ビューワよければすべてよし――とまではいわないものの、電子書籍の読書体験を語る上でビューワのできは重要な要素。Androidでのビューワ比較が好評だったため、iOS(iPad mini)でも主要な電子書店のビューワの違いを徹底比較してみた。 電子書店を個別に深掘りした特集「これでもう迷わない、電子書店完全ガイド」とは別に、複数の主要な電子書店を「ビューワの読みやすさ」という観点で横断的に比較した「文字編:こんなに違う――Nexus 7で主要電子書店のビューワを比較」と「画像編:こんなに違う――Nexus 7で主要電子書店のビューワを比較」をお届けした。過去2回の記事で、著者の勘違いによる誤った記述が何カ所かあったことを、改めてお詫びしたい。それぞれの記事中で追記・修正をしてあるのでご参照頂きたい。 おかげさまで非常に多くの方に読んで頂き好評のようだが、同時に「iPad miniでも比較をし
明日発売予定の新しいiPadは、Retinaディスプレイになります。 iPhone 4から採用したこのディスプレイの解像度は326ppi(iPadは264ppi)。「えっ?印刷物!?」って感じですよね。iPhone 4をお使いになった方はわかると思いますが、iPhoneのSafariで(iPhone用に最適化されていない)フルサイズの画面を見ても小さい文字が読めてしまいます。 重くなったし、性能が上がっただけじゃん、って声もあるけど、iPadのRetinaディスプレイ化は大きなブレイクスルーになると考えています。 アップル - iPhone 4S - あらゆるものを鮮やかに映し出すRetinaディスプレイ。 アップル -- 新しいiPad -- 画期的な機能とともに、画期的に進化しました。 最近、書籍のチェックをiPad+GoodReaderで行っているのですが、これまで細かいところは拡大
"iPad"向け"ePub"変換作業では、相変わらず"文字列の水平配置"で"ハック"が要? ...... 別に締め切りがある作業ではないので、"Webページ" を、"iPad" 向けに "ePub 編集・変換" するという作業は、暇をみて進めるというかたちとなっている。 終盤の調整作業であることには違いないのだが、最後まで積み残してしまっているのが、"文字列の水平配置" に関する "不具合" 調整である。 平たく言えば、見出しなどの "センタリング" が思い通りになっていない点の修正なのである。 もちろん、"ePub editor Sigil" 上でのスクリプト記述に問題はなく、"Book View" での表示も意図した通りとなっている。つまり、ここで取り上げている "不具合" とは、スクリプトに関するミスではなくて、"iPad" がスクリプト記述("CSS" 記述を含む)を額面通りに反映
電子ブックのブックデザインや装丁をテーマにした話題にはあまり遭遇しないが(ないわけでもないが)、ブックデザインやグラフィックデザインを生業とするものなら、必ずや「電子ブックに相応しいデザイン」とはどんなものであるべきかを考えているはずだ。その中でも「文字組の美しさ」はすべてのデザイナーに共通するもっとも基本的な課題であるはずで、それはインタラクティブであるかどうかの、以前の話だろうと思う。 最終形態が紙であろうが、液晶画面であろうが、デバイスのシステムにインストールされている書体のみで良い、などと、少なくともデザイナーであればそのような考えは持たないだろう。残念ながら現状のどの「電子ブックリーダー」でも、日本語書体をいろいろと選択できるといったレベルにはないが、それでもiPadにインストールされているヒラギノゴシックとヒラギノ明朝は美しい書体だからまだ救われている。 ただ考え方として電子ブ
iPadの次期モデル「iPad 2 (仮称)」は現行モデルよりも高解像度となり、画素数が4倍になるとの情報があるようです。[source: AppleInsider ] 元記事では、先日開発者向けに公開された「iOS 4.3ベータ」に、現行のiPad用とその4倍の画素数を持つ画像が含まれているとの報告があったとしています。 よって、iPadの次期モデルでは、タテ・ヨコのピクセルがそれぞれ2倍、画素数にして4倍の高解像度ディスプレイを搭載していることが予想されます。 同様の高解像度化はiPhoneで既に行われており、iPhone 3GSの480×320(163ppi)から、iPhone 4の960×640(326ppi)へと変更されています(ppi=pixel per inch)。 仮に今回の情報が正しく、iPadのスクリーンサイズに変更がないとすると、解像度は1024×768(132ppi
