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ブックマーク / takase.hatenablog.jp (18)

  • 南スーダンが一番怖かった! - 高世仁のジャーナルな日々

    うちの会社は11月が期末で、税理士との打合せやらお金にかかわる用事が増える。きょうも融資の返済条件の変更で、ある金融機関に出かけてきた。 いま、会社はじまって以来最大のプロジェクトに着手している。こう書くと景気がよさそうなのだが、取材経費が巨額で、資金繰りが追いつかず非常に苦しいのである。また月末が近くなって困ったな。 ・・・・・・・・・・・ 先週金曜日、渋谷でMSF(国境なき医師団)の看護師、白川優子さんと常岡浩介さんを囲む会があった。常岡さんは今回、イラクで活動中の白川さんに会っており、一時帰国したのを機に一緒にご飯を、となった。 【右から私、白川さん、共同通信の原田さん、常岡さん、舘さん】 この白川さんという人の派遣歴がすごい。シリア2回、イエメン3回、ガザ(パレスチナ)、南スーダン、パキスタン、フィリピン、ネパール、スリランカなど、戦場か被災地ばかり。これから4回目のイエメン行きだ

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  • 自衛隊は南スーダンから撤退できない - 高世仁のジャーナルな日々

    秋の花、リンドウとオミナエシ。竜胆と女郎花。漢字で書くと印象が違うものだ。 ところで、秋の七草ってなんだっけ。 ハギ・キキョウ・クズ・フジバカマ・オミナエシ・ オバナ・ナデシコ、秋の七草、と五七五で覚えるそうだが、春の七草と違って、べるものじゃない。オバナとはススキのこと。 さすがに気温がぐっと下がって朝夕は寒いときもある。季節の変わり目で、ご自愛ください。 ・・・・・・・・・・ 最近、国連PKOにくわしい伊勢崎賢治さん(東京外語大学教授)が、いろんなところに講演に呼ばれている。 南スーダンPKO派遣の自衛隊に、「駆けつけ警護」などの新しい任務を付与することが「現地の情勢などを見極めて検討」(安倍首相)されているうえ、その新任務の訓練はすでに開始されたからだ。 私もおよそ1ヵ月前の9月2日、明大での「「駆け付け警護」任務付与で自衛隊はどうなる?」という学習会で伊勢崎さんの話を聞いてきた。

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  • ヌスラ戦線、ドイツ人ジャーナリストを解放。安田さんは・・ - 高世仁のジャーナルな日々

    久しぶりに朝日歌壇(26日)から。 上田結香さん(東京)の歌を楽しみにしている。今週は2首佳作に選ばれていた。そのうちの一首。 ゆったりと読書の秋も楽しめず屋の正面に来年の手帖 来年の手帖やカレンダーが並び始めたのか。はやいな。 今月も今日で終わり。このところの資金繰りは、とても厳しくて、最後の1週間ほどはかなりストレスフルだった。ただ、資金繰りで頭を抱えているとき、全く予定していなかったところから「今回は早めに振り込みます」などと突然入金があったりして救われることがよく起きる。実に不思議だ。危ういときほど、ドラマチックな展開があって、この頃は、トラブルがさほど怖くなくなった。人事を尽くして天命を待つという心境になりつつある。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 安田純平氏を拘束しているイスラム武装勢力「ヌスラ戦線」が、28日、拘束していた外国人ジャーナリストを一年ぶりに解放した。 7月、「

    ヌスラ戦線、ドイツ人ジャーナリストを解放。安田さんは・・ - 高世仁のジャーナルな日々
  • 6万5千人を拉致していたアサド政権 - 高世仁のジャーナルな日々

    オリンピックで日はもちきりだが、「平和の祭典」の最中、シリアでは内戦が続く。特にアレッポでは7月31日から8月14日までの間で民間人327人(うち子ども76人、女性41人)が死亡したという。http://www.syriahr.com/en/ ほとんど日では報道されなかったが、今月17日のアサド政権側による空爆を受けた住宅から救出され埃と血にまみれた男児(5)の映像がインターネット上で公開され、CNNの女性キャスターがニュースを読みながら泣きだすなどして衝撃が広がった。結果、さすがに日テレビニュースでも取り上げた。 これを撮影して配信したジャーナリストに感謝する。こういうのを見ると、できるだけ多様な現場に「記録し伝える人」がいるべきであることを実感する。 アレッポメディアセンターの動画 https://www.youtube.com/watch?v=7cfBmRW3isc シリアの

