私にとっては小塚フォントは、本文として使うにはちょっとクセがありすぎるフォントです。 そこで、Adobe CSに登録ユーザーへのプレミアムとして配布されていた「りょう」を使うと、いい感じだよね、と多用しています。 Adobe CS4:「りょう」フォントは、オプションでインストール可能 - DTP Transitのエントリーで、「りょう」フォントは、オプションでインストール可能になったと書きましたが、ふと気づいたところ、以前配布されていた「りょう」と、オプションインストールで入る「りょうPlusN」はなにげにデザインが異なるのです。 ▲このように並べてみると、そんなに違うがないような感じもしますが、重ねてみると違いがわかります。以前の「りょう」の方は、縦線・横線はより水平線に近く、最近の「りょう」はくねっとしています。 ▲拗促音の「ュ」が顕著。 ▲このように組んでみると、少し印象が異なります
7月18日に花園大学拈花館*1で開催された「第3回ワークショップ: 文字」の公式レポートが公開されています。 「第3回ワークショップ: 文字 ―新常用漢字表を問う Part 2― 兼「文字研究会」(仮称)設立準備会」レポート ぼく自身の発表については、先日のエントリで配布資料を公開しましたが、ここでは個々の発表について、簡にして要を得たまとめをしてくれています。もろさん、グッジョブ! 個人的には高田さんと、もろさんのご発表が非常に参考になりました。とくにもろさんの発表は考えさせられました。じつは「字体」という考え方はそんなに安定的なものではないのです。 漢字の字体について、もっとも早いまとまった文献は、おそらく当用漢字字体表です。そしてそれを継承・発展したのが常用漢字表です。しかしそこでの考え方を突き詰めていくと、いくつか抜けているところがあります。「ここで言う〈字体〉と、ここで言う〈字体
Top > 漢字処理研究室 > 「第3回ワークショップ: 文字 ―新常用漢字表を問う Part 2― 兼「文字研究会」(仮称)設立準備会」レポート 2009年7月18日、花園大学・拈花館202教室で開催されました 「第3回ワークショップ: 文字 ―新常用漢字表を問う Part 2― 兼「文字研究会」(仮称)設立準備会」は、 おかげさまで無事終了しました。 発表者、参加者の皆様に感謝申し上げます。以下、簡単なレポートを掲載します(文責: 師茂樹)。 各発表の要旨 當山日出夫「開会挨拶 WS文字から文字研究会へ」 新常用漢字の問題がきっかけとなって、ブログを中心に文字に関心がある人々のゆるやかなコミュニケーションの場が形成されてきたことをうけて、 昨年の「ワークショップ: 文字 ―(新)常用漢字を問う―」、 2回目の「ワークショップ: 文字 ―文字の規範―」を開催し、 多くの参加者を得た。 そ
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