iPhone や iPod touch の画面を回転させる iPhone や iPod touch の画面を回転させて、アプリを縦向きや横向きで表示できます。iPhone や iPod touch の画面を回転させる方法や、この機能が働かない場合の対処法をご案内します。 ホームボタンのない iPhone の画面を回転させる 画面の右上隅から下にスワイプして、コントロールセンターを開きます。 「画面縦向きのロック」ボタン をタップし、オフになっていることを確かめます。 iPhone を横向きにします。 上記の手順を行っても画面が回転しない場合は、Safari やメッセージアプリなど、横向きで表示できることがわかっている別のアプリを使ってみてください。 iPad の画面を回転させる方法については、こちらの記事を参照してください。 ホームボタン搭載モデルの iPhone や iPod touch
紙の雑誌向けデータをPDF化してiPad上で読めるようにしたコンテンツは多い。ただし、元々紙を前提にデザインされた雑誌は、当たり前だが紙で読むのがもっとも適している。そんななか、毎日新聞社が発売したiPad専用写真誌の「photoJ.」(フォトジェイドット)がiPadユーザーの間で話題だ。このphotoJ.の制作・デザインを手掛けるクロスデザインの代表取締役である黒須 信宏氏にiPad向け雑誌の制作や紙の雑誌との違いなどについて聞いた。(聞き手は大谷 晃司=日経NETWORK) photoJ.の制作環境を教えてください。 (米国の雑誌である)TimeのiPad版と同じシステムで作っています。オランダのWoodWing社が開発した(米Adobe SystemsのDTPソフトである)InDesignのワークフローを効率化しコンテンツを管理するためのシステムです。このシステムにInDesignの
『iAnnotate PDF - 注釈』 バージョン:1.1.2 App Store価格:1200円 (バージョンと価格は記事掲載時のものです) 筆者のお仕事は原稿を書くこと。なので、内容に誤りがないか、事前に誌面の状態で確認(以下、校正)させてもらう。 これまでは、なぜか「校正はPCで見る!」って思い込んでいたけど、『iAnnotate PDF - 注釈』(以下、iAnnotate)に触れて、そんな考えが一変! 今、すべての校正はiPadだけでやるようになったほどだ! 今時の校正は、ほぼ100パーセント、PDFで渡される。iAnnotateの素晴らしいところは、PDFのどこをどう修正してほしいかを、直感的に書き込めるところ。 筆者の場合、一番よく利用するのが手書きのコメント。細々とした修正依頼を手書きすることも多いんだけど、そんなときはPDFをピンチインで思いっきり拡大して書くことができ
デジタル機器やウェブに振り回されて、人類は考えることをやめてしまった──テクノロジー担当記者が嘆くIT社会の愚かな現実 iPodやiPadをはじめとするデジタル機器のせいで「情報は人々に力を与えたり人々を(抑圧から)解放する道具ではなく、気分転換や気晴らし、娯楽の道具になった」。 5月9日にハンプトン大学(バージニア州)の卒業式に列席したバラク・オバマ大統領のこんなスピーチが、熱い議論を巻き起こしている。 オバマといえば、携帯情報端末ブラックベリーを愛用するテクノロジー大好き人間だったはず。それだけに、そんなクールなイメージをぶち壊す発言に批判が集まっている。 こんなことは言いたくないが、オバマの指摘はもっともだ。私なら、フェースブックやツイッターなどのサイトも「気晴らし」リストに入れる。さらに、デジタル機器は「人々を解放する」どころか、人間を奴隷化しているだけだと思う。ITジャーナリスト
