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ブックマーク / mojix.org (14)

  • 「次(Next)」と「前(Previous)」というナビゲーションには何かスッキリしないものがある - モジログ

    ウェブサイトで連続的な複数のページがある場合、そのナビゲーションには 「次(Next)」 と 「前(Previous)」 が使われることが多いが、これにはいつも、何かスッキリしないものを感じている。 ブログに代表されるように、たいていの場合は「日時の降順」、つまり「新しい順」に並んでいることが多い。それを考えれば、 「次(Next)」 = もっと古いもの(過去) 「前(Previous)」 = もっと新しいもの(未来) となるのは明らかではある。 しかし、ウェブやブログを前提としない、普通の「時間感覚」でいえば、前方に未来があり、後方に過去があるので(注)、 「次(Next)」 = 未来(もっと新しいもの) 「前(Previous)」 = 過去(もっと古いもの) という連想も働かないわけではない。 つまり、まったく反対の意味が、オーバーラップして重なってしまうわけだ。 ここでは、意味やラベ

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    webmugi 2009/06/15
     時間以外のものでソートすれば。
  • HTML 5では「article」タグでページの「本文」が取れる - モジログ

    次世代HTMLの「HTML 5」について、そのウワサは以前から耳にしながらも、中身については知らなかった。 仕様や解説記事(末尾にまとめた)をいくつか流し読みしてみて、驚いた。これこそ、私の求めていたものだ。 私は以前より、Webページの「文」がどこからどこまでなのか、ソフトウェアで判定できる標準的な方法があればいいとずっと思っていた(「フィードをアイテム単位に区切れば、セマンティック・ウェブが一気に現実化する」)。HTML 5では、いくつか導入される新しい要素(タグ)の中に「article」というものがあり、これがまさに「記事」の範囲を示すものなのだ。 これさえあれば、プログラム的にWebページを取得して、その「article」タグの部分だけ抽出すれば「文」になる。あらゆるWebページにこの「article」タグが入ってくれば、もうフィードに頼る必要もなく、どんなページの「文」でも

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    webmugi 2008/08/11
     XHTMLのRole属性モジュールというのもあります。
  • 「フロントエンド・エンジニア」という呼び名のパワー - モジログ

    私の仕事は、Zope/PloneをベースとしたカスタムCMS(その顧客専用のコンテンツ管理システム)を開発するというもので、これは「Web開発」とか「サーバサイド開発」とか呼ばれるカテゴリに入る。 これに対して、HTMLCSSJavaScriptなどクライアントサイドの開発・コーディングを担当する人を、最近のWeb業界では「フロントエンドエンジニア」と呼ぶ場合があるようだ。これはなかなかいい呼び名だと思う。 一般的に「Webデザイナー」と呼ばれる人の仕事は、じつに幅広い。ビジュアル的に「デザイン」すること(どんなサイトにするかの「絵」を作ること)や、サイトの構造・ラベリング・ナビゲーションといった「情報アーキテクチャ」を決めること、そしてHTMLCSSJavaScriptといった技術によってそれらを実装することは、それぞれ異質な作業であり、別種のスキルが求められる。 最近はこうし

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    webmugi 2008/06/25
     名称についてはいろいろだろうけど,きれいに書ける技術が大事というのは痛感。
  • IT産業を呪縛する 「変われない日本」 - モジログ

    ITproの高橋信頼記者より、先日の私のエントリ(「雇用規制撤廃と減税で日経済は再生する」)を紹介したとの連絡をいただき、さっそく読んだ。 ITpro - 学生とIT業界トップの公開対談で胸を衝かれたこと---IT産業を呪縛する“変われない日” http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080530/305172/ ここしばらくIT系ブログやソーシャルブックマークなどで大きな話題になっていた、IPAX2008での対談イベント(関連記事は末尾を参照)をふりかえりつつ、そこにあらわれたIT業界の問題点が分析されている。 まず、IT業界のダメっぷりを示すこのエピソードが面白い。 <昔、「行き詰ったプロジェクトを立て直す」というテーマで取材したときに、ある大手システム・インテグレータで聞いた話だ。そのインテグレータで、火を噴いたあるプロジェクト