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  • 「安田解放」を叫ばないでと友人は訴える - 高世仁のジャーナルな日々

    うちの会社で、スタッフが足りなくて困っている。 しばらく前からホームページで「AD急募!」と出しているのだが。他の制作会社でもADが来ないという。ちょっと前までは、給与は安くてもテレビの世界で働きたい・・という若者がたくさんいたのに。ある人から、そもそも若い人はテレビを見なくなっているんだよ、と言われた。斜陽産業なのか。 ・・・・・・・・ ヒラリー・クリントンが民主党候補者選びで「勝利宣言」した。 他国ではあってもアメリカの大統領選挙には関心を持たざるをえない。いいか悪いかは別にして、いま世界秩序の形成に主導的に乗り出して影響を与えられるのはアメリカだからだ。トランプVSクリントンでは、史上最も好感度の低い候補者同士の闘いになると言われる。クリントンの権力欲をむき出しにした表情、振る舞いには私も辟易するのだが、トランプよりはまし。 ペルーの大統領選挙はケイコ・フジモリがぎりぎり及ばないよう

    「安田解放」を叫ばないでと友人は訴える - 高世仁のジャーナルな日々
  • 安田純平の「自己責任論」 - 高世仁のジャーナルな日々

    仕事が一区切りしてから国会議事堂前へ。 「安田純平さんを救おう!6・6官邸前緊急市民行動 Save Yasuda Junpei!」(主催:解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会・WORLD PEACE NOW)がどんなものか見たいと思ったのだ。 http://kyujokowasuna.com/?p=2062 これについては、安田氏の友人たちから批判の声が上がっていた。 シリアで亡くなった山美香氏の同僚だった「ジャパンプレス」のジャーナリスト、藤原亮司氏は、安田氏の親友の一人だが、「安田純平を運動に使うな」と警告を発した。 《このような声高な行動は却って安田さんを危険に晒し、かつ身代金を欲しがっている相手に代わって宣伝をしてやっているようなものです。国内の誘拐事件でも交渉は秘密裏に行うもの。また彼が望まないことをするのは、呼びかけるのはやめてください。》 https://twitter.co

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  • 安田純平のタフネス - 高世仁のジャーナルな日々

    第53回ギャラクシー賞(放送批評懇談会主催)が2日発表され、テレビ部門の大賞に、テレビ朝日の「報道ステーション」の二つの特集、今年3月放送の「ノーベル賞経済学者が見た日」と「独ワイマール憲法の“教訓”」が選ばれた。 https://www.youtube.com/watch?v=25sM6kFxwJo 《「ワイマール憲法」では、キャスターの古舘伊知郎さんがドイツを取材し、かつてヒトラーが同憲法の国家緊急権を悪用して独裁政権を構築した経緯をリポート。自民党が改憲草案に盛り込んだ「緊急事態条項」が、時の政権を暴走させる危険性をはらむと指摘した。こうした放送内容が「国論を二分する重要課題について、独自の視点と深い取材で問題の質に迫り分かりやすく伝えた」などと評価された。》(朝日新聞) 古館キャスターがドイツ・ワイマールのヒトラーが演説したエレファントホテルのバルコニーからリポートした冒頭のシ