佐々木俊尚さんのつぶやきでスタジオジブリが発行している「熱風」という小冊子の7月号がiPadの特集をしていて掲載されている宮崎駿監督のインタビュー記事が強烈とのことだったので入手してみました。 この原稿は編集部が行ったインタビューをもとに宮崎監督が、質問を含め、あらたに書き起こしたとのことで、全体としてiナントカについて批判的な意見の連続なわけですが、ただこちらの文章、ここで宮崎監督がiPadの事を理解していないとかそういう事ではなく、この質問内容に対して宮崎監督ならまさにこう答えるだろう…と思うものばかりです。 英語の読み書きや、楽譜の読み書きを覚える事について、それが幼い頃に行った訓練で身についている人からみると、さまざまな教材に手を出しながら相当な出費を繰り返しているのに、本質的な訓練を怠っている例が沢山あり、 例えばiPadにもTabToolkitなる楽譜ビューワーと呼ばれる素晴ら
iPadを見た。 買うことになるだろう。 わかっている。どうせ買うのだ。それもたぶん一週間以内に。三日か五日の間買わずに我慢するのは、自分に対する言い訳に過ぎない。あるいは手続きみたいなものだ。よく頑張ったぞオレ、とそう自分に言い聞かせながら、でも結局買う。いつもそうなのだ。セルフおあずけストラテジー。デジタルマゾヒストのティピカルな行動パターンのひとつだ。 見せてくれた編集者氏は、ほとんどアップルのセールスマンだった。それほど全力で私にiPadの魅力をアピールした。 「で、ここをこうするとほらフォトフレームになるわけです」 「……うう……」 「動画も見られますよ」 「……うう……あ……」 「ね。なかなかの画質でしょ?」 「…………」 それにしても、こういうブツをいち早く手に入れた人間は、なにゆえに必ずや布教活動を展開することになるのであろうか。あまた生まれいずる市井のペテロたち。その無償
以前、このような(↓)自炊(=本を自前で電子化)PDF に関するエントリーを書いてみたのですが... -電子化した本に最適!Adobe Acrobat の PDF 圧縮が予想外に便利すぎて鼻血が出たwww -iPadに本を電子化して持ち歩く!PDFのファイルサイズを3分の1にまで小さくする方法 | nanapi[ナナピ] たしかに PDF のファイルサイズは小さくなって、その分多くの本を iPad で持ち歩けるようにはなりましたが、 なにせ 表示が遅い。遅すぎる(↓) で、これは「どげんかせんといかん」と思い、あれやこれや試した結果、 Adobe Acrobat 9 の「ClearScan」機能で OCR テキスト認識すれば OK << という解決策を見つけましたので、報告します。 *1. テキストが多くて、版の大きい本の表示が遅い 表示が遅いといっても、すべての本の表示が遅いのではなく、
iPad向けにPDF/マンガリーダーCloudReadersを発表してから、いままで直に付き合いがなかった出版業界の人たちからちょくちょくコンタクトをいただくようになった。その中で良くある質問の一つが、「iPad向けに最適化したPDFファイルの作り方」。そこで今日は、そのあたりのノウハウをまとめて書いてみる。 まもなく日本でも発売されようとしているiPadは色々な意味で画期的なデバイスだが、あくまで位置づけはモバイル・コンピューターであり、パソコンではない。画面も大きく、CPUも高速になったとは言え、搭載するメモリ(RAM)の量はiPhone 3GSと同じだ。 そのため、メモリがふんだんにあるパソコン用に作ったPDFファイルを読もうとすると、メモリ不足でアプリが落ちたり、極端に遅くなったりしてしまう。アプリを作る側もいろいろと対応はしてはいるが(参照)、やはり快適にiPad上でPDFファル
元コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! さて今日は、昨日イントロダクション的に書いたことの中身にいよいよ踏み込んでいくよ。けっこう重要な話だからよく聞いてね、いや読んでね。 とにかくiPadを買って、調子に乗って1万円分ぐらいアプリをダウンロードしてどんどん見てみた。いろんなもん使ってみたので追い追い書くとして、電子書籍についてまずは書いていく。 さてひと口に電子書籍と言ってもいろんなタイプがある。テキスト中心の電子書籍、マンガを電子化した電子コミック、電子新聞、電子雑誌、そして電子絵本。この5つの分類は、まつもとあつし(@a_matsumoto)さんという方がASCII.jpで連載されている中の"電子書籍三原則とフォーマットを整理する"の回で提示されたものから引用している。この連載では"個人電子出版の可能性”の回で
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