  • Zopeジャンキー日記 : ネットにも「編集」が必要な理由

  • Zopeジャンキー日記 :規格外の東大名誉教授、西村肇

    Rauru Blogの「確かに、まず日語ではあるが」に引用されていた、以下の言葉にピンとくるものがあった。 <したがって結論として言えば、私は単純に日語をロジカルにしようとする努力には疑問を感ずる。日語の目的はロジカルな対話とか議論による決着にあるのではなくもっと別のところにあるのだろう。それは比較的均質な人間集団がまとまって行動するために「雰囲気」を作るコトバとして発達したのであろう。上下関係と対面を気にし、しかも嫉妬心が強い社会の中で上下に自己実現をはかるためには欠かせない表現手段だと思う。それはそれで非常に大事なことではないか。ロジカルな表現で議論する必要があるなら、それに適したコトバでやるほうがよい。英語でやるほうがよい。日人同士でも。これからは、それができる教育が必要だと思う。そしてその影響が自然に日語にもおよんで来るというのが、実際的な解決だと思う>。 私も、日語は

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    webmugi 2006/02/06
  • 知名度はバブルになりやすく、ロングテールにこそたくさんの実力者が埋もれている - モジログ

    西村肇の発見は、私にとって特別な「固有名詞」の発見だ。 その人を発見して、文章を読み込んでいってこれほど興奮したのは、 おそらく梅棹忠夫とか、甲田光雄以来だと思う。 西村肇にしても、梅棹忠夫、甲田光雄にしても、もう老人といっていい年齢だ。 こういうすごい人の存在を知らずに私は過ごしてきたかと思うと、情けなくなる。 まさしく「ヘタな考え、休むに似たり」だ。 そして、私が知らないすごい人はまだまだたくさんいるに違いない。 日だけでなく、当然海外にもいるだろうし、 すでに死んでしまった歴史上の人まで入れれば、それこそ無数にいる。 しかしむずかしいのは、こういう特別な「固有名詞」との出会いは、 「属性」的なフィルタリング、効率のいい発見の方法がないという点だ。 とにかくその人の書いたものを直接読むしかない。 西村肇は東大、梅棹忠夫は京大、甲田光雄は阪大を出たかもしれないが、 西村肇、梅棹忠夫、甲

  • 大藤幹 『世界の「最先端」事例に学ぶ CSSプロフェッショナル・スタイル』 - モジログ

    MYCOM BOOKS - 大藤幹 『世界の「最先端」事例に学ぶ CSSプロフェッショナル・スタイル』 http://book.mycom.co.jp/book/4-8399-1907-0/4-8399-1907-0.shtml 『Web Designing』誌に連載されている、大藤幹氏のCSS記事をまとめた。 これは早くになってほしいと以前から思っていたが、になってみれば、連載に加えて特集記事などのオマケもついて、予想以上に充実した素晴らしい内容になっている。 この連載(書)がいいのは、CSSの文法を教科書的に解説するのではなく、CSS界で名高いトップデザイナーが作ったサイトを題材に、そのCSSコードを実際に解析して、詳しく解説している点だ。 プログラミングでも、語学でもそうだが、文法を解説することが主眼の教科書は、「This is a pen」式の味気ない例文で学ばされることが

  • 価格はすでに競争力の要因にはならない気がする - モジログ

    世の中で売っているモノやサービスの価格は、どのように決まっているのだろうか。 価格というものは、「需要と供給が一致するところで決まる」というのが、 経済学のセオリーだろうと私は考えていた。 しかしあらためて考えてみれば、これは長期的に価格が決定していくメカニズムにはなりえても、 まず売り手が最初に価格をつけるときの「心理的根拠」にはならないように思う。 売り手が最初に価格をつけるときの根拠は、おもに次の3つくらいがありそうだ。 1 要するコストにいくらか利益を上乗せした値づけ 2 売り手が「これはこのくらい価値があるだろう」という値づけ 3 大体の相場による値づけ そして、このどれかの方法で値づけし、じっさいに市場に投入すれば、 それが飛ぶように売れたり、まったく売れなかったりする。 その売れ行きを見て、価格が高すぎると思った場合は、調整するかもしれない。 市場で売れるか、売れないかという