    安田純平のタフネス - 高世仁のジャーナルな日々
  • 常岡氏、また強制送還さる - 高世仁のジャーナルな日々

    常岡浩介氏が安田純平氏の救援活動でトルコに突っ込むも入国に失敗した。 きょう、中欧の某国からイスタンブールに飛ぶ予定だったので、案じていたら、夜になってこんなツイートが。 《イスタンブールのアタテュルク空港で、またまた拘束され、明日まで留置された上、強制送還されることになりました。理由は「分からない」そうです。去年7月に続いて二度目。いい加減にして欲しい。安田純平、死んじゃうよ》 常岡氏は去年の6月23日に安田氏がシリア入り直後に失踪すると、早くも7月12日にトルコに入国を試みたが、失敗している。今回はだから2回目の送還となる。 (「シリアに入れない日人ジャーナリスト」http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151228) さらに、ツイッターにはこんな写真も。 《空港の留置場なう。ムジャーヒディーン(?)のみなさまと。》 https://twitter.com/

    常岡氏、また強制送還さる - 高世仁のジャーナルな日々
  • メディアは安田氏報道で反省を - 高世仁のジャーナルな日々

    もう6月か。 節気は「立夏」に次ぐ「小満」。「あらゆる命が満ちていく時期。太陽を浴び、万物がすくすくと育つ季節」だそうだ。 候でいうと5月31日からは「麦秋至」(むぎのとき、いたる)に入る。 一昨日の朝日俳壇に「新緑の万緑となりゆく疾(はや)さ 」という句が佳作に選ばれていたが、もう初夏だなあ。 ドクダミが満開です。 ・・・・・・・・・ きのうは、インターネットTV(テレ朝にあるabemaTV)とFMラジオのJ-WAVEの生放送に出てくれと頼まれ、ちょうど夜空いてたので依頼を受けた。 どちらもテーマは安田純平拘束事件。 ネットTVでは、内藤正典教授(同志社大学)と小川和久氏(軍事アナリスト)と一緒になった。お二人に「ご無沙汰してます」と挨拶して20時からスタジオに入る。 キャスターがはじめに私に振ってくれたので一気にしゃべった。そのあと、内藤先生のコメントに移ったところで私はスタジオを退出

    メディアは安田氏報道で反省を - 高世仁のジャーナルな日々
  • 再び公開された安田純平氏の画像 - 高世仁のジャーナルな日々

    安田純平氏の画像がまた公開された。 今回は写真で、日テレビはこの画像を自称「仲介人」から入手したという。 《去年から行方が分からなくなっているフリージャーナリストの安田純平さんがシリアで武装勢力に拘束されている様子を写したとされる新たな画像をNNNが29日、入手した。 NNNが入手した画像には、安田さんとみられる男性がオレンジ色の洋服を着て、「助けてください。これが最後のチャンスです」と書かれた紙を持っている様子が写っている。 (略) 今年3月には安田さんを写したとされる映像が公開されていた。 NNNに画像を提供したのは、国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「ヌスラ戦線」から安田さんの解放交渉を請け負っていると主張する男性。》 (http://www.news24.jp/articles/2016/05/30/10331377.html) 共同にもその画像が自称「仲介者」から送りつけられた

    再び公開された安田純平氏の画像 - 高世仁のジャーナルな日々
  • 安田氏の画像公開をなぜ憂慮するのか - 高世仁のジャーナルな日々

    きのう、安田純平氏の画像が出たことについていくつかのメディアからコメントを求められた。当たり障りのないことしか話せなかったが、ここではちょっと踏み込んでコメントしてみたい。 実は、去年6月下旬に安田純平氏が失踪すると、その直後から、彼の友人などの有志が、身代金なしでの安田氏解放に向けて内々に努力を開始した。 その努力の中から、かなり有望な交渉ルートも開拓されたが、途中でヌスラ戦線指導部からつぶされてきたふしがある。その背景に、身代金でことを解決しようとする自称「仲介人」の存在があったと思われる。 去年末の「国境なき記者団」を舞台にした誤報騒ぎも、スウェーデン人Aと自称「仲介人」のからんだ策謀だったのだが、これをふくめ、ここ半年以上、身代金路線とそれに反対する路線の闘いが続いてきた。http://d.hatena.ne.jp/takase22/20151224 ヌスラ戦線の指導部に、身代金を

