‘24年3月23日(土) リオのカーニバルで知られる ブラジル第2の都市・ リオデジャネイロの砂浜を 埋め尽くしているのは、膨大な 数のビーチパラソル。 隙間はほとんどない。 プールも芋の子を洗うような 混雑ぶりだ。 これらの事態を招いたのは、 観測史上一番の熱波。 ブラジルでは、記録的な暑さが、 2023年から続いている。 現地報道によると、 リオデジャネイロ市の 気象警報システムが、市の西部で 3月17日9時55分に 体感温度62.3度を観測。 2014年の観測開始以降、最高を 記録した。 この異次元の暑さを和らげようと、 市内のビーチには人々が殺到。 全長4kmにわたる白い弓形の砂浜で 知られるコパカバーナには、 足の踏み場もないほど ビーチパラソルが並んだ。 この高温で水不足も深刻化している。 住民は、 「毎日シャワーを浴びるための水がない。 飲み水さえ十分にない日もある」と 嘆く