‘22年6月17日(金) 今年の箱根駅伝13位で 3年ぶりにシード権(10位以内)を 逃した早大は 相楽豊監督(42)が退任し、 6月1日付で 花田勝彦新監督(51)が就任した。 新指揮官はスポーツ報知の インタビューに応じ、名門復活の キーワードとして「温故知新」を 挙げた。 現役時代は箱根駅伝で優勝し、 五輪に2度出場。 指導者としては上武大、 GMOインターネットグループを 率いるなど経験豊富なOBが、 早大を「箱根への道」、そして 「世界への道」に導く。 1991年1月2日。 第67回箱根駅伝往路の 戸塚中継所。 「櫛部! 櫛部!」と叫ぶ 花田監督の姿をはっきりと 覚えている。 * * * その大会で早大は 「三羽がらす」と呼ばれた 強力ルーキーを 1~3区に並べた。 1区の武井隆次氏が 区間新記録でトップ。 2区の櫛部静二・現城西大 監督も中盤まで ハイペースで飛ばし、独走した。