  • パーマネントリンクでは何がパーマネントなのか - モジログ

    ブログを成立させているのは、なんといってもパーマネントリンクだろう。 パーマネントリンクとは、エントリ(ブログの1つの記事)に対して与えられたURLだ。 これは基的に変化しないもので、そのURLでいつもその記事が見られる。 「permanent (永久の)」という名前は、その記事のURLが変化しないことから来ているのだろう。 しかしここで変化しないのは、URLだけではない。 例えばウィキペディアのページを考えてみる。 ウィキペディアの「ライブドア」というページは、固定したURLを与えられているが、その内容は刻々と変わっていく。 「ライブドア」というトピック用のページではあるが、内容は変わるのだ。 あるURLをもつページの内容が変わりうるというのは、 ウィキに限らず、ブログ以外の一般のウェブページでも同じだ。 ブログのパーマネントリンクでは、その記事のURLが変わらないだけでなく、 その記

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    webmugi 2006/01/26
  • 群集がいつも賢いとは限らない 「Wisdom of Crowds」の成立条件 - モジログ

    O'ReillyのエディターがDiggのCSSをパクったという疑いで、Diggで糾弾されるという事件が先ごろ起きた。 Digg - O'Reilly writer Steve Mallett has stolen digg's code http://digg.com/security/O_Reilly_writer_Steve_Mallett_has_stolen_digg_s_code これに対して、まもなくO'Reilly側から説明が出た。 O'Reilly Radar - Digging The Madness of Crowds http://radar.oreilly.com/archives/2006/01/digging_the_madness_of_crowds_1.html 実情は、直接パクったわけではなく、彼が使っていたツールの元を辿っていくと、DiggのCSSに行き

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    webmugi 2006/01/14
     「Wisdom of Crowds」が成立するための条件。「information cascade」と「独立性」
  • Zopeジャンキー日記 :なぜネットではディレクトリが敗れ、サーチとタグが勝利するのか

    「なまえとタイトル」の最後のほう、「対象が多すぎると、タイトル的な名前は機能しない」という項で、私は次のように書いた。 <「ファイル名はなくてもいいかもしれない」という話が出てくるのも、まさにこの状況だ。ファイルが多すぎて、どこにあるかわからなくなるような状況では、ファイル名の「説明」機能がそもそも果たせない。 そしてこれこそが、インターネットにおいてサーチやタグが浮上してきた理由なのだ。 これは重要なトピックなので、あらためて別エントリで書きたい>。 このエントリは、この話の続きだ。 ■インターネットという、「対象が多すぎる」世界 「対象が多すぎる」とは、この場合、「全部のタイトルをざっと眺める」ことすらできないくらい、対象が多い状況を指す。 インターネットが、この「対象が多すぎる」世界であることに疑問の余地はないだろう。 仮に、ネット上にある全ページのタイトルがどこかに列挙されていると

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    webmugi 2006/01/05
     ディレクトリ:作る側の視点に依存。タグ:使う側の視点に立つ
  • なまえとタイトル - モジログ

    先日の「ファイル名はなくてもいいかもしれない」に対して、とても面白い反応があった。 :: H & A :: blog - 名前はどうなる? http://handa.ifdef.jp/2005/12/blog-post_113444397227420408.html 伊藤ガビンさんの「先見日記 Insight Diaries : 名刺には名前が書いてあります」と、 私の「ファイル名はなくてもいいかもしれない」を並べて、このように書かれている。 <まずは会社名と名前とEメールアドレスだけが書かれることになりそうな伊藤ガビンさんの名刺を想像してみたら、なんだかやたらとカッコよくなりそうな気がします。メディアの先端にいる人たちにとって、自分を示すために必要な情報がとても少なくなっていることが良く分かります。 極端なことをいえば、自分のことをウェブで検索してもらう糸口さえ示せばいいのだから、名前だ

  • Zopeジャンキー日記 :ブログはフロー、Wikiはストック

    Goodpic.com : BlogとWikiの違いと、無意識に気づくこと http://www.goodpic.com/mt/archives2/2005/06/blogwiki.html で、Wikiとブログの違いについて、<Wikiは情報の整理。Blogは考えの整理>と書かれている。 ふだんWikiとブログを両方使っている人ならば、その「感じ」の違いを、身体で知っているはずだ。 ブログとWikiの違いを私なりに、キャッチフレーズふうに表現してみると、こんな感じになる。 「ブログはフロー、Wikiはストック」 「ブログは自分、Wikiは世界」 「ブログは時間、Wikiは空間」 「ブログは流れ、Wikiは構造」 「ブログは微分、Wikiは積分」 「ブログは変化、Wikiは全体」 「ブログは印象、Wikiは知識」 「ブログはPL(損益計算書)、WikiはBS(バランスシート、貸借対照表)」

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