漢検に出題される熟字訓と当て字 漢検の試験では、4級から1級までの各級で熟字訓と当て字が出題されます。 「熟字訓」とは、漢字1字づつを音・訓では読まずまとめて訓読みする熟語です。もともとは和語(日本語)であったものを、その意味を持つ漢字で書き表しています。 例.小豆(あずき)、明日(あす)、為替(かわせ)、従姉妹(いとこ)、黄昏(たそがれ)、海女(あま) 小という漢字は「あ」とは読みませんし、豆という漢字は「ずき」とは読みませんね。ただ、「あずき」という言葉は「小さい豆」の意味がありますから、その意味を成す漢字をそのまま用いています。 一方「当て字」とは、漢字の意味とは関係なく日本語に漢字の音・訓を当てた熟語です。また、外来語に音・訓または意味をもって漢字を当てた熟語も当て字となります。 例.矢鱈(やたら)、十露盤(そろばん)、亜米利加(アメリカ)、倶楽部(クラブ)、燐寸(マッチ)、麦酒(
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