‘22年3月4日(金) 米南部フロリダ州で開かれた 「保守政治行動会議」(CPAC)の 会場で先週末、 欧州連合(EU)欧州議会の 議員の一人と知り合った。 アンゲル・ジャンバスキ氏(42)。 ブルガリア選出で保守系会派に 属している。その彼が 「ロシアと戦うために ウクライナへ行く」という。 同国で暮らすブルガリア系住民 約50万人を「助けなくては」との 思いからだ。 同氏は弁護士資格を持つ 元ボクサーで、 ヘビー級元世界王者として知られる ウクライナ首都キエフの ビタリ・クリチコ市長とは旧知の仲。 ロシアの侵攻を受けて 苦境に立つ同市長から助けを 求められたことも背中を押した。 自ら武器を取るつもりだという。 彼の行動に賛否があるのは 間違いない。その場にいた 同じ会派の同僚議員さえ 「本気か」と目を丸くしていた。 EUの公職にある人物が域外の 戦場に入れば、予想外の事態に 発展する恐