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  • 米国人ジャーナリストがヌスラ戦線から解放されるまで - 高世仁のジャーナルな日々

    先日、ヌスラ戦線から解放された米国人ジャーナリスト、カーティス氏をインタビューした日テレの特集を紹介した。 http://d.hatena.ne.jp/takase22/20160513 番組では「この男性は解放後、メディアの取材を拒み続けてきた」としていたが、実際は詳しい手記を『ニューヨークタイムズ』に載せており、テレビのトーク番組に家族ぐるみで出たりしている。 この人のケースは解放のための交渉代理人を買って出た人物とカタール政府筋のルートが両方あり、解放の過程も独特で、非常に興味深い。安田純平氏の今後を考える上で参考になると思うので、手記とその他の報道から事実関係を整理してみる。 なお、このカーティス氏はもともとTheo Padnosという名前なので、ここではパドノス氏と記すことにする。 http://www.nytimes.com/2014/08/25/world/middleeas

    米国人ジャーナリストがヌスラ戦線から解放されるまで - 高世仁のジャーナルな日々
  • 安田純平さん身代金要求は真っ赤なウソ?! - 高世仁のジャーナルな日々

    いま弊社では、世界各地で緊急医療支援を行う「国境なき医師団」(MSF)に関する番組が編集最終盤。きょうはスタジオでナレーション録りをやっていた。 すると、テレビや新聞から私のスマホに立て続けに問い合わせの電話が来た。 ジャーナリスト、安田純平さんの拘束話が一斉に出て、各社が続報に動いているのだ。 この騒ぎをつくったのは、同じ「国境なき」でも「国境なき記者団」(RSF)の声明。安田純平さんを拘束する武装組織が身代金を要求し、払わないと安田さんを殺すか、他の組織に売り払うカウントダウンが始まったという衝撃情報だった。 マスコミは、これをほぼそのまま伝えた。 これが名もない団体なら、声明の内容が事実かどうか確認するまでは報じなかっただろうが、幸か不幸か「国境なき記者団」は名前の通った国際組織だから、当然、信憑性のある情報だと思われたのだろう。 これに対して、安田さん拘束事件の内情を知る人たちが、

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  • 「イスラム国とは何か」10日発売です - 高世仁のジャーナルな日々

    はじめに宣伝です。 「イスラム国」に3回潜入取材した世界で唯一のジャーナリスト常岡浩介さんの『イスラム国とは何か』が10日に発売されます。 ここには、安倍政権が触れたくない人質事件の経緯も書いてあります。ぜひお手に取ってご覧ください。私がインタビュー・構成を担当しました。 実は、このかん、常岡さんはテレビ出演の直前に、番組ディレクターまたはプロデューサーから「政府を批判しないでください」との要請を受け、それを無視してスタジオで政府批判を繰り広げ、次第に干されてきた。 要請を断り、その場で「お帰りください」と言われて帰ってきたことも一度や二度ではない。わざわざ時間を工面し、テレビ局まで来たのだから、交通費くらいは出すべきだと思うのだが・・ 「イスラム国」を3回も取材し、湯川さんの裁判のために「イスラム国」に「招待」された常岡さんが、先日の人質事件のコメンテーターとしてうってつけであることは

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  • 北大生は違ったフィクションに生きたかった9日17時更新 - 高世仁のジャーナルな日々

    きのうはせわしかった。 早朝5時半に枕元の携帯が鳴った。床についたのが3時過ぎなので眠い!もうろうとして電話に出ると、ある民放局の私の知らない記者だった。ブログを見たという。 「常岡さんと連絡がつかないんですが」。 そりゃそうだ。スマホ、携帯合わせて8台を押収されたのだから。 常岡さんの新しい携帯電話番号を記者に教えて切ると、すぐ別の二つのテレビ局から電話が来た。朝後、通信社と新聞社から電話。みな常岡さんへの取材希望だ。 10時すぎ常岡さんに会う。 朝からすでに何回かインタビュー取材されたという。 日テレで、常岡さんのインタビュー取材に付き添う。日テレの取材が終わって、外に出ると、二つのテレビクルーが待ち構えている。 テレビのインタビュー中も、常岡さんの携帯電話が引っ切り無しに鳴る。常岡さんがこんなにマスコミに取材されるのは、2010年、アフガンで誘拐され半年後に解放されたとき以来だ。

