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2011年5月16日のブックマーク (3件)

  • 点はつくの、つかないの? - 苑蜩的領域

    ★ スマホでも黒画面・白文字で読みたい方は、 ★ 移転先へどうぞ。 「点がつくのかつかないのか、よく分かんないのよ」 最近、漢字検定の問題集に取り組んでいる母が、そうこぼした。 字の右肩に点を書く「博、薄、簿」などと、点を書かない「専」などとで、点の要不要の区別がつかないというのだ。 母は中元や歳暮の礼状は必ず手書きではがきを出す人だから、メールが当たり前になった昨今でも、けっこう字を書いているはず。 不思議に思って「これまではどうしてたの?」とたずねると、「どれに点がいるのか分からなかったから、ずっと点は書かないできた」。 「いらない字に間違って点がついてると目立つけど、点がなきゃいけない字に点を書かなくても、なぜか特に目立たないのよね」 ……なんちゅう消極的な。 そこで、「とりあえず“点をつけま専”って覚えたら?」と提案した。 日常で書く手紙や漢字検定の3級や準2級あたりで出てくるのは

    点はつくの、つかないの? - 苑蜩的領域
  • IPA明朝Ver.003.03の「熱」 | yasuokaの日記 | スラド

    『新しい常用漢字と人名用漢字』(三省堂、2011年3月)の読者から、5月10日に公開されたIPA明朝Ver.003.03のデザインは、当に常用漢字表と同一なのか、という御質問があった。それはIPAに尋ねるべきだと思うのだが、結論から言うと微妙に違う。違いがはっきりわかるのが「熱」で、常用漢字表では右上の「丸」の横画が左側を切ってあるのに対し、IPA明朝Ver.003.03ではくっついたままだ。他には、「暴」の10画目のハライの太さがかなり違うし、「次」の2画目のハネアゲ先も微妙に異なる。 ちなみに、私(安岡孝一)が『新しい常用漢字と人名用漢字』の「付録 新しい常用漢字一覧」の印刷に使ったのは、IPAex明朝Ver.001.03の方だ。ただし、IPAex明朝Ver.001.03に関しても「熱」の問題はあって、実際「付録 新しい常用漢字一覧」では「丸」の横画がくっついているのだが、この大きさ

  • 文字の符号化と復号の関心の違い - yanok.net

    2つ前の記事を読んで、文字の符号化と復号への関心のあり方がどう違うのか、疑問に思った方もあるかもしれません。プログラミング系の人から見れば、文字にフォーカスしているという点ではあまり変わりないように見えるだろうからです。しかしここには結構大きな違いがある。 文字の符号化というのは、具体的な字形の違いにかかわらず、「同じ文字」と認定することが必要になります。物事を符号で表すというのは大体そういうことです。例えば、天気を符号で表すとき、個別具体的な空の様子というのは日々刻々異なるものですが、雲量が2以上8以下だったら一律に「晴れ」という符号で表す、といった風に、一種の捨象が行われるわけです。文字を符号化するときも、少しの形の違いは捨象して、同じ文字と認められるものに同一の符号を振ります。 一方、文字を出力する方に興味が向いている人というのは、どんな形に字形を出力するかを気にするものです。このと