Funk』で知った人も多いはず。 www.youtube.com すごく当たり前のことなのだが、彼らが鳴らしているのはディスコ、R&Bだ。しかし彼らは生の楽器ですべてを演奏しているわけではない。そこがMarvin GayeやEarth, Wind & Fireといった過去の偉人とは違う。タキシードの2人はごく自然な形で打ち込みと生の楽器を用いて、新しく、今っぽい形でR&Bを再構築している。 でもそれらがDaft PunkやJustin Timberlake、それからBruno Marsと異なるのは、彼らがとても小さなスケールで音楽を作っているからだ。「そんな当たり前のことを」と言われそうなのだが、その当たり前のことをこのクォリテ

    Tuxedo『Tuxedo』 - 音楽だいすきクラブ
  • DJ MURO 「Super Disco Breaks Lesson 1 - 4 」(旧記事) | Mix Tape Troopers 「ミックステープ・トゥルーパーズ」

    つっ、ついに・・・コレを紹介する順番になりました! MixTapeのKingである「DJ MURO」さんの代名詞「Super」シリーズの第一作目のご紹介です(^0^) 頑張って、書くぞ~ まず、この作品を聞いたことはなくても、このジャケットは見たことある方が多いかと思います・・・ 2組み仕様の作品で、インパクトも絶大で、中古市場ではなかなか値下がらない一ですね。 98年にリリースされた作品で、MUROさんの「現場」でのDJプレイ・選曲に焦点を当て、MUROさんにしか出来ないセレクションを、圧倒的な質量で攻め立てる・・・「MUROクラシック」満載な作品です。 私は後追いで購入し、若い頃は理解出来なかった部分もありますが、MUROさんの現場でのDJプレイなどを体験・理解し、自分の経験値が上がったことで更に理解が深まったことで、好きになった作品・・・というか、MUROさんの「凄さ」を教えても

  • REVIEWS | Todd Terje | 10.04.2014 | The Sign Magazine

    REVIEWS IT'S ALBUM TIME Todd Terje (Beat) by YOSHIHARU KOBAYASHI YUSUKE KAWAMURA April 10, 2014 Facebook Twitter FIND IT AT :Amazon MP3 & CD/iTunes Store 2000年代後半に較べると、流石に北欧ニュー・ディスコの勢いも幾分落ち着いたかのように思える。だが、そんな状況はどこ吹く風で、リンドストロームやプリンス・トーマスに続く次世代(というほど離れてはいないが)、トッド・テリエの名声はここ数年うなぎ上りだ。やはり決定的だったのは、2012年に送り出した『イッツ・ザ・アープスEP』収録の“インスペクター・ノース”。それまでも十分に高い人気を誇っていたものの、ポール・サイモンやマイケル・ジャクソンからスティーヴィ・ワンダーやビー・ジーズまでのトラッ

    REVIEWS | Todd Terje | 10.04.2014 | The Sign Magazine
  • Todd Terje | ele-king

    そもそもトッド・テリーをもじった名前がジョークであり同時にハウス・ミュージックへの愛の表明だったように、ノルウェーの名プロデューサー、トッド・テリエはこの初となるフル・アルバムでも茶目っ気たっぷりにこちらにウインクする。アルバムの時間だよ……タイトルがいい。おそらく、リンドストロームやプリンス・トーマスの弟分として10年以上地道にリミックスやリエディットを発表してきた彼にとって、このオリジナル・アルバムは「満を持して」発表するはずのものであるはずだが、そこでもあくまでシャレを効かせてくる。 2000年代終わりごろのコズミック・ディスコ・ブームを思い返すとき、あの大らかな折衷性がまたいだ範囲は広い。親しみやすいメロディをフックとするトッド・テリエもまた、イタロ・ディスコやジャズ、フュージョンを混ぜ合わせる貪欲さとテクニックを持ち合わせながら、しかしそれを愛らしくまとめることを忘れない。配合が

    Todd Terje | ele-king
  • Todd Terje - It's Album Time · Album Review ⟋ RA

  • Hercules and Love Affair Blue Songs - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    Feb 22,2011 UP Hercules and Love AffairBlue Songs Moshi Moshi 前にも書いたことだが、今年の正月に静岡でデリック・メイのDJを聴いた。彼は、ロバート・オウェンスが歌う、あのたまらなくセクシャルなクラシック"ブリング・ダウン・ザ・ウォールズ"をスピンした。なんといってもあの曲は、オウェンスの喘ぎ声にも似た歌い方もさることながら、ベースラインがきまっている。ものの10秒でアドレナリンがこみ上げてくる、1986年あたりのシカゴ・ハウスのグルーヴ。2008年にハーキュリーズ&ラヴ・アフェアが〈DFA〉からリリースしたデビュー・アルバムにはそれがあった。"ブラインド"におけるアントニー・ヘガティの歌とアンディ・バトラーのトラックは、われわれを危険な領域に持ち上げた。そしてフランキー・ナックルズのリミックスがそのグルーヴを完璧なものにした。快

    Hercules and Love Affair Blue Songs - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング
  • Various Artists | ele-king

    あたかも極限状態を試すかのように、このところハウス・ミュージックばかりを聴いている人間が日に少なくとも5人いるはずである。彼らは日夜『HOUSE definitive 1974-2014』のため、なかばマゾヒスティックなまでに4/4キックドラムを浴びているのだ。雪が降ろうと快晴だろうと、腹が減ろうと満たされていようと、外へは一歩も出ずに…… 長年音楽を聴いてきて、大衆音楽史においてもっとも大きな分水嶺となっているがディスコ/ハウス・ミュージックだったというのは確信がある。数ヶ月前も、たまたまある場所で、ある高名な音楽評論家と目があった瞬間に「俺はクラブは嫌いだから」と言われたが、こういうことは西暦2014年になろうが珍しいことではない。ノイズ/インダストリアルの愛好家でも、80年代半ばにそれがディスコを意識するようになってから離れていった人は少なくないが、僕も最初からディスコ/ハウス・ミ

    Various Artists | ele-king
  • 1