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    vaivie
    vaivie 2014/10/09
  • 常岡浩介さん宅にガサ入れ!7日14時更新 - 高世仁のジャーナルな日々

    6日の午後、ジャーナリスト常岡浩介さんの自宅に、警視庁のガサ入れがあった。 夕方、携帯電話もメールもつながらないので、おかしいなと思い、自宅に電話を入れると、同居人が「いま、警察が来ています」と小声でいう。なんと、ガサ入れの最中だった。 午後4時ごろ、警察官7人(警視庁公安部外事3課)が自宅にやってきて、任意の事情聴取を要求したが、常岡さんはこれを拒否。すると彼らは捜索令状を見せて家探しし、夜8時半ごろ、常岡さんの取材道具をごっそり持って行ったという。 押収されたものは、 ハードディスク3台やSDカードからPC3台、スマホと携帯計8台、ビデオカメラ2台、デジカメ2台、それに名刺、テレビ番組の台などまで多数。 記録媒体のデータが一番の目的か。 旅券と現金はいったん押収し、あらためたうえで返却したそうだ。 常岡さんが、カメラなどは取材に必要なものだが、いつ戻ってくるのかと聞くと、「捜査の進展

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    vaivie 2014/10/07
  • 米軍、対イスラム国戦闘で地上軍支援も? - 高世仁のジャーナルな日々

    14日のMrサンデーで放送された常岡浩介さんのイスラム国潜入特集の反響は大きかった。 スクープで番組に貢献したとの趣旨で、きょう、フジテレビから「局長賞」が授与されることになり、私も常岡さんに付き添っていった。こういうの、フジテレビははやい。反射神経がいいというか。 写真は、金一封をもらっておどける常岡さん。 さっそく、欲しかったビデオカメラを買いに行く。ナイトショットつきのちょっと高いカメラを買ったそうで、「これで夜の国境を越える様子を撮影できる」などと、また危ないことを考えているようだ。 常岡さんの一連の取材は、エボラにしろ、イスラム国にしろ、フジテレビから依頼されてやっているプロジェクトではない。映像の版権もこちらにあり、番組には使用権を提供しているだけだ。だから、他のテレビ局にもオファーできるというわけだ。 放送直後、常岡さんには、テレビや雑誌からのアプローチがあり、複数の番組への

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    vaivie 2014/09/19
  • 日本人ジャーナリストがみたイスラム国 - 高世仁のジャーナルな日々

    ゆうべの常岡浩介さんの「イスラム国」潜入ルポは、緊急特集だった。 金曜夜中に常岡さんが帰国して、そこから編集作業開始。私は別の取材で韓国にいたので放送日のきのうだけかかわった。 実は、きのうは山形で父親の3回忌をやっていたのだが、喪主なのに法事はパスした。 取材のはじまりは、8月下旬、イスラム法学者、中田考(なかた・こう)さんにイスラム国の幹部から来たこんなメールだった。 【ジャーナリストは無事で健康です。生きています。早く通訳をしてほしい。】 ジャーナリストとは、拘束されている日人、湯川遥菜(はるな)さんのことで、言葉が通じないので尋問できないから通訳に来てくれと中田さんに依頼してきたというわけだ。 湯川さんの生存はほぼ確実だ。拘束以来初めての情報らしい情報である。 中田さんは、カイロ大学で博士課程を終え、同志社大学の教授を去年までつとめていた研究者。 イスラム名はハサンで、ツイッター

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    vaivie 2014/09/18
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