1月5日、トルコ西部のイズミルで、クルド系武装組織とみられる男たちが裁判所前の検問所で自動車に仕掛けた爆弾を爆発させた。この攻撃で警察官1人と裁判所職員1人が死亡した。写真は爆発の瞬間をとらえた監視カメラの映像(2017年 ロイター/Reuters TV) トルコ西部のイズミルで5日、クルド系武装組織とみられる男たちが裁判所前の検問所で自動車に仕掛けた爆弾を爆発させた。この攻撃で警察官1人と裁判所職員1人が死亡した。 現場となったイズミルのアイルディズ県知事によると、検問所で警察官らが車両の停止を求めたところ交戦となり、犯行グループが逃走を図った際に爆発が起きたという。 警察関係者や地元の報道によると、犯行グループのうち2人は警察によって射殺されたが、1人が現場から逃走した。アイルディズ知事は初期捜査の結果、クルド人武装組織「クルド労働者党(PKK)」が事件に関与しているとの見方を示した。